リスト~巡礼の年 第3年よりLes jeux d'eaux a la Villa d'Este
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リスト 巡礼の年 第3年を聴く・・・
ローマ界隈といえば、遺跡
そして美術
そして噴水。

スペイン広場前のトレビの泉から
Tivoliの丘はランゴバルドのVilla d'Esteまで。
此処には、エフェソスのアルテミスに百の噴水など
ギリシア、ローマ時代のそれが500もあって

そう、リストが曲のモチーフにした
(パッセージの流れを綺麗にするに難しい楽曲ですが)
”エステ荘の噴水”であります。

”水の藝術”を音で揺蕩う
そんなひとときも結構、素敵です。


       *


ローマ☆

時に、早朝マーケットで
新鮮なアーティチョークを買いこんで
アマトリチャーナを合わせて
ローマ料理を愉しんでみたり

天然素材の漆喰
顔料から創る
フレスコ画教室で
ダ・ヴィンチの香りに酔ってみたり

取り分け
古代からルネサンスまでの美が
木魂する都。

そもそもが
神話の国です故。

ラファエロ調和の都
さらには
かのバッハが魅せられた
協奏曲
その発祥の地でもあるんですよね・・・。































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【 2017/04/20 02:44 】

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Pomp and Circumstance だから・・・。
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私にとって
エルガーが創出したあの調べ
その愛を含む旋律は
“威風堂々”の作曲者だからこそ
重いんですね…。

そしてあんなにも
強気のスコア。

三連の同音に
ひとつ、ひとつ別の記号を付与する
そのことに

言葉にならない
エルガーの想いの深さ
を感じ取るのは
私だけでしょうか。


















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【 2017/04/18 09:53 】

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耀きはそのままに〜音楽の普遍性


豊穣なる音の歴史を経て
古様式のその先に
ルネサンスの次なる時代
ヴェネチア楽派ガブリエリ、スカルラッティらに始まり
バッハ、ヘンデルといった
多様性への眼差しバロック。
そしてクープラン、ラモーらの華麗な輝きを放つロココへ

さらに古典派(からロマン派へ)
モーツァルトの優雅さ
ベートーヴェンの深遠さ
シューベルトの愛しさなどなど
澄み切った美しい世界観に
典雅が備わった楽風は、
バッハなる作品その最高峰(ことマタイ受難曲)から
分水嶺のように流れ溢るる
偉大なる楽聖たちの藝術といった構図にも映り
その源泉が他ならぬバッハにあったことは、

脈脈と絶え間なく
バッハが活き続けてきた証左になりましょう。

(当時まだ音楽の母体は、教会。
ベートーヴェンの時代あたりまでは
鑑賞を目的とした音楽会といったような機会もなく
音楽は、限られた貴族階級のためだけの
洗練の楽でしかなかった
ましてスコア(写譜)すら入手できるような環境もない。
そうした意味では、数千の作曲家に
恐らく10万は下らないとも見做される楽曲たちの向こうに
失われし名曲は数知れない
そんな時代背景にあって
殊、バッハ
奏者には卓抜した技巧を強いることも助長して
例えば愛すべきゴルトベルク変奏曲のような楽曲含め
演奏される機会で言えば
確かな空白はあっても
彼の音楽自体が忘れ去られた経緯は
音楽史にはないんですよね。)

時代を超え
国境を超え
(時に蘇り)往時の鮮烈な耀きを放つ
普遍性を備えし高大なる藝術
その有意性を思わずにはいられません。


⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑⁑


求めても求めても
辿り着けない

そんな憂悶を
転調に次ぐ転調の連続に架け

さらに何処まで行っても終わらない
満たされない想いそうした憂寂を
あの無限旋律に表現せしめんとしたワーグナー、音の匠。

それが理屈や理論など抜きに
聴くひと
ひとり、ひとりの心の琴線に
ダイレクトに響き共感を呼び覚ます音楽のmeaning。


恰も
年を重ねるごとに
それぞれの作品への理解が深まり
愛読書がシフトしてゆくような個の変遷は
音楽もまた
例外ではなくて……。


音楽とは

要は
どれだけ
その楽曲を愛せるか

すべては此処に
集約されてくるんですよね。

























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【 2017/04/02 04:03 】

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冬のさくら〜愛してるって言えなくたって/山下達郎


御茶ノ水で打ち合わせを終えての帰途
この橋の向こう側は、横浜ベイブリッジ
雲がなければ右手前方には富士山がみえる場所

カーステレオから流れて来たのは

山下達郎さんの“愛してるって言えなくたって”

