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真実の恋~ルーブル美術館~カノーバ~ベニス/フラーリ聖堂
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フランス、パリ ルーブル美術館です。
アントニオ・カノーヴァ(Antonio Canova)の作品との最初の出会いの場です。

タイトルは”アムールとプシュケ”(1787年 - 1793年)
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2世紀のローマ詩人による逸話から
エロスの接吻で目覚めるプシュケの姿を作品化したものです。
こちらの物語は永遠の愛、変らない愛を描いています。
そう、真実の愛ならば、終わらない・・と。
例え引き裂かれ、逢えなくなっても
どんなに遠く離れようとも
想いは止まらない。
視えない時空でふたりの想いはいつもひとつに重なり合っています・・。
めぐり逢ったふたりが
どんな誤解も、障害も、そして逢えない時間をも乗り越え
最後には結ばれるという
ハッピーエンドの王道のような伝説です。
カノーヴァに限らず、こうした不滅の愛のカタチに
多くの芸術家たちが作品へのインスピレーションを得たようです。
そしてカノーヴァの導き出したフォルムの美しさといったら
200年の時を越えて現代の美観とも見紛うほどです。

カノーバはイタリアの彫刻家で
バロックから、古典主義に回帰した典型的な新古典主義の芸術家でもあります。
そして切っても切れないのが、パトロンのファリエ家
またそのご子息とは生涯の親友でもあられたとか。
尚、故郷のアーゾロ近郊ポッサーニョ村にはカノーヴァ美術館も残されています。
当時ロシアからもオファがあり
実際、カノーヴァの多くの彫刻が、サンクトペテルブルクのエルミタージュ博物館に展示されています。
そして
私が愛してやまない作品がこちら
イタリア べニスのサンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂内のカノーヴァの記念碑です。
こちらの教会にはゴンドラが浮かぶ水路を縫うように水上タクシーで訪れました。
この大理石のピラミッドには、カノーヴァの心臓が埋葬されているそうです。
彼の精神の宿る処でもあるんですね..。

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2012/08/09 14:45 】

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