Saint Patrick’s Dayを思って


まもなく3月17日
セント・パトリックス・デー

アイルランド発祥のこのお祭り
5世紀にアイルランドに派遣されカトリックを布教した聖パトリック
そんな彼の命日を祝日にして
その功績を称えようというのが由来のようですが

この国の神話では
アイルランドから蛇を駆逐した聖者として
綴られてもいましたっけ。
ですので今でもアイルランドに野生の蛇はいないのだとか(笑)

首都ダブリンでの
セント・パトリックス・フェスティバル
(St. Patrick’s Festival)
街は緑一色

緑色は、エメラルド色の島として愛される
アイルランドのシンボルカラーであり
そんなアイルランドに敬意を表してこのSaint Patrick’s Dayに
各国のアイリッシュ・パブで緑のビールが登場したり
その他、噴水をGREENに染めるなど
緑色をテーマカラーにしたイベントが様々に開催されてもいるようです。

あの英国バーミンガムのセント・パトリックス・デー・パレードは
ニューヨークに次いで大きなイベントなのだとか。

日本にはあまり縁のないお話かもしれませんが
世界を緑色に染めるというそのコンセプトは
素敵かなって。

















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【 2017/03/15 08:45 】

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”美しい”を愛して 終章
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論理的証明のない判断が不可能である以上
それが誤りとも認められない

同一律
矛盾律
排中律の三法則に
基礎付けられるのが論理学的真理
でありながら

美は
徹底的に論理的存在ではないのだ

然しながら
必ず人の心に訴えかける何かを持っている

それを感受する
無心の私達が感じる直感

心に支度はいらない
日々の生活を清浄で正しいものに
導いてくれる

大切なのは
そうした美を見出すこころの有り様そのもの

美は
生きているのだ

遍く
ひとを
包むように。

私達の胸のなかの見えざる美
果てしない深さを秘めた

美…。














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【 2016/11/11 23:06 】

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”美しい”を愛して XVIII 
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例えば
論理によらない
直感に基づく帰結が
仏の真理によって保証される
仏教美学といったような
不二の美
畢竟の美

美の追求は
悟性や理性のバックボーンなしに
考えらえない乍らも
その意識なしに
純粋に酔わされるところで
実は最も深まる

感性的認識の学

その二律背反性。


思惟は判断
それは
然り?否?









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【 2016/11/10 09:51 】

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”美しい”を愛して XVII 
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そもそも
究極の美を感受して
それを指摘することは
誰にでも出来得ることではなさそうで

ただ
美の究極とは
という探究に対し

それが

私達が備えるもっとも深い精神活動であること

それだけは
確かなよう。

そして
その感受の仕方に
西洋にない観点が

東洋には
確かに・・・























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【 2016/11/09 23:45 】

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”美しい”を愛して XVI 
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ヨーロッパ美学の業績は厖大であり
解明の鉾先を緩めることのない
美に対する精緻な思弁
その探求能力
そうして
壮麗に積み上げられた美の殿堂には
圧倒されるばかり

かの思惟性
思弁性
精神活動に全てを基礎付ける論理性
その合理性
或いは客観性

ギリシア美学から現代美学まで
通奏低音のように流れるは
人間の思考で解決し尽くそうとする
徹底した理性への信頼

こうした思惟の世界
理性偏重



”美しいもの”が
一方で
あまりに根源的で素朴な問い
であるがゆえの哀しき乖離

それを埋めるものとは・・・
















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【 2016/11/08 18:35 】

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”美しい”を愛して XV
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確かに
ギリシア、ローマ
ひいては近代西洋芸術のある分野は
それに貢献し

かつてのヨーロッパ美学界を風靡しながらも
その後の批判ゆえに
芸術学を生み出す

19世紀後半の御多分にもれず
経験、実証主義的傾向を強め
芸術と美は
切り離される

真の美は芸術にありとする
近代美学からの脱却

美学にある思弁的哲学的方法と一線を画し
芸術という名の
客観的経験的事実
それを客観的科学的方法で研究する
ヴィーン学派の芸術学へ

美術史学(美術史論)に顕著に現れる方向性
美でなく芸術とは何かを考える
(形式主義に偏り過ぎた)
芸術哲学のプレリュード

新カント派しかり
“生の哲学”美学派しかり
“表現学”派しかり
“現象学”派しかり

美は
美学者たちの永遠の命題

その核心は
解明せんとして尚
神秘のヴェールを
攘うことはできない・・・













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【 2016/11/07 18:54 】

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”美しい”を愛して XIV
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フェヒナーの実験美学
こちら
当に下からの美学であります。