こんな曲あったんだ…

ドラマ“冬のサクラ”主題歌だったのだとか。

雪のなかに咲く
花びらにこころ寄せる感性…

❇︎走る車の内部空間その音響効果と
ハンドルの先に広がる夕景が溶け合うとき
世界にひとつの
コンサートホールに変わって❇︎


日本古来からの抒情
古き良き時代の慎ましい
切々とした息遣いまで聴こえそうな
切ないけれど
優しい愛に溢れた世界観が
臙脂色に染まる胸に沁みました…。
















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【 2017/02/15 01:31 】

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あなたに会う旅
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いくつもトンネル抜けてきた
もしも終着駅があるとするなら
それはいつのことだろう

〜あなたに会う旅/松任谷由実

























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【 2017/01/10 21:55 】

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マシュー・フィッシャーを愛するひとへ
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あなたが
月の下にチェアを出して聴きたいという
マシュー・フィッシャー

素敵です…。

Separation

"Hard to be sure”

Only a Game

青い影も
聴こえてきそうな
Journey's End

Can't Stop Loving You Now

海鳥の鳴き声と
打ち寄せる波音に始まる
Strange Days

そして

ルー・リードと同じ理由で
好きな
Can't You Feel My Love

”孤独で寂しく心地よく
月夜の静かなひとときに植物と一緒に聴きたくなる”
というあなたの言葉

気負のない楽曲は
どこまでも
さり気なく
包み込むように

少し疲れたこころに
そっと寄り添ってくれる
そんな
不思議な包容力があるみたい

小さな痛みは
いつのまにか
彼のサウンドに溶けて

優しく照らす
月光の下に
消えていくよう…。


















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【 2016/11/22 19:24 】

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降り注がれた光の中に/サン・マルコ広場〜ターナー/モネ/シニャック/ホイッスラー~哀しみのゴンドラ/リストへ
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メストレから
サンタルチアステーションへ

そこから運河上
カナルグランデを渡り
リアルト橋を潜って
漸く辿り着く
ヴェネチアはサン・マルコ広場。

ヴェネチアルネサンス仕様の時計塔
その鐘楼でブロンズ像が打つ鐘の
響き渡る場所。



私が最初に
ヴェネチアに出会ったのは
学校の図書館で開いた
ターナーの画集

彼が描き出した世界観だった

美しいと思った
なんて美しい場所だろうと。

そして
モネのヴェネチアに魅せられ
或る時は
シニャックの
また或る時は
ホイッスラーの・・・。

          *

取り分け
夕陽が照らす時刻

此処は、光と陰が織りなす
ひとつの舞台へと変わり
一層、荘厳さを増すのだ。

海上からもまみえるふたつの塔
聖テオドロス
聖マルコの獅子たちから

広場全体に敷き詰められた
大理石までの
そのすべてが
陽光を受けて一層の存在感を放つ。

周囲を囲む見事な回廊に
連なる柱・・・

ビザンティンに
ロマネスク、ゴシックも香る。

聖マルコが眠る
黄金のパラドール サン・マルコ寺院。

東方饒なビザンティンの様式
同時に
ロマネスク、ゴシックも搭載された
壁モザイクのあの瞬き。

色彩豊かな内部
パラドーロの煌めき。

かのティントレットを含む
ベネチア派絵画の宝庫で
フィレンツェのドゥオーモさえ
彷彿とさせる
ベネティアゴシック建築のドゥカーレ宮殿
その壁に映し出されるは
それは鮮やかなシルエット。

柱と梁オーダーに包まれる
知の集積
古代様式の図書館。

75万冊を数えるという蔵書数は
当にベネティアの知性
ゆえに
天井のフレスコ画
その画題も全て学問だとか・・・。

そして
ナポレオンの支配で
終焉を迎えたというこの共和国。




かつて
リストがベネツィアを訪れたときに残した
”哀しみのゴンドラ”

運河を渡る葬列に接し
生まれた
その1番、2番

水面に映る葬列の影
その揺らぎが
旋律にこだまし
立ち昇り
聴くひとのこころを揺さぶる

楽曲に息衝く命の連鎖が
今もなお
深く
静かに沈潜する場所
それがサン・マルコ広場だ。




















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【 2016/11/21 18:38 】

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明日がくるなら/JUJU〜あづま橋(伊集院静)にて
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止まらない時間が
いつかふたり引き離すなら

