山下達郎/街物語~東野圭吾作品新参者/阿部寛/黒木メイサ/向井理/溝端淳平~視聴/歌詞~さよならは終わりじゃない想い出は消せないから
CIMG2012.jpg

山下達郎/街物語

歌詞はこちらから

※東野圭吾作品"新参者”エンディングテーマにもなってました。
キャスト:阿部寛、黒木メイサ、向井理、溝端淳平、三浦友和、杏、石黒英雄、市原悦子、香川照之、草刈民代、小泉深雪、紺野まひる、沢木ルカ、柴本幸、寺島進、夏川結衣、倍賞美津子、橋本真実、速水もこみち、原田芳雄、マイコ、恵俊彰


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【 2012/09/30 08:58 】

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結婚同窓会~FTISLAND/Distance~大政絢/福士誠治/桐山漣
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FTISLAND/Distance(←動画視聴)

歌詞はこちらから

※結婚同窓会キャスト
相羽海音:大政絢
本田竜生:福士誠治
宮本遥冬:桐山漣
夏目蓮花:波瑠
嶺沢悠姫:佐藤ありさ
潮木奏太:小澤雄太(劇団EXILE)
仲井戸健:春日俊彰(オードリー)

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【 2012/09/29 21:51 】

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あなたに出会わなければ/夏雪冬花~Aimer/Sleepless Nights~1st album「Sleepless Nights」DIGEST動画視聴
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~あなたに出会わなければ 夏雪冬花
Aimer/Sleepless Nights(←DIGEST動画視聴)

歌詞はこちらから

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【 2012/09/29 21:30 】

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SSSS搭乗券~富士山~選択基準~片道航空券/監視リスト~911/中東/イスラム
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飛行機のチケットにSSSS と印字されていたら?

このSSSS 搭乗券ですが
ノースウェスト(NW)かユナイテッド(UA)辺りでゴールド以上をkeepされている方はまず大丈夫だと思われます^^

因みにオンラインチェックインで取得した搭乗券では、選ばれし方には既にSSSSの四文字。
通常はパスポートチェックの際に印字されて出てくるようです。

SSSSは”Secondary Security Screening Selection”の略
”2次的セキュリティ検査の選択”
或いは
Secondary Security Screening Selectee
”選ばれし者”といった処。

言ってみれば”超特別保安検査”です。
で、この”SSSS 搭乗券”
実は、今回の出張で私の相棒の搭乗券にしっかり刻印されていまして。
ごめんなさい。
笑ってしまいました。
そして晴れて、選ばれし乗客と成った彼の行く手に何が待ち受けていたかといえば
それは
航空業界が誇る最高レベルのセキュリティチェックを存分に堪能できるという
スぺシャルステージにご招待な状況。

通常のセキュリティチェックはご存知の通り、金属探知機、X線検査。
ですがSSSS搭乗券の当選者は
まずもって、保安検査エリアの特別レーンに誘われます。

靴を脱いでボディチェック、持ち込み手荷物は全開的フル披露、その上、
爆発物検査。こちら、小さな紙片を握らされ、それを機械解析
そしてイオン検知機能を備えた爆発物チェック機で全身スキャンみたいな(笑
職業柄、微量のイオンでも、付着されていらっしゃるような方ならば
厳しい判定になるかもしれません。

彼は、ビジュアルのレヴェル?からか所要時間5分程でしたが実際、20分以上もめずらしくないのだとか。
その間、私はといえば
申し訳ない、大真面目にスキャンされているその姿に笑いが止まりませんでした。

グランドホステスの方にその選択基準をお伺いしてみましたが
基本はランダムのとのこと。
無作為な抜き取り検査ですね。
ですが・・・
微妙に
片道の航空券の乗客(これは納得)ですとか
watch listなるものがあるとかないとか・・・。
また、航空会社側には選択権も残されているようで、何かのトラブルでグランドホステスに睨まれたら
手書きのSSSSが付けられちゃうとか・・。
これでまた笑っちゃうんですね。スミマセン。

それから、中東の国の方は当り易いとか・・(ですが911以前からのシステムです)
ただここで由々しき問題発生。
一度当たると、毎回当たる可能性が極めて高いって。

ただ、メリットもあるようなんです。
保安検査場は混んでるとき、特別レーンは早いんですって。それもかなり。
また同じ人が選ばれる傾向が高いため顔パスになってしまうとか・・
何それ??

※プリントアウトした搭乗券はマークを消せますが
その搭乗券は特別検査を受けた記しなくば
搭乗できないそうです。

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【 2012/09/29 05:36 】

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風の花嫁~オスカー・ココシュカ/アルマ・マーラー~スイス/バーゼル美術館~エゴン・シーレ/クリムト~運命の歌/ブラームス~テンペスト~パオラとフランチェスカ
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私たちは定められている
どこに足を止めてもやすらうことができないように
過ぎてゆく
落ちてゆく
悩みを負う人の子は・・
~ヒュペーリオン/ヘルダーリン

スイス バーゼル美術館所蔵の”風の花嫁”
エゴン・シーレと同時期にクリムトに見出されたオーストリアの画家
オスカー・ココシュカの作品です。

原題は”テンペスト”
画家の友であり詩人であるディェ・ウィンデスバルトの命名です。

これだけ文学的余韻を与えてくれる絵画も
そう多くはないのでは・・と思える作品です

表現主義から入ったココシュカですが
クリムトの象徴主義傾向、その華麗な装飾性と官能性
さらには、アールヌーボーをも総括したウィーン分離派とは
一線を画してゆきました。
因みにこのウィーン分離派には、哲学者ウィトゲンシュタインのお父様のバックアップもあったようです。
モチーフは、多分にギリシャ的な”愛と死”だったり
ファム・ファタルをテーマにしてみたりで
深層心理を古典絵画技法により精緻かつ幻想的に写実主義をもって表現しようとする
ウィーン幻想的レアリスム派です。


19世紀末ウィーン
ココシュカがこの作品を手がけた動機は
作曲家でウィーン国立歌劇場の正監督でもあったグスタフ・マーラーの未亡人への想いにありました。

背景は、オーストリア・ハンガリーの二重帝国。
チェコ、ポーランド、クロアチアなど幾つもの民族を抱える大帝国です。
そこは、フロイト、シェーンベルクらの知識人に加え、多くの芸術家たちが集った芸術の都。
アルマ・マーラーは、そのウィーン社交界の華と言われた女性です。
彼女は、出会ったその日にココシュカを自宅に招き”トリスタンとイゾルデ”を奏でたといいます。
亡き夫マーラーがワグネリアンであったことを差し引いても
ケルトに起源を持つ古代トリスタン伝説をモチーフにしたこの楽劇の”イゾルデ 愛の死”を敢えて選んだアルマが、運命的な何かを感じていたことは想像に難くありません。