心理学の立場から
科学的に美的事実を検証し
美の概念と法則の確立を目指す

そこで見出された
快感を喚起する原理

心理学統計学的実験による
精神物理学としての美学は
実証的科学的美学論に
その残響も聴こえ

そして此処から
人間の美意識を科学的に解明しようとする

リップスの感情移入美学が生まれた。

要は
美的享受は
客観化された自己享受であり

自己の感情を
積極的に対象へ移入せるものこそ美

という立場…。






















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【 2016/11/06 21:42 】

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”美しい”を愛して XIII
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美を理念の感覚的現象に見立てた
ドイツ観念論哲学の最高峰 ヘーゲル
その弁証法的美学

彼は
人間精神を自然の上位に置くひとで
ゆえ人間精神が育む芸術美は
自然美に優越しイデア(理想)となり
その理想は
理念の形態化に他ならない
と。

その歴史的展開
ペルシャ、インド、エジプト、ユダヤなど
所謂古代東方の象徴的芸術形式

ギリシア、ローマの
古典的芸術形式

近代キリスト教の浪漫的芸術形式

こうした処に弁証法的発展を見い出したヘーゲル
それは
美の抽象論を否定し美学と美術史学を結ぶ
芸術学の創始。

そして
そんな彼が
愛してやまなかったのが、ギリシア、ローマの
古典的芸術形式だった。

だからこそ後に
ヘーゲル学派が引き継いだ美学は
極めてシンプル

美とは
美しいもの
その礎……
















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【 2016/11/05 20:32 】

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“美しい”を愛して Ⅻ
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バウムガルテンによって為された美学体系は
精神想像的契機に根差し

(概念の規定や分析を避け
美を認識でなく満足の対象とした)
カントの批判主義美学に照らしても
美を知覚するものは
極めて主観的であると・・・

にも関わらず
普遍性を備える不思議。

恐らく
美の本質は此処にあろうかと。

真の美は受け手に
目的、関心なくも
普遍的必然的満足を与える

それは取りも直さず
概念の拘束からの解放であり
それこそが
純粋なる自由美。


寧ろ共感だけが支えの
謂わば人間判断力への讃歌に帰す。
(一方で芸術は天才の技術とされ・・)


















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【 2016/11/04 21:45 】

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“美しい”を愛して Ⅺ
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実際的芸術論としての
ルネサンスの美論

宗教に隷属していた芸術の自律性、
自然認識の表現こそが根本的方法論に、
創作の客観的、普遍的規則を重んじるなど

科学的秩序と法則を目指したルネサンス美学は
人間理性の讃歌でもあった

その形式主義的美の探求が、
精神的創造的契機にも目を向ける
冷静さを取り戻したのは
16世紀も後半
バロック期になってのことだった・・・。

































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【 2016/11/03 21:51 】

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“美しい”を愛して Ⅹ~ルネサンス文学の街コトル
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ルネサンスは
単なる古典文化の復興ではなく・・

市民階級精神の
伝統的教養、教会文化への反乱でもあって

経済的後ろ盾はあっても
精神的支柱はない
そんな彼らが求めたもの

それが
ギリシア、ローマ文化だったという
そんな見方

所謂
古代ヒューマニズムにそれを求め
彷徨する精神たちの声・・・。
















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【 2016/11/02 22:52 】

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“美しい”を愛して Ⅸ~モンテネグロ/古代ローマから中世Cattaroそしてフィヨルドが織り成すコトルへ
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そして
もう一方の潮流は
対象の性質のみならず
美とは見て快いものとした
トマスアクイナス

完全性、調和性、明瞭性に
理性の輝きを認め

美的快感を伴う愛で結ばれる
自然美を最高位に。

こうした古代美学と中世美学の統合は
人間勝利を謳うルネサンスで
大きな転換を余儀なくされ・・・。





















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【 2016/11/01 20:48 】

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“美しい”を愛して Ⅷ〜エーゲ海の光 そして…
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ボナヴェントゥラへ引き継がれた
アウグスティヌスの概念は
美的快感の究明に貢献し