明日がくるなら/JUJU







それでも…。

好きだから
離れる

好きだから
何をも厭わない

そして
軈て・・・

           *


想い出に生きる
って
なんだか
後ろ向きなイメージありますけれど。

当事者的には
想い出に生きよう
なんて思っているほうが
寧ろ稀で

気が付いたら
そーなってた

みたいな。

ただ
忘れられなかった
どれだけ月日が過ぎても

それだけ

たった
たったそれだけのこと。

確かに
苦しいし
何より
淋しい。

けれど
なぜか
それでも心地よい。

真なる想いって
得てして
そうしたものかと

うん・・・。

ひとを好きになる
って

それ以外無価値になる

交じり気のない想い

なんて
ピュア

そんな
素朴な在り様が
ともすれば気付かずに
通り過ぎてしまうほどに
さりげなく描れた
小さな小さな物語

けれど
こころに残る あづま橋。






































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【 2016/11/19 11:13 】

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移ろう季節に



会いたい
心よりそばにいた…



あいたい/林部智史























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【 2016/11/17 20:54 】

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孤独は…愛を学ぶために〜ジュピター
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深い胸の奥で
繋がってる…



果てしない時を超えて
輝く星が

出会えた奇跡
教えてくれる

Jupiter/Ayaka Hirahara











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【 2016/09/12 23:54 】

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陽の光に代えて〜ドイツコラージュ Ⅳ
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ファウスト
第二部の古代ヴァルプルギスの夜から零れる
ギリシア神話への理解

生を捉える
ダイナミックレンジ
その大きさ
それはそのまま精神性の広さと
同義とも謂えませんでしょうか。

有限なる命
が故の
精神運動


精神の志向性は
原理的に
無限なんですよね・・・。















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【 2016/08/28 18:17 】

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陽の光に代えて〜ドイツコラージュ Ⅲ
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古代ギリシアの
文藝の神ミューズ
に由来するMUSIC

そこには
それを創造せしめた
時代の精神傾向(Zeitgeist)
が息衝き
そのまま
人類の精神史ともなってきた。

時間だとか
場所だとかの
文脈を超えた
普遍的価値を内包しながら。

一定の分野を
突き詰める研究の背後にある
知と感性の無限の広がり

それは
生の信頼へと
私たちを誘(いざなう)う。













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【 2016/08/27 19:50 】

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陽の光に代えて〜ドイツコラージュ Ⅰ
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太陽の代わりに
”輝く文化”を育んだ
厳しく長い冬をもつ欧州のひとびと

そんな
分析哲学の恩師の口癖も
胸にこだまします。

         *

フランス、イタリア、チェコ・・・各国の
音楽も素晴らしいけれど
取り分け国土の多くが
深い森に覆われた
ドイツのそれは美しい・・・。

かつての
あの悲惨なレジームを超えて
独逸文化を支えているのは
・・・・
寧ろ生活の中の
暗黙知のようでもあり。

一般に
この国でルミナリーと謂えば
カントかもしれませんが

私的にはバッハであり
ゲーテであり
ヘッセ。

そして
(けして:Wagnerianerではありませんが)
古代ギリシアの精神を今に繋いでいるのは
バイロイト
といっても過言ではないのかと。

彼の歌劇”タンホイザー”(通称)では
愛の理想
その公約数を謡いあげる
エッシェンバッハに対し
主人公タンホイザーのそれは
内なる声であり
生命の賛歌でもあった。

         *

分厚いスコア
長時間の観劇にも関わらず
中途退出を許さなかった
そんなワーグナーの墓石には
墓碑銘がないんですよね。
名すら刻まれていない。

コジマと眠るその場所には
一枚の無装飾の石が
音もなく
横たわるだけ…。

手向ける花さえも
拒絶するかのように・・・。



※19世紀中葉の秋
ドレスデン宮廷歌劇場で初演された
ワーグナーの”タンホイザー”
こちら
ドイツの口碑集からとられ
オーストリアのフリートリッヒ2世の宮廷に仕えた
という伝説の騎士タンホイザーがモデルになったもの