大海原の難破船に互いに慈しむように横たわる男女
それは、ココシュカ自身
そして彼が生涯愛し続けた女性アルマを描いたものです
制作当初は、薔薇色の華やいだ色調の作品でありましたが
二人の関係が悪化するにつれ
ココシュカの行き場のない哀しみをキャンバスに塗り込めるように
青く、沈んだトーンに変容してゆきます。
現在バーゼル美術館からは門外不出の作品とされていますが
少しでも移動すると剥がれ落ちてしまいそうな画布一面、厚塗りの作品となっています。

一見フォーブ的でありながらバロック的でもあり
当時は、理解を得られない前衛芸術家として
”クンストシャウ”を最後にウィーン美術界から追放を受けます。
同時期にアルマとの恋も破局を迎え
傷心の果て、
人道主義的でもあった彼は、第一次世界大戦に従軍
帰還したときには、アルマは別の男性と結婚していました。


こうした経緯を鑑みても
ココシュカの芸術的思想と
彼のうちに秘めるその想いには既に境界線はなかったように受け取れます。


私が初めてこの絵画に邂逅したのは22歳、
卒業旅行の時でした。
以来、この作品の前に佇むと
作品の背後から微かにブラームスのメロディが聴こえてくるような錯覚を覚えます。
そのメロディとは、彼がヘルダーリンの書簡体小説ヒュペーリオン「運命の歌」をモチーフに作曲した
同タイトルの楽曲なのですが・・・。

冒頭に掲げた詩は、この”運命の歌”からの引用です。
彼はこの章に来ると
プレストの不協和音を多用していますが
個人的印象は少し違っていて
最終的にココシュカはその懊悩をも乗り越えた
達観した境地に行きついている
私はこの絵画からそんな静謐なものを感じています。

ー男の死は 、男と女の再生の象徴である ー
記憶の片に埋もれたフレーズも蘇ります。

ー愛する人を失った者は永遠に漂い続ける運命ー
確かに、ロマン派の文学、音楽、絵画には好んで使われたテーマですが
これは古典に見る愛のプロトタイプであろうと思います。

例えば
ギリシャ神話”オルフェウスとエウリディーチェ”
エウリディーチェへの愛を貫き通したオルフェウスの儚く美しい愛の物語で
”オルフェオとエウリディーチェ”としたグルックのオペラセリアでも有名な作品です。
また
アーサー王物語からの伝説の騎士ランスロットとアーサー王の王妃グィネヴィアとの許されない恋 。
湖の乙女という妖精に育てられたため湖の騎士とも呼ばれ、後に円卓の騎士の一員となったランスロット。
トランプのクラブジャックのモデルにもなっている人物です。
さらに時代を下ると
中世ヨーロッパのサン・ドニ修道院長ピエール・アベラールとその弟子パラクレー女子修道院長エロイーズの
ラテン語の往復書簡集 ”アベラールとエロイーズ”
もっと言えば
画家カバネルの作品で有名な
ダンテの長編叙事詩”神曲”地獄編に在るパオラとフランチェスカの姿、しかりです。

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パオラとフランチェスカ/ワッツ

noble lovers
愛に生きる純粋さと崇高な精神があってこその永遠性
広く文学界、絵画界、音楽界の芸術家たちに
インスピレーションを与え続けている
それは、全てのものが移ろいゆくこの世界に於いて、決して変わることのないもの
人は心のどこかでそうしたものを求めているということでしょうか。

この絵画”風の花嫁~Die Windsbraut~” の中で ふたりは尚
優しさと温もりに包まれていたあの時、あの刹那を紡ぎ続けているようです
ディェ・ウィンデスバルト
ココシュカの想いは風になって、
今もスイスのミュレン 、イタリアナポリの空の上を
漂います
伝えたくて伝えきれなかった想いを乗せて・・・ 。



※時を措いてココシュカは
ドイツ表現主義から高い評価を得、ドレスデン美術大学の教授に迎えられます。
実際、シーレの「死と乙女」もこの作品から構図のヒントを得たと言われていますし・・。

ココシュカとアルマ、その後二人は生きて会うことはありませんでした。
芸術に最高の価値を置いたアルマは
”4大芸術の未亡人”と呼ばれたように
初恋の相手ユーゲントシュティールの華麗な画家クリムトへの恋に始まり、
その後4度の結婚をしました。
しかし、 彼女の言葉によりますと
「最初の夫マーラーの音楽は好きになれず、次の夫グロピウスの建築は理解できず、その次の夫「聖少女」のウェルフェルの小説には興味もなかったけれど
ココシュカ、彼の絵にはいつも感動させられたわ」

この”風の花嫁”をもって、彼女に”私の最も美しい肖像”と言わしめたココシュカは
絵画の中だけでなく現実に於いても愛の勝利者だったのかもしれません。

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【 2012/09/28 00:02 】

| 絵画/彫刻 | コメント(4) | トラックバック(0) |
愛を教えて/山下達郎(動画フル視聴/歌詞)~遺留捜査~上川隆也
DSCN5761.jpg
山下達郎/愛を教えて(←動画フル視聴)

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【 2012/09/27 08:45 】

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~響~HIBIKI~ /EXILE/動画視聴
Estoril 2002

どれだけの時を超えてみても
消えることのない胸の傷を
抱えながら生きてゆくの

響~HIBIKI~ /EXILE(←動画視聴)
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【 2012/09/26 00:06 】

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三角のコイン~瑠璃色の海/夕陽~Air Mail/無人島のポスト~ボトルメッセージ
大西洋に浮かぶ小島
果てしない静寂を彩るアクアマリンの波音。
携帯、インターネットアクセスなし、時計なし
完全なる自由を抱きしめます。

