芥川から川端~暮らしを彩る美〜自然と藝術~陽光と幽光~末期の目


太古よりの大自然
命の儚さ
悠久へ募る想い。

日本古来の静謐な美を湛える
生を、
自然を、
こころを、
繊細にして優美な文章で
紡ぎ出していった川端。
その暮しは
文字通り国宝級の美(術品)に囲まれた
美しき空間にあったという。

掛軸や、彫刻
其処に息衝く陽光、幽光。
そして例えば、魯山人の湯呑を日常遣いにすると
いったような。

美とは、日々の生活に根付いてこその
美なのかもしれません。
少なくとも私は、そう信じて疑わない…


       *


寂しさ
哀しさ
静かさ
優しさ
嫋やかさ…
いずれにも
美は似ています。

想いを致すのは此処
美は、
味わい尽くさねばなりません結え・・・。

       *

そして

美を見つめる眼差し。

”自然が美しいのは
末期の目に映るから”
そんな芥川の遺書を引用した
川端のノーベル賞受賞講演。

病弱であった青年期に
天涯孤独の身となり
両親の記憶さえ持たない
孤独の作家、川端であったから、

そのこころを慰めたのが
“美”であったから、

断言できた
藝術の極意、”末期の目”

美は緊張のなかにこそ
拡張され
鮮烈に受容されるということ。


       

















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【 2017/04/25 12:09 】

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幻の“見えざる手”〜不確実性
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“道徳感情論”を著したアダムス・スミス
そんな彼だから
だからこその“国富論”
だったのかもしれない。
けれどその“見えざる手”は、
人類の“欲望”を解放し

今や、資本主義のシステムのなかで
生かされる私たち。

結果、“手”は
働いてはいないようだ。

(経済と云う名の数字−分析–が、説く物語。
市場という実態のない、デジタル空間の動向に
果たして何が示されるものか、
それをどう咀嚼したらよいのか
未だに違和が拭えないのですが。)

GDP
あんなGDPで測る経済の成長率
それが本当の成長でしょうか。

環境保全や
富を如何に公平に分配するかが
最優先されない現状で
真なる経済成長が見込めるとは、到底考えられない。

歴史に学ぶなら
時に、
敵対視されている保護主義が必要な状況もありましょう。
求められるは、何より
ケインズ主義を悪用しない
正しい政治のチカラ
なんですよね…。

経済学のあのシンプルな原理で
立ち行く筈もないのは、

未来とは
あまりに不可知で
危機の確率さえ算出できない
不確実性が蠕く場所だから…。

公益資本主義が
机上の空論に終わらないことを
願うばかりです。






















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【 2017/04/22 23:42 】

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こころ~制御不能


理性でコントロールの効かない部分を内包せし人間。

・・・・・。

否が応でも
人間も自然の一部
ということなんですよね。

        *

サルトルの“他有化”をして
遣り切れなさは否めません。

ですが私的には
彼の戯曲“出口なし”
あのメタファに至る前に
“強く在る(確固たる自己の構築)”ことが出来る
そうした人間精神に信頼を置く立場にはおります。

        *

その上で
どうにも制御不能な事象

死。

        *

そして
やはり(行動でなく精神で謂えば)
たったひとつの
恋かな。

否、だからこそ

たったひとつだけの恋
なのかもしれません・・・。


























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【 2017/04/21 10:02 】

| 私的恋愛論 | トラックバック(0) |
リスト~巡礼の年 第3年よりLes jeux d'eaux a la Villa d'Este
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リスト 巡礼の年 第3年を聴く・・・
ローマ界隈といえば、遺跡
そして美術
そして噴水。

スペイン広場前のトレビの泉から
Tivoliの丘はランゴバルドのVilla d'Esteまで。
此処には、エフェソスのアルテミスに百の噴水など
ギリシア、ローマ時代のそれが500もあって

そう、リストが曲のモチーフにした
(パッセージの流れを綺麗にするに難しい楽曲ですが)
”エステ荘の噴水”であります。

”水の藝術”を音で揺蕩う
そんなひとときも結構、素敵です。


       *


ローマ☆

時に、早朝マーケットで
新鮮なアーティチョークを買いこんで
アマトリチャーナを合わせて
ローマ料理を愉しんでみたり

天然素材の漆喰
顔料から創る
フレスコ画教室で
ダ・ヴィンチの香りに酔ってみたり

取り分け
古代からルネサンスまでの美が
木魂する都。

そもそもが
神話の国です故。

ラファエロ調和の都
さらには
かのバッハが魅せられた
協奏曲
その発祥の地でもあるんですよね・・・。































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【 2017/04/20 02:44 】

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Pomp and Circumstance だから・・・。
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私にとって
エルガーが創出したあの調べ
その愛を含む旋律は
“威風堂々”の作曲者だからこそ
重いんですね…。

