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スペインアルハンブラ宮殿Ⅱ~城塞都市/アルカサバ/クレムリン/トレド~レコンキスタ~滅びの美学イスラム最後の王朝
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スペインアンダルシア地方
グラナダで、最も涼しい風が吹くという標高700㍍余りの丘陵
赤レンガの外壁に囲まれたアルハンブラ宮殿
写真左手ですね、
アルハンブラ宮殿向かいの丘ヘネラリーフェ庭園からの一枚です。

シエラネバダ山脈の裾野に広がる肥沃な土地に
”城塞都市”として誕生したアルハンブラ
というのは・・・
実際訪れてみるとそこは宮殿と謂うより寧ろ
”アルハンブラ城塞都市”といった印象さえありまして。
この城壁は”カサバ”と呼ばれていますが、
アルジェリアで”カサバ”とは、城塞都市そのものを意味するようですので
このファーストインプレッション、それほ外れていなかったのかもしれません。

スペイン城塞都市と謂えばトレドを思い浮かべますが
流石に、トレドのような圧迫感のある城壁はここにはありません。
あるのは、雄大な大自然
緑、そして水・・・。

因みにロシア語で城塞はクレムリン
中世ロシアでもまた
クレムリンは各地に造設されていましが
あのモスクワのクレムリンは余に有名ですね。

アラビア語で”赤い城塞”を意味するという”アルハンブラ”
そこには太陽に照らされ赤く輝くといったイメージも含まれているようで
確かに残されたレンガ積み城壁のエンジ、
また、赤い漆喰で塗られた宮殿内の壁
さらにはグラナダがアラビア語で赤い実の”ザクロ”を意味するなど
此の地には赤のイメージも付き纏います。

イベリア半島に華開き、高い文化水準に裏打ちされたイスラムの栄華
その代表的建造物が、コルドバのメスキータであり
そして、このアルハンブラ宮殿でありました。

およそ800年間に渡るイスラムのスペイン支配
国土回復運動の波が南下しイベリア半島最後のイスラム教国となったナスル朝が残した宮殿。
15世紀末のグラナダ陥落で無血開城したという映画のクライマックスのような伝説、
キリスト教徒における十字架にも相当すると謂われるイスラム教徒の”

イスラム教国王からキリスト教国王へ、
宮殿の鍵受け渡しエピソードも残されている 美しき王宮アルハンブラ

スペインの地における”幻のイスラム”
滅びの美学ここに極まれりといったところでしょうか。

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テーマ:スペイン生活 - ジャンル:海外情報

【 2012/09/15 18:25 】

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