ビーチで心行くまで泳いだら
限りのないシエスタ
揺らめく贈り物は、水平線から続くあの光の帯

marine blue 1002

オレンジの斜光線が綴る Air Mail
ボトルメッセージは瑠璃の彼方に・・・。

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【 2012/09/25 08:28 】

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スペイン北東部ボルハ教会~フレスコ画/ガルシア・マルティネス~修復~著作権/Tシャツ~ローワン・アトキンソン/ミスター・ビーン
たいへん!スペインの教会でイコン画を修復されたおばあちゃまが、著作権を・・。

ecce-homo-restoration.jpg

こちらスペイン北東部ボルハの教会に描かれている120年前のフレスコ画
19世紀の画家エリアス・ガルシア・マルティネスの作品です。
いばらの冠をかぶったキリストの肖像が描かれていたものです。
この作品が素人(信者のおばあちゃま)の手により修復されていたらしいのですが
ボルハの地域研究センター職員がこの作品を写真に収めようと教会を訪れて
「驚愕した」というのがことの発端です。
地域研究センターは「この言語に絶する行為に解決策があるのかどうかは分からない。しかし再発防止のための対策が必要だ。意図はともかく、強く非難されるべき行為だ」と述べていたのですが、
そんな問題を他所に、教会にはこの修復画を一目見ようと多くの観光客が詰め寄せ
今まで無料であったものが、拝観料1ユーロに。
さらにTシャツなどグッズの販売も(仕事早!!)為され売れ行き好調なのだとか。
そして大変!!おばあちゃまが修復画の著作権を主張し始めた模様なんです。

英国コメディアン、ローワン・アトキンソン主演の「ミスター・ビーン」映画版で
画家ホイスラーのお母様の肖像画が同じく悲惨な状況に陥ったあのシーンを彷彿とさせる事件です。
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【 2012/09/24 08:28 】

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モネ/印象派~睡蓮/ルーアン大聖堂/積みわら/ポプラ並木~小林秀雄/三島由紀夫
ー瞬間こそ永遠と信じる道だったのであろうかー

monet-rouen-cathedral-grey-and-rose.jpg

フランスの古都ルーアンに在る大聖堂を描いたモネの作品。
ルーアンは百年戦争下、ジャンヌ・ダルクが処刑されその灰がセーヌに流された地であり
また教会が多く点在する街でもあります。
モネは此処にあるルーアン大聖堂のファサードを
ほぼ同じ構図で30点近く描いています。
違うのは、時間、光、色彩。
私はこの絵に魅かれてルーアンを訪れました。

陽の光が差し込んでいる限り
ルーアン大聖堂は刻々と表情を変えます。
全く別の建築物のようにその色彩を変えて行くんですね。

「この絵を観る人に自分が感じたものを追体験して貰いたい」
モネの言葉がここに残されています。
光を""したこの聖堂を眺めていると
時間とともに
モネの一連の作品が、Repeatabilityにも匹敵するReproducibilityといった印象さえあるほどの再現性を秘めていたことに気付かされる・・・、
有意な時が流れました。
朝、この聖堂の背後から陽が差し込み始め、午後に太陽は聖堂の正面に廻り込んできます。
そして斜光角度が下がってくると聖堂西側の建築物がファサードに陰翳を創りはじめます。
此処にこうして厳然と立ちはだかる大聖堂は、あの時モネの描いた大聖堂、
「一回性」「再現不可能性」の否定をも内包しているようにも受け取れる作品・・・。
あとは、言葉になりません。

モネが後年になって制作した”積みわら”ポプラ並木”ルーアン大聖堂”等の蓮作をもって
小林秀雄氏は次のように記されていました。

ー瞬時も止まらず移ろい行く、何ひとつ定かなもののない色の世界こそ、これもまた果てしなく移ろい行く絵描きに似つかわしい唯一の主題だと信じていたのであろうか。そしてそれは瞬間こそ永遠と信じる道だったのであろうか
中略
風景を描くとはこの主題的な色彩の反映を展開させることだ。それは丁度音楽家がソナタの或るテーマを展開させるのと同じ性質のやり方である。従って音楽家にとって音楽の観念とは音のハーモニーをもった展開自体を指す様に、画家にとっては絵の観念即ち色の展開であるー


古典的文脈で謂えば、聖書、ギリシア神話、シェイクスピア作品が多く絵画のモチーフとされてきたという芸術的経緯、謂いかえれば芸術家たちが強くインスピレーションを受けるその対象にはある一定の法則があったことをおそらくは認た上で、敢えて”絵画に似つかわしい”唯一の主題”とさえ踏み込んだ氏の洞察。
モネ自身気付き得ない深層にまで降り立とうとする
そうした徹底性からか絵画を悉く音楽に、文学に映し出してゆく
美の極み、美しき芸術のその先にあるもの形而上的存在まで突き詰めてしまうおうとするならば
もしかしたら、それは、一点に収斂されてゆく。それこそが
(総てが移り変わって行くなかで)唯一”永遠なるのもの”であるのかもしれません。


小林秀雄氏の”美”に向け続けた透徹な眼差し
対象の深淵に迫らんとするその覚悟
そこにある厳密な論理性
かつての三島由紀夫氏に通ずる硬質な 感性に裏打ちされたその孤独性が
ルーアン大聖堂とともに心の琴線に響いてきます。

384px-Claude_Monet_-_Rouen_Cathedral,_Facade_(Sunset)



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【 2012/09/23 13:18 】

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ミラノドゥオーモのように~ゴシック建築/大聖堂/尖塔/マドンニーナ像~マッジョーレ湖~薄桃色の大理石
      ーードゥオーモのようにーー

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世界最大のゴシック建築とされるミラノ ドゥオーモです。
内部空間で比すとフランスボーヴェ大聖堂
面積では、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ規模です。

初めてこの地を訪れた時には、アーケードを抜けてドゥオーモ広場に出ました。
ですので突然、目前に大聖堂出現といったシチュエーションも相乗効果になってか
兎に角、大スペクタクルとしか形容のしようがない壮大さ
壮観を凌ぎ、壮麗にして荘厳。でありながらも
瀟洒さも秘めている素晴らしき(イタリア後期)ゴシック建築といった印象。

遥か高く大聖堂の最上部でゴールドの光を放っているのはマドンニーナ像
当時は、この高さを超える建築には許可が降りなかったとか。

マッジョーレ湖から採れたという薄桃色の大理石
このドゥオーモを築き上げる最初の石が
古代からあった聖堂の原型なる場所に置かれたのが1386年、
完成を見たのが1813年と謂いますから
その間なんと500年
ファサードを決めるのに約300年
最後の19世紀は、100年間只管、尖塔と装飾の仕上げに費やされたといいます。
このドゥオーモ尖塔だけでも135本、
そしてそこには、聖人たちがそれぞれ一様に気高く守りを固めていますので
気の遠くなるような作業行程だったというのは推して知るべしといった処でもありまして。
ですからミラノっ子たちも、日々工程を見守りながら
どんなにかその完成を心待ちにしていたことでしょうか。
けれど待てども待てども完成はみない
訳で。
そして待ちきれずにただ・・
呆れた(笑
よって
未だに、ミラノでは
”ドゥオーモのように”と言えば
いつ終わるとも知れない仕事のことを示しているんですね。