対象が美しければ美しいほど
愛は増し
精神は最上の愛を求めて
最高の美へ趨くと。

世界はひとつの詩
となり
芸術のうちに
永続的秩序のある美を創るという
その美学は
中世美学の金字塔と称される・・・。




























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【 2016/10/31 19:31 】

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古パルテノンに寄せて〜しあわせのパスポート
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紀元前5世紀
古パルテノンから
ドーリア式の最高峰へ上り詰め
以後2000年間その雄姿は
市内の何処からでも眺めることができたんですね。
そして17世紀にトルコ軍の弾薬庫として使用されて以降
廃墟と化します

然しながら
考古学とは別の見地からの
意味性に…


終わりのない物語は
ないということ

そういう意味では
すべての事象が公平で。

それを実感させてくれる場所

けれどそれは
決してネガティヴな意味ではないんですね

限りがあるからこそ
今が愛しいんですよね。

かつての輝き
打ち砕かれた理想
取り戻せない過去
忘れらない思い出
後悔に胸を痛め
傷付くこころ
或る何かへの執着

そんなものに
囚われている時間などないんですね。

そうしたものに捕らわれたなら
満たされない思いばかりが募ります。

そう
何かを強く願うことは
(叶わない時を思うなら)
哀しみの始まりに…。

今だけで
ひとは
しあわせになれるのに。

それが
どれだけの長さであっても
新しい価値観にも触れ
深みのある時こそ慈しむ

寂寥を
笑顔に変えられるひとだけに齎される
しあわせという名のパスポート
そんな見えない学びが
此処にはありました…。































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【 2016/10/24 01:05 】

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ギリシア神話そして星座…。
地中海の澄んだ夜空に浮かぶ
その星の瞬きを眺めていると
古代ギリシアで
星座に纏わる神話が生まれたのが
痛いほどに伝わってきます

ほんとうに
ロマンティック。



民族や國
時代によって
星座のカタチや名がまちまちだったなか
国際天文学連合が20世紀始めに定めたという
88の星座たち。

ですが最初に
天空の星を結び合わせたのは
古代バビロニア時代と言われています。
くさび形文字で書かれた遺跡には
今尚、星座を象ったものが遺されて…
人は古代から
星の並びに 何かを感じ取っていたんですね。

エジプト文明しかり
おおいぬ座のシリウスが上ってくる時期を
ナイル氾濫の予兆として
被害を最小限に食い止めたり
古代エジプト王の墓跡にもシリウスの姿が。

そして
地中海貿易の中心を担っていたフェニキア人が
古代バビロニアの星座を
古代ギリシアに 伝えたんですね。
そこで古代ギリシアの神話と星座が
深く
深く結びついて…
詩人ホメロスの叙事詩によって
ギリシア吟遊詩人たちの星座神話が
綺麗に纏められギリシア神話として成立するんですね。

その後
古代ギリシアの星座を
その著アルマゲストに整理した
ギリシアの天文学者プトレマイオスによる
通称トレミーの48星座は近世
大航海時代まで採用されていたんですよね
通算するとなんと1500年間!

そして少しずつアップデートされて
現在の星座の原形に近付いてゆく…
そう
大航海時代の遠洋航海によって
航海士たちが低緯度地域の星や
南半球の星々といった
プトレマイオス48星座にカバーされていない星を
見つけたから
そして斯く言う
バイエル、ケプラー、ハレーに続き
18世紀のフランスの天文学者ラカーユに
受け継がれていったんですね…。

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アポロドーロスの神話にも
度々登場する
アドリア海の夜が明ける








【 2016/10/23 16:25 】

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コトル湾/モンテネグロ
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アドリア海
外海から隔てられた
深い深い湾

左舷にVittaglina半島
右舷側にMamula島を臨みながら滑る

Herceg Noviの
夜明け前の街灯りがフィヨルドを飾る

Trivatへは
Kumbor運河を通って
Vestige海峡を抜ける

Perastの家々、San Giorgio、レディロック

海湾に纏わるたくさんの物語を生んだ
モンテネグロは伝説の湾コトル

中世そのままの姿を残すこの街
ジョルジェ広場の中心
聖トリプン大聖堂
12世紀の聖アンナ教会、聖マリア教会
13世紀聖ルカ教会
15世紀救世聖女教会その存在感

いつもながら
欧州をめぐり五感で
感じるのは
ローマ文化の亡霊

それは
不死鳥のようでもある…。

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【 2016/10/23 01:47 】

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コルフ
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美しい海岸線で知られる
ギリシャの西海岸へは
本土とコ・ウントリス岬、サイヴォダ島を
4海里で分けるゴルフ海峡から。