(官能肯定の詩を残した彼が歓楽を極めた
ドイツ、テューリンゲンのヴェーヌスには
ヴァルトブルク城があり
その領主ヘルマンの屋敷では歌合戦が催されていましたので
このお話を含んでいます)

タンホイザー含め
ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハも
献身の聖エリーザベト(ルートヴィヒ4世の妃)も
12~13世紀実在の人物であります。

真なる愛は何処にでも存在し得
そして
最後の救い
それは
そうした
無償なる愛だけ。
或る、
ひとつの
詩的真実が持つ意味を思います。







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【 2016/08/25 17:07 】

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音楽と詩と・・・
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古来固く結びついていた
音楽と言葉

旋律(音)による
感情の揺さぶりは
独自であるより
言語に被さることで
より一層その意味を増す

ですが
いつしか
純粋な音の追及が始まる

誤解を恐れずに言えば
近代音楽は
音が
言葉から
引き離れてゆく歴史
と謂えなくもない。

そして
音楽自体
言語より寧ろ精緻な理論化が為され
透明な形式に純化されていった
そういった意味では
また
哀しい意味で言葉に近づいてきた
あの
12音音楽の様に
けれど
それは
玲瓏ではあるけれど
私的には作為にしか感じ得ない。

理性と感情と
分けて考える冷静さは必要でも
感情に裏打ちされない理性に
意味があるのかといったような・・・。

プロセスを鑑みるに
例えば
シューベルト
それは
一瞥して
純粋な音の芸術でありながら
内面的に
確かな言語が用意されている。
なぜなら
ミューラーの詩と
癒着して離れることができないでいるから。

持論になりますが
純粋なる音の背後には
確実な感情が
なければならないと・・・。

        *

精神の弛緩は
神話的(楽園追放)に
緊張を余儀なくされ
孤独を知り

そして
理念的には
それを意識した
精神的枠組み(近代的自我の目覚め)を構築することで
知的清潔感を保ってきたように受け止めています。

そうした
精神的緊張が
人間の孤独を永遠化する原理となり
それはそのまま
抒情の原型となってきたように思うんですね。

それを礎にした
音楽と文学

各、独立性
確かに
それもよいでしょう

ですが
名状し難い情念
そこに普遍性があればあるほど
双方は手を切れない
そして
深淵に訴える
ロマンティシズムにも結晶して行く

芸術に役割があるとするなら
そうした世界観が
ひとつ確保されねばならないものでしょうか。



















































テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

【 2016/07/26 12:31 】

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愛の詩(うた)/アンナ・ネトレプコ~ラ・ボエーム~離れても~クルティス/忘れな草
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カーステから流れてきたのは
ロシアが世界に誇るデイーバ 
アンナ・ネトレプコが表現する
古いイタリア歌曲
”Non Ti Scordar Di Me‬”

(私にとってのアンナと云えば、
数年前のザツブルク音楽祭で上演された
”ラ・ボエーム”
ほんとうに素晴らしかったのですがこちら
実はさらに遡ること数年前には
横浜でも執り行われた縁の演目です。
映画化もなされているみたいですが
やはり舞台かなって。

詩人、画家、哲学者たちが集う
パリ カルチエ・ラタンをバックに
愛の情景を奏でた
アンナ・ネトレプコの美しき歌声に
プッチーニが効かせたライトモティーフが交錯して
あの感覚が心に絡みついて容易には
その世界観から抜け出せないでいましたっけ(笑)

そしてFMラジオから流れてきた
先のイタリアの古曲は、

私を忘れないでね

という意味合いで…

イタリアの作曲家Ernesto De Curtisによる
この楽曲

タイトルから推察できる通り
大切なひととの
別れに際する詩(うた)

けれど
別れても
それでも

君こそが我が人生
いつまでも愛し続けるよ


そんな科白に

夢の中に君はいるから
愛の居場所は 心の中だけ・・・


と続ける彼女の唄声が今
トゥワイライトの横浜港の夜景と重なって・・・。








続きを読む

テーマ:オペラ - ジャンル:音楽

【 2016/06/01 19:55 】

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シューベルトの音楽性その先に
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独立性を保っているかに聴こゆ
シューベルトの音楽


けれど
その先には
あの
ミューラーの詩世界が
静かに息衝く


内奥で溶け合い
響きあう感性と感性が
醸造され高まりゆく
至高の芸術

なんてpureで
なんて美しい旋律


















 