私自身、時折”ドゥオーモのよう”な?仕事に見舞われたりもするのですが
そんなときは、このミラノ大聖堂を思い
黙々と頑張ることにしてます^^

広場にはエマヌエーレ2世の騎馬像。
すぐ前にマクドナルドがありますが、
いつもの看板(赤&黄)からは色が失われていました。
極めてシック。
きっと
聖母マリア誕生に捧げられたというこのドゥオーモに圧倒され
彼なりに、改心したんですね(笑

堂内は外部の雑踏からは別世界の祈りの場、ステンドグラスから差し込む光の揺曳に包まれる厳かな空間が広がります。

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【 2012/09/22 08:27 】

| ヨーロッパ散歩(海外旅行) | コメント(2) | トラックバック(0) |
あの日の神宮外苑SELAN/銀杏並木/絵画館通り~コバルト色の必要性/リチャード・ブローティガン/東京日記cafe
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”コバルト色の必要性”

こういうものってあるだろう
コバルト色が必要だとなると
他のものでは決して充たされない

~Richard Brautigan詩集





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【 2012/09/21 00:02 】

| 文学~小説/詩/名言 | コメント(2) | トラックバック(0) |
美学/美意識/価値観~葉隠/風姿花伝~森鴎外/紀貫之/アインシュタイン~原発
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”美学”
かつて、鴎外によって”審美学”という訳語を与えられていた言葉。
美の本質、基準、価値を研究対象とする学問ですが
その出発点は、そもそも
”科学的認識”と”美的認識”のズレに違和感を覚えるといった処から始まっているんですね。
この辺りかなり興味深いというか私自身
日進月歩で進化してゆく科学技術によってめまぐるしく移り変わってゆく日常.
そうした最中で日々痛感していたこと、それが、正にこの認識の”ズレ”でありまして・・・。

歴史を紐解けば、18世紀
自然科学の発達に伴い深まる、科学的、感覚的認識のギャップ。
(当時の啓蒙思想、多分に影響していると思われます)
このギャップが背景にあったがゆえ、
”感性的認識に独自の論理を見出す”美学”が学問として認められたのは、時代の必然という感は否めません。
そしてそれは、”感性的認識論”即ち”美は感性的認識の完全性”であり”美について考察する学問”そのまま
”芸術理論”であると・・。

しかしながら理性的認識論に比しては、下位に位置付けられていたようです。
確かに”美的判断を行う能力”
当然ながらここには、普遍的原理は見当たりません。
誰の目にも判り易く、共通認識を持ち易い理性的認識に
説得力があるのも無理からぬことで・・・
よってカント、シラー、シェリング、ヘーゲルらを通して
美に対する哲学的批判の学問へと変遷してきたんですね。
また、そこには実存主義・分析哲学・ポスト構造主義によるアプローチもあったようです。

ただ
やはり忘れてならないのが
ーー美学、それは”知性的認識としての論理学”を”感性的認識”で補完することにあったーー
ということ・・・。

如何に普遍的原理がなくとも
個人個人の”感性的認識で、常に補完し続ける”努力は
怠ってはならないのでは
ですとか
最終的には、それが最上位に位置付けられるものでなければ
なんて思ってみたりもする訳です。

日本にはまた”美意識”という言葉があります。
古くからある、”理想的(勝敗や損得を超越したもの)に生きようとする思考”は
紛れもなく美意識と感じますし
具体的には
紀貫之、和歌の世界では既に理論化されその流れを汲んだ鴨長明、藤原定家らによって
”幽玄論”として確立した概念がありました。
こちらは、優美を根底に持ち併せながら、静寂な余情の漂うさま・・・
そう、芭蕉の謂う”気”ですとか、千利休の茶道にも通ずる"風雅の精神"ですね。
そして、
世阿弥”風姿花伝”にみるような”秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず”的美感から
後の”葉隠”へ受け継がれた美意識(”恋の至極は忍ぶ恋”といった感性など)
或いは侘、寂が象徴するような滅びゆくものへの同調からの滅びの美学。
さらには、江戸時代の町人文化の間に生まれた”粋”の文化などなど
いずれも美意識に通じる概念であろうかと。
こうしたもののあわれを知ることこそが、
人間が人間たる所以であるとした、平安時代の文学的理念は
現代にもそのまま通じる美的理念であろうと思っています。

そして
何をもって美しいと感じ
何を大切に生き
何を切り捨てるか

こうして考えると
美学、美意識と価値観とは非常に近いところにあるとも思うんですね。

価値観という言葉は日常よく使われますが
人は、たぶん自分の美意識(或いは美学)に従って
その価値を決めているのではないかと見受けられ
よってこれらは
その人のライフスタイルに大きく関わって来ます。

価値観が多様化している現代ですが
そこには必ず何かしらの傾向はある。
そしてそれは
国、文化圏、地域性
そして教育(環境)であったり
また、芸術(文学、美術、音楽)、或いは組織(学校、社会)に身を置く中での思索の積み重ねなどによって
成熟させてゆく類のものであるとも考えています。

いかに科学技術が進歩しても
譲ってはいけない何か
守らなければならない何か
時にそれが利便性と対極にあることも少なくありません。

ーーテクノロジーの進歩は、病的な犯罪者が手にした斧のようなものであるーー
数十年前にアインシュタインが残したこの言葉は
そのまま
今日の原発が象徴する”人類の科学技術の使用法”への明白なメッセージになってしまったようです。

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【 2012/09/20 00:02 】

| 哲学 | コメント(4) | トラックバック(0) |
モン・サン・ミシェル~フランス/ノルマンディの海~ヴェルレーヌ/秋の日~オーバーロード作戦~ド・ゴール将軍/フランクリン・ルーズベルト/ウィンストン・チャーチル/アイゼンハワー
秋の日の ヴィオロンの ためいきの・・・

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フランス、モン・サン・ミシェル最上階からのノルマンディーの海
右手岬の先にはシェルブール、そしてその海岸沿いにカーン
左手はすぐブルターニュ地方。
フランス北西部、イギリス海峡に面したエリア,
語源は中世ラテン語で”北の人間の土地”
最近ではシードル(appleサイダー)でも有名なノルマンディー。

フランス革命の頃には、5つに分断され
第二次世界大戦に於いては
連合軍による”ノルマンディー上陸作戦”の舞台となった場所。
それは、連合軍側の”ナチスドイツ占領下の西ヨーロッパ”への侵攻作戦で
正式名称は”オーバーロード作戦”でした。
現在に至るまでこれほどの大規模な上陸作戦はなかったと云われています。