オリーブの樹木に覆われた
緑の島
コルフが浮かぶ

アドリア様式に建てられた家々に
ビザンチン式の教会も映える

皇妃エリザベートも愛した島

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【 2016/10/22 01:02 】

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【 2016/10/21 15:19 】

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ギリシアの神 アテナの棲む場所〜パルテノン
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エーゲ海に浮かぶ

サントリーニから
フレヴェスとエジーナの島の間をくぐって
ギリシャ海岸の北東サロニコ湾カンタロス港
ピレウス
地中海はアテネの玄関口

(古代ギリシア人たちが
いかに強い現実感をもって
神話の神々を認知していたかは
あのトロイ戦争に神々が登場していたことからも
よく伝わってきます)

標高150mの丘の上に立つパルテノンは
アテナイの守護神
女神アテーナを祀る神殿
アテナは
最高神たる父ゼウスさえ恐れさせた
美と強さを兼ね備える
戦の女神

知の女神Métisの血を引き
知性の象徴フクロウを聖鳥として

この町アテナイの守護神の座をかけて
ポセイドンと戦い
その美しさを
ヘラやアフロディーテと競った

それがトロイ戦争の発端になってしまったほどに。

味方にすれば
ヘラクレスやペルセウスのように助けられ
敵に回せばその恐ろしさは
そのブロンドを蛇にされたメドゥーサや
機織りで誇ったため蜘蛛にされたアラクネ
ましてヘパイストスのあの退散劇を
見ればあきらか

けれど一方でその際に生まれた
エリクトニオス(蛇神)への愛のかけ様に
母性の泉を感じさせもする

そうした女神
アテナの棲む場所…。































【 2016/10/20 22:23 】

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サントリーニ島
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エーゲ海はアクロティリ岬を周り込んで入る
アスプロシニにティラシアと
パレア・カメニ、クリスティアーナ
アスポリシニ、ネア・カメニなど無人の島も
多く含む
可愛らしい環状の島サントリーニ

ギリシャ本土からは
約南東200km
Kyklades諸島の南のこの島

美しい火山湾を望むイアの街に
白い家々が並ぶフィラの村が
一際印象的だ…。





















【 2016/10/19 23:02 】

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【 2016/10/19 11:22 】

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KATAKOLON
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イオニア海に面した海辺の町
カタコロン
千年以上もの間
遥か古代ギリシアで
神話ゼウスへの神聖なるゲームのため
4年事に集った地

そして
翼を広げた女神ニケの待つ場所…。












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【 2016/10/18 14:06 】

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【 2016/10/17 15:29 】

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“美しい”を愛して Ⅱ~ヴェネチアからアテネへ
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”Paradise Regained”

ユリウス暦1671年
失楽園について語り尽くした英国の詩人ミルトン
そんな彼が
その欠けたる対象を綴ったという叙事詩”復楽園”
(欧州では”楽園回復”と訳されるのが一般的のよう)

ベースは新約聖書”荒野の誘惑”で
タイトルは
人類に”永遠の命”が齎されたことを
意味しているんですよね。

そうまで語ったミルトンが
藝術と能弁の母と讃えたのが
かのアテネだったんですね・・・。






叶うなら一度は
(ヴェニスから)
海路で
エーゲ海に入りたいと…。














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【 2016/10/16 10:32 】

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季節感のある暮らし~モンマルトルへ想いを馳せて
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暮らしに季節を、取り入れるに
旬の食材をふんだんに使ったり
お花を飾ったり
インテリアをアレンジするのは定番。
特に
クッションやベッドのリネン、コットンなどの
ファブリックを変えると効果抜群で
時にロールで
生地を購入したりもしています。

かつて嵌ったモンマルトルの丘のふもと
バルベスにあった
あんな布生地マーケットの
潤沢な品揃えのショップは
未だに地元では見付ける事が出来ずにいて

季節の変わり目には
あの丘に
想いを馳せています(笑

近くのラシェル通りを抜けた
18世紀末に開苑されたモンマルトル墓地は
スタンダールにゾラ、デュマ、ハイネといた作家や
ベルリオーズ、オッフェンバックら作曲家
或いは、画家、フラゴナールやドガ
そしてヌーヴェルヴァーグの映画監督
フランソワ・トリュフォーなど
名だたる芸術家が眠る場所。

