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名作の普遍性を阻むもの
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ジイドのような求道的作家
そこでの明らかな倫理の探究より

例えば
あのような描き方をしながらも
実は求道性の高い作品群をもつフロベール

或いは、モーパッサン“ベラミ”が如く
空っぽの人間を描きながら
社会を見事に捉えているといったような作品
こうした手法の方が
現代の私たちに響くものがあるのやもしれません。

一方で
芸術的側面から神性とも云える根源的なものを探究した
アンドレマルロー
そしてマルタンデュガール
ロマンロランら
消えゆく求道的大河小説の系譜

ドストエフスキーでさえ
「悪霊」や「罪と罰」は選ばれても
「カラマーゾフ」は外され

またプルーストは残るといったような。

あるべき文学の普遍性を阻むその理由が
作品側にあるのか
或いは私たちの精神性にあるものなのか

個人的には後者であろうと感じてなりません。
































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【 2021/04/09 10:14 】

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ドイツ文学の域
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ドイツ文学というのは
やはり凄いナって思います。

キリスト教的座標にギリシアローマ文化を流し込んだ
ダンテの”神曲”から
ギリシアローマの世界観にキリスト教概念を差し出した
ゲーテの”ファウスト”
キリスト教自体を転倒させた
ニーチェの”ツァラトストラはかく語りき”
それにキリスト教と闘う印欧神話
トーマスマンの”ファウストゥス博士”
これで
ヨーロッパ文明論、成立してしまいそうです笑








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【 2021/03/29 13:07 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
相互補完という名の完璧
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読後納得感のあるトルストイ
一方で
悉く未消化な印象が拭えない
ドストエフスキー
私の中では、ふたり補完し合って
良い感じに愉しませて戴いています。












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【 2021/03/24 11:34 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
春の聲
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桜便りが届くうららかな季節になりましたね。

先日は東京で開花宣言があり
横浜も続きました。

東京の桜の標本木が靖国神社の櫻の樹というのは
よく知られているようですが
横浜のそれは
中区にある元町公園の桜なのだそうです。

通勤時に潜る桜の樹です結え
改めまして
可愛らしい小さな小さな蕾たちに
ささやかな期待をかけてしまいました。











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【 2021/03/19 09:32 】

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The most basic of basics
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サミュエル・リチャードソンの”クラリッサ”
あの世界観
その退屈感笑

ですが
その味わい深さを私は愛するのです。

かのラクロが”危険な関係”のなかで
トゥールベル法院長婦人に読ませていることでも
その偉大さ
わかって戴けるのかと。

書簡体小説の基本中の基本でしょうか。























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【 2021/03/18 10:47 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
翻訳の限界
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詩は、翻訳では理解できないかと・・・。

せめてパラレルテクスト
最低限の譲歩です涙

















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【 2021/03/17 10:08 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
文学的キャノンへの懐疑
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日本では、ラテン文学の評価は低めですけれど
ヨーロッパではひとつの規範であって

ヨーロッパ文学の起源を辿るなら
十字軍の遠征によって
アラビアから輸入されたという”騎士道”
延いては”恋愛”に行き着くわけで・・・
もっと言えば
インドのタミル文化には
五七五なる短詩文学が既にありますし
そこでは恋愛詩さえ記録されていたという文献もあります。

フランスのファブリオーも
インド起源という説もあるなか
私たちがもつ文学的キャノンに
どこまで有意性があるものかと
考えさせられる一側面がここにはあります。





















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【 2021/03/16 11:59 】

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記憶と音楽


心理学の分野で
人の記憶が均一ではないという研究結果がありますけれど

その理由としての
”初めての体験は、自己定義に繋がりやすいので
10〜20代までの自伝的記憶がより強い”
というのは、理論的にも体験的にも理解しやすくはあります。

よって、音楽と記憶との関連性について
被験者が思春期だった時期にヒットした音楽も
より多くの自伝的記憶と関連しているため
親しみやすいと評価される、

この傾向は被験者の年齢にかかわらず
全体的に見られたそうで
取り分け被験者が14歳頃にヒットした音楽が
最も多くの自伝的記憶を呼び起こすとのこと。

曲の好嫌に着目すると
40歳以上では
思春期の頃に流行した曲を好む傾向が見られたものの
18~40歳の人々は同じ傾向を示さなかったそうで
思春期の頃に流行した曲よりも
生まれる前に流行した曲を好む被験者もいたとか。
これは
たとえその曲が好きでなくても、
思春期の頃に流行した曲が自伝的記憶と密接に絡みつく
という可能性を示唆しているようですが
こちらも思い当たる節はありますして・・・
思春期には学生生活や友との交流
入学、卒業といった記憶に残りやすい行事が多いため、
その時期に聞いた曲を記憶と結びつけやすい可能性があると
研究チームは結論付けていました。

”ホテル・カリフォルニア””恋のサバイバル””ビリー・ジーン”などの
所謂名曲が世代を超えて愛されているというお話も興味深かったです。
1970年代後半~1980年代初め頃は
音楽的に全盛という感もあるのでしょうか。































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【 2021/03/11 09:57 】

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【 2021/02/19 09:38 】

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懸垂分詞構文の綾


熟語表現でない限り
懸垂分詞構文って非文なんですよね
文法的には誤りです結え。

なんですけれど
小説には結構な頻度で多用されています。
ですが
避けた方が良い場合が少なくないんですよね。
こんな最中だからこそ痛感しています。


















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【 2021/02/16 10:22 】

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炬燵にみかん♪


丸ビルや新丸ビルにブランドショップの路面店が並ぶ
丸の内のメインストリート

夏は美しい街路樹の緑のもとアーバンテラスでのひと時も気持ちの良いエリアですが
この季節はイルミネーションが華やぎを添えているようです。

そんな中こちら

炬燵にみかん的なデイスプレイアレンジに思わず足を止めてしまいました。

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【 2021/02/15 01:07 】

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和製漢字~畑


広義に漢字と呼ばれるものの中には
和製漢字(国字)も含まれているんですよね。

万葉集や源氏物語などを紐解くと
その成り立ちがよくわかります。

臙脂に染まりゆく地平線に抱かれ
寒空の下でも青々と息衝く”畑”の緑を眺めながら
古のことばに想いを馳せていました。






















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【 2021/02/09 09:29 】

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人生への信頼~ヒューム


コロナ禍で社会が一変したといっても良いほど
未曾有の経験を余儀なくされている私たちですが
そんな今こそ
”既存への懐疑と人生への信頼”を説いたヒュームに
学んだ季節はなかったと思っています。

紗希









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【 2020/12/31 20:31 】

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I wish you a merry Christmas✨
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【 2020/12/24 18:58 】

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めぐりあい~Jupiter*Saturn


(地球から見える方向性が同じになるため))
南西の空に
木星と土星が列んで輝く情景が浮かぶという今日の夕暮れ後。

想像するに
天体望遠鏡で観た木星に因むガリレオ衛星的な?


2時間程度で西の地平線へ沈んでしまうようですので
(約20年周期で接近するとは聞いていたのですが
これほど近くみえるのはなんと1623年パリ条約の年以来で
次回は2080年らしく)
最早、雲の存在さえ憂いてしまうほど笑

木星はもちろん、土星も比較的見えやすい惑星ですし
期待は高まります♪









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【 2020/12/21 11:18 】

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