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

【 2016/05/20 21:15 】

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サティのうた〜“純粋”を愛したひと
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ロマン派からの脱却
印象派の否定
耽美主義を乗り越えての
精神の解放

それは
ありふれた呟きのようでいて
輪郭線の顕著な詩であり
時に光の如く
聴き手を照らす。
そしてまた
或る時は哲学的風となって
聴く者の孤独に語りかけ
思索を呼び覚ます。

ドイツの土壌では
生まれ得ない
限りなくフランス的なるもの。

パリからモンマルトルの丘へ

コクトーから
サティへ
そしてプーランクへと
受け継がれしもの。

しかも
ドビュッシーやラヴェル
にはない
サティが備えた美。

それは
哀しいほど突き詰められた
純粋さ
そのものと云って
良いのかもしれません。














【 2016/05/17 20:11 】

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芸術が棲む場所
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叙情詩は
音楽に憧れた言葉で

そして
音楽もまた言葉に憧れて

そこに
隔たりがあるから

だからこそ
想いが溢れてこぼれる・・・。

絵画
彫刻も

そのもどかしさが
情熱となって
芸術として
昇華されてゆく

美の棲む場所を
垣間見る瞬間です。







































テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2016/05/17 00:09 】

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碧うさぎのうた/LOVE~Destiny
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LOVE~Destiny



























































テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2016/05/14 22:04 】

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こころの情景~WE'RE ALL ALONE/Boz Scaggs
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Close your eyes Amie
And you can be with me






























テーマ:素晴らしい歌詞 - ジャンル:音楽

【 2016/05/05 23:58 】

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解釈 Ⅱ~クラシック音楽
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音楽ですと
楽譜解釈の問題になりますね。
取り分け
クラシック音楽にあれば
それは殊の外大きなウエイト占めてくるようで。
演奏の根拠となるものは譜面に他なりませんから
当然ながらスコア通りに演奏されている筈。
にも関わらず
各演奏者の音源を聴き比べてみると
なんとも違う世界観が展開されてくる不思議。
こちら、クラシックの解釈が
大変にセンシティブな性格を帯びているということの
顕れでもあるんですね。
そしてそれがまたこの分野の愉しみのひとつでもある訳で。

楽譜に全幅の信頼を置くこと
ですがそれは所詮、単なる記号の羅列に過ぎません故
譜面を表面的になぞっただけの演奏は
正確な”演奏見本”にはなっても
聴衆の心揺さぶる音楽には届かない
といったようなことがあるのは
否めないように感じています。

当該作曲家の他作品はもちろん
時代性をも考慮した
適正な解釈による楽曲の理解(研究成果)を
施せる指揮者こそが
さらなる深み、躍動感、立体感を生み出しているような
印象を受けることは少なくないんですね。

指揮者が”ほんとうの音”に
翻訳することに迫られ
そしてその翻訳プロセスが”解釈”と呼ばれる。

(演奏技術に優れていることがすべてではないということ)
解釈が齎すそれをオーケストラに活かすその表現力をして
優れた指揮者という評価(共感するひとがより多い)に繋がってゆくものでしょうか。

            *               

そして実際
一見、記号が並ぶだけに見える楽譜
ですが
見詰めているとその深層と申しますか
情景が浮かび
作曲家の思想性のようなものが
立ち上がってくる譜面があるんですね。
ほんとうの名曲とは
そうした側面を備えた作品かと
私的には感じています。

            *

そもそもクラシックの楽譜には校訂
という作業工程があります。
そして校訂者によって
複数の版が存在するという現実があるんですね。
所謂レビジョン違いのような・・・。

また、古典派の協奏曲には
バロック時代の装飾音に
カデンツァ(自由演奏)もありますし
まして、音量やテンポは、
時代に大きく左右されることから
この辺りが翻訳の
メインファクタにもなってまいりましょう。

           *

そして
楽譜からの解放が
JAZZのJAZZ足る所以なんですよね(笑

ジャジーな感じもまた好きです















テーマ:音楽 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2016/04/05 20:51 】

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バスタイム~Let it grow/エリック・クラプトン
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一日の仕事を終えて
眠りにつく前のバスタイム

癒されます・・・。

其処での音楽
今日はクラプトン

芸術に於いて
完璧さと表現力は
必ずしも比例するものでなく
別物
時に
相反すると申しますか
不完全故
憂愁が際立つといったところ
あるように感じます・・・。

彼の”Let it grow
心細さに
潰れそうなとき
効きます・・・。

          *

Standing at the crossroads,
trying to read the signs
To tell me which way I should go
to find the answer,
And all the time I know,
Plant your love and let it grow.