そしてあんなにも
強気のスコア。

三連の同音に
ひとつ、ひとつ別の記号を付与する
そのことに

言葉にならない
エルガーの想いの深さ
を感じ取るのは
私だけでしょうか。


















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【 2017/04/18 09:53 】

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セザンヌその愛~ゾラ
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文豪ゾラの作品群のなかに
“制作”があります。

ゾラの学生時代の不遇に
手を差し伸べた旧友セザンヌ。

その後の自身の成功をよそに
世間から酷評される彼の才能を
誰より信じ…

恐らく、ゾラなりにセザンヌの行末を
慮ったからこそ着手したであろうこの小説。

セザンヌもたぶん、それを解しながら
どうしても許せなかったのが
主人公の画家クロード
その悲劇的結末だったんですね。

“親愛なる”ゾラへ
その配慮に感謝する
としながらも
距離を置いたのはセザンヌ。
(ゾラのブルジョア趣味も影響して)
すれ違うふたりの友愛

二度と交わることのない時間。

人間関係とは得てして
そんなものかもしれませんけれど(涙

取り分け
セザンヌが描き続けた
あの林檎
それは、ゾラとの友情の証
でもあったんですね…。


         *


敢えて
みずみずしさを描かないセザンヌの
静物への眼差し。

それらが内包せし
太陽、雨の恵みへの思い、にまで
寄り添う豊かな心。

そしてセザンヌの多視点。
ひとが描くことでしか表現できない
優しさを醸し出させる
自然への配慮。

時に
そこには
温もりさえふくまれて…。

ルーブルから
自然を呼び醒した セザンヌ。

山々が
樹々が
果物が
細々した日用品の数々が
光と翳が
響き合う世界。

色彩の融合。

紡ぎ出される調和。




































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【 2017/04/17 08:51 】

| 絵画/彫刻 | トラックバック(0) |


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【 2017/04/16 02:53 】

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何処迄も
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イマジネーションには
終わりがなくて

現実は
いつだって
何処迄も
現実であります。




























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【 2017/04/15 16:49 】

| 気紛れドライブ | トラックバック(0) |


会いたい














【 2017/04/14 13:06 】

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【 2017/04/14 11:38 】

| 気紛れドライブ | トラックバック(0) |
さくら
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淋しかった冬木立へ
どこまでも淡い薄桃色の華を付け
一期に咲き誇る樹の下に
噎せるほどの美が佇んでいるのは

その先に、否が応でも

想いの・・・

生の・・・

儚さを思い知らされるからでしょうか。


そう
永遠なんてないことを・・・。


けれど
だからいいんですよね。

消えゆくものだから
こんなにも
美しいんですね・・・。

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【 2017/04/12 12:34 】

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雨音
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雨音が好きです。

自然が刻むリズム
ゆらぎという名のめぐみ。

住宅建材の成果なのか
室内にして
雨音を聴く機会がめっきり少なくなったようで(笑)

通勤時に聴く
雨音に癒されてます。

信号待ちの車内で
カーステ消して
耳を傾ける
雨音の調べ

横浜は雨ですけれど
今日も
穏やかにがんばります♬


そして何より
エストリルのクリスマスローズに
遊びに来て下さったみなさまの
今日という日が
素敵な一日になられますように・・・。

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【 2017/04/11 09:48 】

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魅惑の“解なし”
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生き方に
正解なんてないんですよね…。

だからみんな違う
生は、各々彩り穣か。

結え
他者からの評価に左右されるのでなく

大切なのは
自己肯定感。

それが抱けるか否か
此処
なんですよね・・・。










































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【 2017/04/10 12:06 】

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別れこそ、美しくありたい訳
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出会と
別れの季節。



出会いは
いつでも素敵だけれど、

別れの淋しさ…。


⁂⁂⁂⁂⁂


そして長い人生
極々、稀に
止む無く
終わりを迎える想い。

その際には
感謝の気持ちだけは
伝えて
出来るなら
相手の幸せを願って
綺麗に別れられるような
そんな余裕だけは
持ち合わせていたい
そんなふーに思ってます。

大切な想い出まで
失いたくないから。

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降り積もる記憶が生を
彩るから…。





























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【 2017/04/09 15:30 】

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その先に
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その先に
何があっても・・・













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【 2017/04/07 09:47 】

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