300万人近い若き兵士達がドーバー海峡を渡ってコタンタン半島のノルマンディーに上陸し乍も
ノルマンディー地方制圧に、2ヶ月以上を費やしたといいますから
想像を絶する戦いが繰り広げられたとは想像に難くありません。

作戦決行日を”D-デイ”とし1944年6月6日、
ヨーロッパ全域、対ナチスレジスタンス運動の同志に向けて
BBC放送で呼び掛けられた、その時の暗号は
フランスの詩人 ヴェルレーヌの詩
”秋の歌”
こちら、ヴェルレーヌ20歳の時の処女詩集”チュルニアン詩集”からの一篇ですが
秋の哀愁を“ヴァイオリンのためいき”と表現したこのメタファ・・

これから始まる悲惨な状況を伴うであろう作戦、
その指令が
美しい感性に導き出された音楽的に過ぎるほどの詩”秋の歌(Chanson d'automne)”で決行される
あまりのギャップに、今さらながら言葉を失います。
日本では、上田敏『海潮音』で”落葉”として翻訳され出版されているものです。

ド・ゴール将軍、フランクリン・ルーズベルト、ウィンストン・チャーチル、アイゼンハワーらの思惑も絡みながら、結果的に”大西洋の壁”は崩壊する訳ですが
オーバーロード作戦による夥しい数の戦死者に思いをつなぐと
ノルマンディの海はその哀しみの全てを受容しているようにも思えます。

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【 2012/09/19 06:33 】

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横浜スタジアム~福山雅治/ファンクラブ~イベントsetlist~milk tea(PVFULL)

福山雅治/milk tea←PV動画フル視聴)

DSCN1591.jpg
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【 2012/09/18 08:42 】

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おもいでの夏~Summer of '42 /full 視聴~ジェニファー・オニール/ミシェル・ルグラン
ーー海の美しさは特別だった
       丘の家に 彼女はいたーー


MPW-49605.jpg
Summer of '42 (←動画Full視聴)

1971年のアメリカ映画 ”おもいでの夏”
フランス戦線で戦う夫の帰りを
丘の上の小さな家でひとり待つ人妻ドロシー。
憂いを含んだ笑顔
待ち受けるドロシーの哀しみ・・
そんな彼女に憧れる15才のハーミー。
彼は、1942年の夏
この島にバカンスに来た少年でした。

第二次世界大戦下
ニュー・イングランド
紺碧の海に囲まれた避暑地を舞台にした
ひと夏のラブストーリー。

全編を貫く映像美とミシェル・ルグラン の哀愁を帯びたこのメロディラインがあれば
説明は不要といった感じの作品です・・。

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※監督:ロバート・マリガン 
キャスト:ジェニファー・オニール/ゲーリー・グライムス

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【 2012/09/18 05:03 】

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一回性を大切に生きる~ヨーロッパ~知らない町を歩いてみたい~どこか遠くに行きたい
P1100562.jpg

静かな地方都市の時間の流れ方が好きです。
どこか遠くへ行きたくなる
知らない町を歩いてみたくなるんです^^
街並みを眺めながら歩く
カフェに入ってゆっくりお茶を楽しんだり
名もない美術館を訪れてみたり
可愛らしいお土産物を見つけてみたり
道端のお花に目を留める・・・
たぶん
ニ度とはこの地を踏むことはないであろう
そうした時を愛しく思います。

一回性
一度起きたことは、再びは起こらないということですが
例え一度の出来事であっても
いえ
たった一度のことであったからこそ
深く強く胸に刻まれてゆく
そういうこと
確かに在ると感じてます。

一回性をしっかり生きたい
って思ってます。


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【 2012/09/17 07:02 】

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Che’Nelle – Believe~PVフル視聴(歌詞)~イタリア/ローマ/スペイン階段~トリニタ・デイ・モンティ教会
イタリアはローマ、トリニタ・デイ・モンティ教会です。
通称スペイン階段と呼ばれる,
その最上部に位置しています。
映画ローマの休日のオードリー・ヘプバーンも舞い降りて来そう?なこの場所ですが
階段の正式名称は、”トリニタ・デイ・モンティ階段”
18世紀初頭には
既にこの姿でここにこうして在ったんですね。
こちらのモンティ教会内部は、外部の華やかさとはうって変わって
厳かな祈りの場。
想いは募ります・・・。

NIEoM7eNyYYv8_k.jpg
Destiny...
言葉なんていらない
変らない(I Believe)
たとえどんなことがあっても
Believe/Che'Nelle(←PVフル視聴)
歌詞はこちらから

※シェネルのBelieve
映画『BRAVE HEARTS 海猿』V の主題歌にもなってます。
海猿キャスト;伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗 、三浦翔平

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【 2012/09/16 21:43 】

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2AM ~For you ~君のためにできること~PVFULL視聴/歌詞
2009-03-31_150315_collection_brocante_03.jpg

2AM For you ~君のためにできること~(←PVフル視聴)
歌詞はこちらから

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【 2012/09/16 19:08 】

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EXILE/もっと強く(PVFULL視聴/歌詞)~この場所でいつもあなたを待っているよ
img08.jpg
EXILE/もっと強く (←PVフル視聴)
歌詞はこちらから



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※映画 海猿 THE LAST MESSAGE 主題歌
キャスト:伊藤英明 ,加藤あい ,佐藤隆太 ,加藤雅也 ,吹石一恵 ,三浦翔平 ,濱田岳 ,香里奈 ,勝村政信 ,鶴見辰吾 ,石黒賢 ,時任三郎

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【 2012/09/16 19:07 】

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スペインアルハンブラ宮殿Ⅱ~城塞都市/アルカサバ/クレムリン/トレド~レコンキスタ~滅びの美学イスラム最後の王朝
120522_0048~02
スペインアンダルシア地方
グラナダで、最も涼しい風が吹くという標高700㍍余りの丘陵
赤レンガの外壁に囲まれたアルハンブラ宮殿
写真左手ですね、
アルハンブラ宮殿向かいの丘ヘネラリーフェ庭園からの一枚です。

シエラネバダ山脈の裾野に広がる肥沃な土地に
”城塞都市”として誕生したアルハンブラ
というのは・・・
実際訪れてみるとそこは宮殿と謂うより寧ろ
”アルハンブラ城塞都市”といった印象さえありまして。
この城壁は”カサバ”と呼ばれていますが、
アルジェリアで”カサバ”とは、城塞都市そのものを意味するようですので
このファーストインプレッション、それほ外れていなかったのかもしれません。