人生の岐路に、
為す術ないときに、

そんな時こそ
愛の種を植え
育ててゆくなら

きっと・・・。


というようなこの詩(うた)

晴れた日も
雨の日も
雪の日も。

そしていつか
大切な花を咲かせる・・・。


”Love is lovely”
だから大切に育てよう
って・・・
愛を愛おしめるその感性
素敵です。

Looking for a reason
to check out of my mind,
Trying hard to get a friend
that I can count on,
But there's nothing left to show,
Plant your love and let it grow.

時に
信頼できるひとを
見失う事だってあるでしょう
けれど
そんな時にも
種を植え、
育て行こうとする姿勢

Time is getting shorter
and there's much for you to do.
Only ask and you will get
what you are needing,
The rest is up to you.
Plant your love and let it grow.

どうしたらいいか分らなくて
立ち止まっていたって
時間は待っては、くれない

そうするには人生
あまりに短すぎて。

そう
すべては自分次第なんですよね。

だから育てる
大切に育む。

陽の光に包まれ
雨の恵みを受け
雪の冷たさを糧にして・・・。




仕事に追われる日々
プライベートに
行き場のない状況に陥ったり
こころの余裕を失いかけてしまう時

何がいちばん大切なことか
そんなことを教えてくれる楽曲でもあります。

ひとはひとりで生きられるほど
それほどに
強くはいられないようで
かといって
移ろいやすいのもこころ(涙
まして終生揺るがぬ愛など
どこからか降ってくるものでなく
探せば見付けられる類のものでもなく

あくまで
種を植えて
そして
丁寧に育んでゆく他、手立てはない。
愛は必然であり
信じること
そしてまた
一面努力でもあるものでしょうか。








※謳い出しの
”Standing at the crossroads,”
あなたが教えてくれた
クリームの”Crossroad”へのオマージュのよう。























テーマ:暮らしを楽しむ♪♪ - ジャンル:日記

【 2016/03/17 00:06 】

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今度、生まれてくるとしたなら・・・
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今度生まれて来るとしたなら”を
教えて下さったあなたに
こころからの感謝を込めて・・・。




”今度生まれて来るとしたなら
ーー愛するひとを
    手離すことがないように
       一生一度の尊い愛を
          そっと暖め暮らしたいーー




一度聴いたら
忘れられないフレーズです。

You got me!

紗希







































テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2016/03/03 09:18 】

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伝えられない想いは花束にして~ You'll always have me/Ain't No Mountain High Enough
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Ain't No Mountain High Enough
を贈って下さったあなたへ
 