エッフェル搭をも見渡せる
眺めの良さもさることながら
そうした立ち位置から
この丘の歴史を辿るなら
訪れる旅人にどれだけの
深いノスタルジーを
投げかけてくれることか
それが
愛すべき街
モンマルトルなんですね・・・。




※パリと云えば寧ろ裏町
ジャポニズム全盛期に
わざわざ日本から
建築建材まで取り寄せて
日本をイメージしてデザインされた
パゴードゥも好きだった場所のひとつ。
映画館になっていて
併設のカフェも雰囲気ありました…。












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【 2016/07/27 17:40 】

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上海
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トランジットで
空港から朝陽だけを眺めに・・・

高いビルが加わって
印象も少し変わっていました。














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【 2016/07/02 13:47 】

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アンコールの空の下で Ⅷ~epilogue

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アンコールワット第3回廊最上部より





アンコールワットが
果てしのないような
密林のなかに位置すること
伝わりますでしょうか…。

































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【 2016/07/01 20:09 】

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アンコールの空の下で Ⅷ~アンコールワットに沈む陽を前に
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アンコールワットの
内堀に
音もなく沈みゆく太陽

おおいなる大志を抱きながら
志半ばで
切断された生を悼むように

静けさが
鳴る場所

それが
アンコールワットだ。


        *


ヘーゲルではありませんが
哲学とは
矢張り哲学史
なんですよね・・・。

即ち
認識は発展する
ということなんですね。

よって
思考は発展の歴史を内包する。

別の言い方をすれば
私達は
認識を生産している
と言えなくもない。

そして
知的営みから実現された
学的認識の発展は
体系化されなければならないものでしょうか。

そんな
西洋哲学の立場を
今ここで改めて
思わざるを得なかった
その理由は

さまざまに
偉大なる東洋的意識が
数多存在してきたものの
各々、大自然(永遠なる絶対真)に
埋没してしまった
その先を目の当たりにしたから。

全体を概念によって
把握しようとする
西洋哲学の視座、
そうした基本姿勢が
大切な思想の風化を防ぐことに
貢献してきたという現実。

その一方で
それなしに
未だ
微睡みに揺蕩う東洋の意識。

ですが
その神秘に惹きつけられて止まない
魅惑の混沌が
厳然として存在しているのも
また事実で・・・。

ゆえ
私の
アンコールの旅に
終わりはない

たぶん
この先もずっと…。



























































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【 2016/06/30 17:20 】

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アンコールの空の下で Ⅶ
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かつて栄えたアンコール朝の都
シュムリアップの空色は
どこまでも高く美しい

清濁すべてを受容し
そのうえで前に進むしかない
クメールの人々の瞳は澄んで
その眼差しは柔らかだった・・・。

比較哲学で云えば
アリストテレスの先ソクラテスの同時代に
ゴータマ・シッダールタが、

其処からさらに遡ること
数十年に孔子、老子
さらに数十年遡り
ミレトス派
其処からさらに400年近く前の
起源前1000年には
既にかの“リグ・ヴェーダ”が…。


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哲学含め
あらゆる学術で
必要にして不可欠なる要素は
originality
でしょうか。

然し乍ら
成功した学術者たちが
普く先行者から学びを得て来た
というのもまた事実でありましょう。

ゆえ
独創性は
過去の成果を糧に
生み出されゆくもの
なんですよね…。

すべての学術は
先行された成果を
存分に摂取(是非含め)せしめた
その先にしか存在し得ないよう・・

付き詰めれば
知らないことが罪にさえなってしまう
それほどに
学術上の歴史もまた
大切にしなければならないんですね…。



































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【 2016/06/29 18:49 】

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アンコールの空の下で Ⅵ~第一回廊西面
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西向きに建てられたアンコールワットの
第一回廊
長い参道を抜けて
最初に現れる西向き壁面の
年月を刻んだレリーフには
未だ往時を髣髴とさせる
赤い塗料が残されていた。

アンコール・ワットは
建物全体が
深紅に染め上げられた寺院であったという

ジャングルに浮かび上がる
最盛期の在り様に想いを馳せるに
後の殺戮の歴史が首を擡げて

その対比に一層
遥かなる時への愛惜は募る。




























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【 2016/06/28 18:38 】

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