スペイン城塞都市と謂えばトレドを思い浮かべますが
流石に、トレドのような圧迫感のある城壁はここにはありません。
あるのは、雄大な大自然
緑、そして水・・・。

因みにロシア語で城塞はクレムリン
中世ロシアでもまた
クレムリンは各地に造設されていましが
あのモスクワのクレムリンは余に有名ですね。

アラビア語で”赤い城塞”を意味するという”アルハンブラ”
そこには太陽に照らされ赤く輝くといったイメージも含まれているようで
確かに残されたレンガ積み城壁のエンジ、
また、赤い漆喰で塗られた宮殿内の壁
さらにはグラナダがアラビア語で赤い実の”ザクロ”を意味するなど
此の地には赤のイメージも付き纏います。

イベリア半島に華開き、高い文化水準に裏打ちされたイスラムの栄華
その代表的建造物が、コルドバのメスキータであり
そして、このアルハンブラ宮殿でありました。

およそ800年間に渡るイスラムのスペイン支配
国土回復運動の波が南下しイベリア半島最後のイスラム教国となったナスル朝が残した宮殿。
15世紀末のグラナダ陥落で無血開城したという映画のクライマックスのような伝説、
キリスト教徒における十字架にも相当すると謂われるイスラム教徒の”

イスラム教国王からキリスト教国王へ、
宮殿の鍵受け渡しエピソードも残されている 美しき王宮アルハンブラ

スペインの地における”幻のイスラム”
滅びの美学ここに極まれりといったところでしょうか。

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【 2012/09/15 18:25 】

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横浜~赤レンガパーク~ランチ
DSCN1582.jpg

今日のランチは、
打ち合わせの帰りに赤レンガで。
1Fカフェのテラス席は
海風と空とが一帯になった
遮るもののない開放感のあるランドスケープが広がります。

DSCN1576.jpg
















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【 2012/09/14 21:44 】

| 気紛れドライブ | コメント(0) | トラックバック(0) |
横浜~桜木町~みなとみらい
DSCN1550.jpg

横浜みなとみらい
今朝の通勤風景です。
時間がなくて
車のフロント越しです
スミマセン・・・。





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【 2012/09/13 20:57 】

| 気紛れドライブ | コメント(0) | トラックバック(0) |
ロワール渓谷~古城/シャンボール城~レオナルド・ダ・ヴィンチ/二重らせん階段~コンスタンティノープルの地平線~トルコ/イスタンブール
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フランスはロワール渓谷の古城シャンボール城です。
ロワール地方、最大規模を誇るフレンチ・ルネサンス様式の古城。

このロワール渓谷には、こうした中世のお城が随所に残されていまして
緑豊かな森に囲まれた城内に身を置くと
中世に舞い降りたかのような錯覚さえ覚えます。

こちら
時のフランス王フランソワ1世の命により
コンスタンティノープルの地平線に映える街並み、尖塔や家々の屋根
その”屋波”をイメージして設計されたとのこと。

コンスタンティノープル
かつて、東ローマ帝国の首都であった都市
現在でいうトルコ イスタンブールですね。
街の美しさもさることながら、ここは難攻不落の城壁とされ
東西交易の要衝としても繁栄した都市です。
今尚、コンスタンディヌーポリ総主教庁が置かれているというその華麗なる治世の在り方に肖りたいという想いもあったのでしょうか。

”フランスの庭”とも称される
ファサードの美しいヨーロッパ屈指の古城となっています。

歴代のフランス王から見放され荒廃した時代、野戦病院として使われたという経緯もあるこのシャンポール城ですが、
後に再建されたというドイツのノイシュバンシュタイン城では感じ取れなかったもの
それが、ここには、確かにありました。
レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したとも伝えられている二重らせん階段に
様々な歴史が刻まれた重厚な空間

歴史をも包み込むような厳かな時間が、ゆっくりと流れていました・・。

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【 2012/09/12 19:58 】

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ゲーテ~格言と反省~生活はすべて次の二つから成り立っている。 したいけれど、できない。できるけれど、したくない~求めて達成せず、 達成して求めず
110325_0017~01
ーーDas ganze Leben besteht aus
   Wollen und Nicht-Vollbringen,
     Vollbringen und Nicht-Wollen.ーー
                   
                  ~ゲーテ

ヨーロッパの田舎町をお散歩していると
やはりヨーロッパの文学に触れたくなります。

冒頭のドイツ語は、ゲーテ”格言と反省”からの一節ですが
下記、二種類の訳が多く引用されています。


ーー生活はすべて次の二つから成り立っている。
      したいけれど、できない。
            できるけれど、したくないーー

  
ーー人生は、
      求めて達成せず、達成して求めず
             の二つから成り立つーー



訳者によってこんなにもニュアンス、違ってくるんですね
上記のほうが、世間ではpopularな気がしなくもありません。
ゲーテ好きでも
ネイティブでなければ・・(涙

けれどちょとがんばってみました(笑
前者訳では、
”できるけれど”とありますので、まだ出来ていない状況を感じます。
ですが後者訳のそれは”達成して”となってますので
既に達成されている様子です。

独英辞書を引いてみると
"vollbringen"は"accomplishto"のようですから
達成されているニュアンスを感じます。
ゆえ
後者訳のほうが正確なのでは・・・と推察できます。
気になるので、図書館探検してましたら
原書には注釈が付いてました。
"ローマ書参照"と・・・♪
なのでローマ書を解読していましたら
ありました!こんな一節(意訳入ってます)

”望んでいる善き行いは実行できずにいるが、望んでいないはずの悪い行いをしてしまう”
といったようなフレーズ。

結果、
後者訳の方が、ゲーテが語らんとするニュアンスに近いかなって思ってみたりしている処です。

けれどそう致しますと、前者の訳は
どういった思惑でこのような訳になったのか
若干ニュアンスは異なりますが
汎用性に優れている
という見解からでしょうか。

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テーマ:聖書・キリスト教 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2012/09/11 21:38 】

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パリ レピュブリック広場~Go To The River/Yael Naim(動画フル視聴)~最後から二番目の恋~ブリトニー・スピアーズ”Toxic
パリ3区、10区、11区の境界に位置するメトロステーション、レピュブリック駅近くのカフェです。
フランスの歴史が刻印されているマリアンヌのブロンズ像も象徴的なRépublique広場は、フランスに多くあるデモや集会の起点とされる場所であり、フランスを代表する広場です。
因みに、フランスの正式名称は”République française”
”République ”は、共和国を意味する言葉なんですね。

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Go To The River/Yael Naim(←動画フル視聴)

テルアビブのジャズ・クラブで歌っていたという
フランス、パリ生まれ,イスラエル育ちのヤエル・ナイム

ビートルズ、アレサ・フランクリン、ジョニ・ミッチェルらの影響を受けた彼女の楽曲は
ポップにジャズ、時にクラッシックを織り交ぜたような次世代フィールドのアコースティックサウンド。