あの日から
ずっと聴いています。
昨夜も。

レセプションの後の
Loungeで
エンドレスで・・・。


       *


幾重にも
幾重にも語りかける彼女の声

そうなんですね。
彼女に与えられたのは

サビの部分しかも
転調の後になって初めて
詩をメロディーに乗せるという
drasticなアレンジ。

メロディでなく
詩を奏でるナンバーと申しますか
そう致しますと
聴き手の私たちの意識のすべては
声の質感と
語りかけられる
言葉に集中するんですね。

それは
音楽の受け手
というリスナーの域を超えて
もっと近くに彼女を感じられ
より一層の共感が生まれる。

そしてその語りに
絶妙の
ピッチ、インターバル、リズムを
射し込んでくる彼女の感性

その息遣い
その強弱
その緩急が
聴き手の情性を呼び覚ますようで。

語りは
もう
其所ですでに
音楽になっているということなんですよね。

持てる情感を他者の心に刻みつける
こうした音楽性その表現手法
emotional music の極みな感もあります。

偉大なるシンガーは、
愛すべき語り部ということでありましょうか。


         *


光と翳が織り成す
この空間が
刻一刻と色を変えゆくように
すべてが
移ろいゆく世の中にあって

変わらない確かなものを
切々と謳いあげるこの楽曲

そして
その確かなものは
たぶん
世界中のどこでもなく
胸の内側にしか存在しない
ということ

そこは、カタチないものを
独り, 抱き締め続けられる強さなくば
辿り着けない場所だけれど,

気の遠くなるような
遥かなる空間の一点
人ひとりの僅かな時間のなかで
そうまで想えるひとに
めぐり逢えること
それ自体が
奇跡に近いのかと。

月の光にも似て
静けきなかに
包み込むような温もり湛え
守ってくれるひとがいるということ

そしてその優しい光を
丁寧に掬いとり
胸に抱き締められるひとだけが
得られる
裕なる安らぎというものは
確かにあるから。


伝えられない想いは
いつの日にか
野辺に咲く白い花に変えて
あなたの窓辺に
届けられたならそれでいい。





愛って
少しも
定義し辛いものなんかではなくて

きわめてsimple

何があっても
こころだけは
繋がってゆける

永遠に離れない

そんな確信を得ることそのもの
といっていいのかもしれません。


























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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2016/02/25 09:15 】

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手鎖の月
20160220183332be7.jpg



いつか忘れる日まで・・・
https://www.youtube.com/watch?v=W8g_0jT5cr4&feature=youtu.be








































テーマ:ひとりごと。 - ジャンル:日記

【 2016/02/20 23:36 】

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Friend
DSC_0343 (2)



今日からFriend
https://youtu.be/7tQwEjTkw5Y











































テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2016/02/19 23:00 】

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音楽のチカラ Ⅰ~惑乱せる情熱~ベートーヴェンと文学~シェイクスピア/ゲーテ/トルストイ
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べートーヴェンはシェイクスピアのロマンス劇”テンペスト”に
インスピレーションを得て
ピアノソナタの17番(テンペスト)を作曲し
トルストイは、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ 9番
(協奏曲にも近い)このクロイツェルソナタに
感銘を受け、(音楽を通じて心が結びつくのでは・・的)短編小説
クロイツェルソナタを書き上げたんですよね。
こうした例は他にも多くありますが
こと、ベートーヴェンとなると私的には
少しその重みが違うように感じています。
(ロマン・ロランのペンに拠るところも
大きいのかもしれませんけれど)

ベートーヴェンは、
あのような健康状態にあって
次なる交響曲
10番目のシンフォニーを
さらには
”バッハの名による序曲”を
そして
ゲーテの「”ファウスト”の為の音楽」を
その構想に入れていたようです。

当初”ファウスト”は、(1807年に)”悲劇”としたタイトルで
一部発表されたものですが
そこから5年後に
ふたりはボヘミアで邂逅しているんですね。

その場では
ベートーヴェン苦難が故の所作も邪魔をしてか
会話上では
互いの芸術を認め合うような交流は
為されなかったようではありますけれど。

ですが
少なくともベートーヴェンが
シェイクスピアに向けるが如くの
崇拝をゲーテの”ファウスト”内に
見出していたことだけは確かでありましょうし
一方でゲーテの方でも
(後にメンデルスゾーンが明かしてもいますが)
ゲーテが積み上げてきた強大な知性が制御していた
彼の清澄な精神
それがベートーヴェンの音楽性によって
揺さぶられたことへの畏れが
あのような行き違いを招いた
と言ったような解釈・・・
それが
事実かどうか私には分りませんが
ただ
偉大なる音楽とは
それだけの情性を誘発するものであることだけは
確かなことと実感しておりますので
納得できないお話でもありません。

どれだけの知的牙城を構築しようと
(当にファウストの主人公自身がそうでありましたが)
高みに上り詰めたという確信など
現実にはそう得られるものでなく
何処まで行っても
真理を見きわめ切れないジレンマ
そうした苦悩からの完全なる解放とは
誠に難しいことのように思えますので
(否、それがゆえに)
偉大なる芸術(音楽)が一瞬にして
崇高なる世界観を垣間見させること
そのものへの動揺
というものが
全くない
ともやはり思えないんですね・・・。
(文学にもそれはありますが、
読み進むうちにという時間の経過
時系列でプロットを追う其れなりの経緯なくば
不可能ですし
絵画、彫刻には、それに近しいものがございますが
いずれにしても一定の知験、或いは
こちらから能動的に入り込んでゆく必要性は否めません。
しかし、音楽はゼロベースであっても
時にものの数分で
音が時間軸上を上下しながら旋律を奏でるに伴い
一瞬のサウンド、音響効果から
それが為されるにして可能な芸術であろうかと。
そしてここで降りかかる情意が
論理的に上手く説明のつかないものである上に
尚、魂を根本から揺り動かすほど
大きなエモーションとなります結え
理性に生き
論理に拘泥する人間であればあるほど
形容し難い危うさを感じてしまうというのは
分からなくもありません。
(実は、別次元の世界観となりましょうけれど)

