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スペインカスティーリャ地方クエンカ~スペイン異端審問/ナポレオン・カルリスタ戦争/ウィーン体制~サン・パブロ橋/宙吊りの家/抽象画美術館~カテドラル/ステンドグラス/メスキータ
スペインの世界の下で・・・
SH3D0759.jpg
カスティーリャ地方サン・パブロ橋からの眺めです
スペインの空の青さ・・・。

こんなに青くてだいじょうぶ?
と思ってしまうくらいに
雲ひとつない抜けるような”青”が広がっていました。

ラ・マンチャの古都クエンカ
クエンカの語源は”アラブ人の城”

フカール河とウエカル河の峡谷
断崖絶壁の丘の上に立ち並ぶ家々をして
鷹ノ巣とも形容された都。

中世の歴史的城壁都市と謂えばトレド
ですが
こちらの古都は・・。

スペイン史の流れ、例によってアラブの支配下に陥ったところ
11世紀ウクレスの騎士の活躍で奪還し
都として要塞化を試みますが、再度アラブの巻き返しにあいます。
けれど12世紀にアルフォンソ8世により再征服、メスキータの跡地に
ステンドグラスも美しい現在の姿のカテドラルが建造されたんですね
この時既に司教座が置かれています。
その後エル・サビオの“賢王”と称えられたアルフォンソ10世の時代に
“都市国家”として認められ、繊維と象牙の町として栄えます。
その後15世紀にはスペイン異端審問が始まりました。
宗教裁判とされていますが政治的色彩の濃い痛ましい制度でした。
(ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」の ”大審問官”の舞台がまさに中世スペインでした)
この制度の廃止は、皮肉にもナポレオン戦争時フランスの占領下のナポレオンによるものでした。
この戦争はスペイン独立戦争と重なり終息をみますが、その後のウィーン体制の下
復古か革新かの三次に渡る王位継承戦争、世にいうカルリスタ戦争でも戦場となり
廃墟と化した哀しみの歴史を持つ都市です。

ウエカル河畔の断崖に建つ通称"宙吊りの家"は夙に有名
峡谷の大自然とのコントラストが個性的な情景を描き出しています。
内部はスペイン抽象美術館に・・・。

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テーマ:スペイン - ジャンル:海外情報

【 2012/11/02 18:15 】

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