仏語、英語、ヘブライ語をMIXさせたようななetrangerなボーカルも魅力的です。

※Yael Naim、2008年の”ニュー・ソウル”が、アップル社のノートパソコン”MacBook Air”のCM曲に抜擢され、メジャーになったシンガーソングライターで
"ゴー・トゥ・ザ・リバー"の他にブリトニー・スピアーズのカバー曲”Toxic”も雰囲気あります♪
フランスの映画監督エリー・シュラーキーから、ミュージカル”十戒”のモーゼの妹(ミリアム)役に抜擢され、映画”Harrison’s Flowers”のサウンドトラックも手がけられてまいす。

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※こちらの楽曲、日本では、今年初めの冬クールドラマ”最後から二番目の恋”の挿入歌にもなってました
キャスト:小泉今日子 中井貴一 坂口憲二 内田有紀 飯島直子

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【 2012/09/10 23:01 】

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谷間の百合/The lily of the valley~モルソフ/フェリクス/マネルヴィル~バルザック/人間喜劇~フレグランス
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”The lily of the valley”
その名に魅かれて購入したフレグランスですが
優しいフローラル系の香りも気に入ってます。
”a lily of the valley”は、鈴蘭
けれど、谷間に咲く白百合をイメージさせたバルザックの小説Le Lys dans la valléeの影響でしょうか、”谷間の百合”と直訳されることが多いように思います。
というのも、この書簡体小説”谷間のゆり”で
主人公フェリクスがアンドル川の遊歩道を散歩しているときに、ある館の前に一輪の白百合を見つけ、それがあまりに美しく密やかに咲いていたので
この館こそ、憧れのモルソフ夫人が暮らす処に違いないと確信する訳です。

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最終的には結ばれることのなかった二人ですが
ココロは、互いに誰よりも近いところにあったように思います。
そしてアンリエットの死によって彼女の存在が彼にとって絶対的なものになったのだと・・。
クレーヴの奥方しかり
ストイックである方が、精神性が高まるというか
逆説的なようですが
想い合うふたりが結ばれないからこその
”永遠性”って確かにあると思えてなりません。

ナポレオンの失脚、フランス復古王政辺りを背景とした
バルザックの手によるこの哀しい恋の物語
最後に差し込まれたマネルヴィル夫人の”短い手紙”が余韻を残す作品となってます。

※バルザックの人間喜劇全体に視野を広げると
最後の手紙に語らせているように女心の解らないフェリックスは、
”イヴの娘”では随分と成長して登場しているようですし、”結婚契約”のマネルヴィル夫人を知るにつけ、やはり 愛されるはモルソフ夫人唯一人であったろうと・・。
今更ながらバルザックのストーリー展開の巧みさに敬服・・。

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【 2012/09/09 23:51 】

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闘牛場/白い街ミハス/スペイン/グラナダ~コスタ・デル・ソル~マラガ/モロッコ


スペインでいちばん小さな闘牛場です。

白壁に飾られた鉢植えのお花も可愛らしいこの建物ですが
実は、円形でなく長方形になってます。
観客席の最上階からは、大パノラマが広がります。
地中海はアルボランを越えてモロッコやアルジェリアまで見えちゃうんじゃないかくらいな勢いのビュースポット
通常、春~秋をシーズンとする闘牛
ここは観光地ということからか、クリスマスと新年に開催されていたのですが
今年の初夏に訪れた時にはもうそれも過去のことのように伺いました。
ただ、ここでポスターを購入すると名入れして下さるんです。
だから何的な感も否めませんが・・(笑
通り抜ける風の爽やかさと、地中海の海色の美しさは健在、
一度訪れたら帰りたくなくなる場所のひとつです。

コスタ・デル・ソルの丘の街ミハスは、文字通り”白い街”
地中海に降り注ぐ強い陽光を反射させるために
総ての家々の壁は真っ白に塗られていまして
地元の方に寄りますと、それにかけるエネルギー、維持費は半端ないようで
まさにエーゲ海の島々のそれと同じ環境ということになるんですね。

そしてこの闘牛場は、
この小さな街の外れにあります・・。

※スペインアンダルシアのマラガ海岸エリアとカディスのカンポ・デ・ヒブラルタルエリア
そこは、”太陽海岸”コスタ・デル・ソル。
フランスやイギリス、ドイツ、北欧などヨーロッパ系の人々に人気のスポットです。
スペイングラナダを含む地中海沿岸のコスタ・デル・ソルと呼ばれるリゾート地ですが
20世紀半ばからマラガを中心としコスタ・デル・ソル・オクシデンタルと
コスタ・デル・ソル・オリエンタルを包括した一帯を指します。
かつては、犯罪人引渡し条約が締結されていなかったことから
ジブラルタル問題が絡みCosta del Crimeと呼ばれた不名誉な時代もあったようですが
セビリアとバルセロナの博覧会を訪れる観光客誘致運動から
グラナダ海岸エリアをコスタ・トロピカル、
アルメリーア海岸のそれをコスタ・デ・アルメリーアとして愛されてます。

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【 2012/09/08 19:13 】

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バルセロナからタラゴナへ~ラス・ファレラス水道橋/円形競技場/カテドラル/考古遺跡群~地中海
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地中海に面した古代遺跡の街
スペインカタルーニャ州のタラゴナ、
フランコリ川の左岸に在るラス・ファレーラス水道橋です。
別名”悪魔の橋”
スペインではセゴビアの水道橋に次ぐ規模ですが
ここタラゴナには古代ローマ時代の遺跡も多く残されており
”タッラコの考古遺跡群”として世界遺産に登録されてます。

ローマのようなシンボリックな遺跡は見当たりませんが
都会の喧騒から逃れて
静かに異国情緒を味わいたい方にはお勧めのエリアです。

マドリードから直通のAVE、”Camp de Tarragona駅”からも辿り付けますし
100㌔圏の観光地化されたバルセロナ、バレンシアなどとは一味違った穏やかな時間が流れてます。
アンダルシア地方のミハス
その白い家々に負けないくらいな可愛らしいオレンジの街並みが続く旧市街地、
かと思えば
ロマネスクからバロックへの変遷も見て取れるタラゴナ大聖堂
12世紀の教会跡に考古学の散歩道
さらにはサント・アントーニの門やベラーの凱旋門、1世紀来の円形競技場、
そしてその裏手からは
燦々と降り注ぐ陽光に煌めく紺碧の地中海が・・
水平線で交り合う澄んだ空、そのブルーグラデーション
そこはもう完璧なまでのリゾートの世界で
水着を持っていなかったこと本気で悔やまれました(笑