ベートーヴェンが手掛けようとしていた音楽は
私のようなものにとりましても
とてつもなく好奇心を掻き立てられ
魅力的なもののように映りますが
少し視点を移しますと
シューベルトの未完成交響曲が示すように
(未完性を聴くたびに想うのは)
そこで終わっているそのことによって
より一層の想像力が作動し
計り知れない余韻を感受せしめているという
芸術独特の二律背反もございまして・・・
遥かなる
そうした想いを胸に
ベートーヴェンが現に残してくれた
数々の壮大な楽曲に耳を澄ますことで
尚一層の愛しみをもって
聴こえくる何ものかがあることも否定はできませんし

クラシック音楽の素晴らしさは
そうしたところにもあるように思っています。

          *

ベートーヴェンの創作活動は
聖なる芸術への献身であり
そこから生まれた作品は
苦しむ人々を救済する
或る啓示となって
今を繋いでいるんですね・・。






                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

                                                                                                                                                                                                               
 
【 2016/01/26 06:01 】

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音楽って凄い☆Ⅰ
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もう頑張れないと
諦めかけた時
そっと背中を
押してくれた
あの楽曲

為す術なく
挫折の淵に立たされた時
勇気づけてくれたのは
あのナンバー

哀しみに沈み
ひとり部屋に蹲っていた時
包み込むように
こころに寄り添ってくれたあの曲

音楽は
力を失って動けない時でも

あるがまま
なすがままに
あっても

向こうから
私のなかに入ってきてくれる

心構えも
気遣いも
理屈もいらない

能動的思考なくとも
なぜか
同期し
同化され
精神の海に凪がくる

またあるときは
心を揺り動かし
気付きを
快をもたらす  

またあるときは
精神を揺さぶり
躍動を
元気をくれる
それが
私とっての音楽

私は
そんな音楽の
大きな大きな翼に
抱かれながら
これからも
時を重ねてゆくのだろう。


        *


気兼ねなく甘えられるところが
特に好きです(笑

















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【 2015/12/21 00:03 】

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Tokyo International Airport~バッハ&ベートーヴェン~旧約/新約


羽田に到着して
ipodから聴こえてきたのはフーガ。


*個人的に
何よりピアノ曲が好き
ということと
弾き手を、この上もなく幸せにしてくれるという
素朴な実感からの感想であることを
予めお伝えした上で*


欧州では
バッハの平均律クラヴィーア曲集をして旧約に
ベートーヴェンのピアノソナタをして新約に
擬えたりもしますが

確かに
包括性と申しますか
あの収斂され行くような
深い深い感覚は
他で得られたことがないのです。

バッハ
そして
ベートーヴェン
彼らの
鍵盤楽器がもつ魅力の惹き出し方は
それはもう
音楽の論理的思考の極み
当に神掛かり的で

現代の誰かがこの部分で超えるのは
最早
到底
不可能なようにしか思えないのです・・・。










テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2015/12/19 00:25 】

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4つの中世舞曲~ラウバー


こんな空色の下にいると
なんだか遠く
ラウバーが聴こえてきそう

あの”4つの中世舞曲”が・・・。

地中海に浮かぶ島をイメージしたとされる交響詩
なのですが
こちら、スイスに生まれ
チューリッヒ音楽院の教授を勤められその後
ジュネーブ劇場の指揮者を歴任された
ラウバー氏の手による作品です。

孤独という名のプレリュードに始まり
第2曲はスケルツォで
エヴィザ・・春に染め上げられた山麓の町を映し出し
セレナーデの第3曲でナポレオンの生家への郷愁を
最高峰とも云える第4曲は、ポルト湾を謳いあげています。
断崖絶壁の海岸線に
入り江の町ピアナへの瞑想。
そして
最終章はコルト湾の城壁。

もしかしたら
世界でいちばん美しい町なのではないかと思わせる
古都コルトの旧き良き時代を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気を
そのまま旋律とサウンドに描写したような
音色麗しきフルートの四重奏曲です。

























テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2015/08/02 08:08 】

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