遊歩道”地中海のバルコニー”から
時を忘れて眺めた海
その水色は
太陽の傾きと真っ白な雲、風の影響で
アクアブルーからターコイズブルー、そしてセルリアンブルー、ロイヤルブルーへと
刻々とその色を変えてゆきます。
変わらなかったのは海底まで見えるほどの透明感と
思慮深さを湛えた穏やかな海面。
遠く5世紀の西ゴート王国を経てのウマイヤ朝より壊滅的被害を受けた
哀しみの町タラゴナに思いを馳せました・・・。

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【 2012/09/07 20:28 】

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朝霧のストラスブール~美術館/ユーロトラム/ノートルダム/カテドラル~クレルモンの悲劇/アラゴン
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ーー陽の色に輝くカテドラル
   教えるとは 希望を語ること
    学ぶとは 誠実を胸に刻むことーー

~ストラスブールの詩/ルイ・アラゴン

かつてはゲーテが、モーツァルトが
パストゥールが・・・好んで住んだという
水の都 ストラスブールの運河沿い、早朝のショットです。

フランスはライン川左岸に位置するストラスブールですが
パリへは、西へ約500km、TGV東ヨーロッパ線で2時間20分です。
けれど観光というよりは住むに最適♪
100㌔圏で謂えば
北西にルクセンブルク、その先にベルギーはブリュッセル
ストラスブール駅前から北東のフランクフルト空港へは直通バスあり。
南下して、お気に入りのスイスバーゼル美術館へは至便。
そこから先はイタリアミラノへ続きます。
近郊のエンツハイム市には、ストラスブール国際空港。
東にはシュトゥットガルトですのですぐドイツ、その先はミュンヘン、
ミュンヘンまで行けば、ロマンチック街道の終点フュッセン。
悪名高きバイエルン王ルートヴィヒⅡ世のノイシュバンシュタイン城も・・。
(人生に遊び大切、文化には無駄が大切?)
ヨーロッパの大動脈ライン川沿いにフランス最大の河川港を擁し
フランスの東の玄関口となっていることも含めて
”街道の街”と謂われる所以ですね。

私が初めてストラスブール入りしたのはプラハからのミュンヘン経由でしたが
パスポート提示は列車内
日本では味わえないあの時の感慨深さ懐かしく思い出されます。
当時のトランスファー的トランジットはアムステルダム、
チェコの空港に到着すると、機内にはスメタナのモルダウが流れてましたっけ。
不覚にも涙の想い出があったりもします。

写真の河はライン川の支流、イル川です。
こちらの中洲にある旧市街地が
ストラスブールのグラン・ディルとして
ユネスコの世界文化遺産に登録されているんですね。
このプチフランス地区には
アルザスの可愛らしい伝統建築が立ち並び
自由ヶ丘のような雑貨屋さんやブティック、オープンカフェやレストランが軒を連ねてます。
水路が巡って居る処は少しベネツィアにも似ていますが
Lockが印象的、そのインクラインに雰囲気あります。
そして中心部には
冒頭の詩にも歌われている”陽の色に輝くカテドラル”
こちら天文時計、からくり時計で夙に有名なストラスブールカテドラルですが
私は寧ろこの薔薇色の外壁の美しさと尖塔がひとつしかないアンシンメトリーなノートルダム大聖堂は、パリのノートルダム寺院より好きかもしれません。
パリのノートルダムの素晴らしさは、
あのセーヌの流れの畔、その立ち位置に依るものも大きいようにも思えます。
そしてストラスブールは
”LRT”がすごい!かなって思うんですね。
日本で謂えば、早稲田辺りを走っている市電のようなものですが
その未来都市?的な斬新なデザインもさることながら
こちらもまた未来建築的な欧州議会ビルの存在とも相まって
ユーロトラムなんて呼ばれ方もされてます。
この”トラム”とバス、1枚の切符で1時間以内は乗り継自由です。
フランス国鉄とは相互乗り入れしているし
美術館も随所にあるのでもう遊び捲りでした。
19C初頭のボザール美術館にホーエンローエ美術館、アルザス地方博物館に
極めつけは中世ルネサンス芸術のルーブル・ノートルダム美術館、
近年誕生したトミー・アンゲラー美術館もあります。

また、フランス革命期の将軍の名からとられたというクレベール広場でのランチは開放感たっぷりですし
18世紀に建築された新古典主義様式の建物オーベットは、
現代芸術のシスティーナ礼拝堂なんて呼ばれ親しまれてます。

星付きレストランのあるオランジェリー公園もお勧めです。

ストラスブールのイメージキャラクタはコウノトリとされてはいるものの
少なくとも私は、ここでコウノトリは一度も見かけませんでした。
寧ろスペイン、アンダルシア地方やカスティーリャ ラ・マンチャ地方などをドライブした折には
街道沿い、至る所に彼らの巣があって、凛とした姿勢で子供達を守っていましたっけ・・。

冒頭で触れた詩の一節ですが、
教育の理想形のようにも聴こえるこのフレーズ。
実はこちら
哀しみから生まれたメッセージであり
心の叫びでありました。
第二次大戦中に起きた”クレルモンの悲劇”
その最中に、中仏のオーヴェルニュ地方で生まれた歌で
暴挙の限りを尽くすナチスドイツの蛮行は、ストラスブール大学の教授、学生らまでに及び
血を血で洗う凄惨な覇権争いが背景にあったようです。
ヨーロッパ史の縮図ともされるストラスブールですが
その歴史的変遷は・・
当初の神聖ローマ帝国支配下においては、その名も当然乍ドイツ語読みで、”シュトラースブルク”
その後、仏王ルイ14世の時にフランス王国領域に移り、仏語読みの”ストラスブール”になっのですが
普仏戦争でのプロイセン勝利に伴い、この辺り一帯(アルザス、ロレーヌ地方)はドイツ帝国領に戻るんですね。その後、第一次世界大戦でフランスが勝利すると再びフランスの領土に組み込まれ
さらに第二次世界大戦時の仏独戦後は勝戦国のドイツが自国の領土とした、まさにこの局面が、アラゴンの詩のsituationで在った訳です。
1944年に連合国側が奪還するまで、不毛の覇権争いが繰り返された土地であり
そうした権力者たちの愚かさを目の当たりにしながらも、人間にとって真に大切なものから目を逸らさずに
志だけは高く生き抜いた彼らの執念さえ伝わってくる価値ある詩であろうと思います。

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【 2012/09/06 18:56 】

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