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ECB欧州中央銀行~EU17~ユーロ紙幣刷新~エウロパ/エウロペ~ティツィアーノ
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フランクフルト時事によりますと
ECB欧州中央銀行は欧州17ヵ国の共通通貨である
ユーロの紙幣デザインを刷新すると発表したようです。
で、
新紙幣の透かしにギリシア神話の”エウロペ”を取り入れるそうなんですね。
ヨーロッパの語源となったとされるギリシア・ローマ神話に登場する王女の名です。
現在は債務危機の震源となってしまっているギリシャ
若干,顰蹙な感も否めませんが欧州の文化文明発祥の地である由緒あるエリアですものね
2002年にユーロが流通し始めてからのデザイン変更は今回が初めてです。
来年5月の5ユーロ紙幣を皮切りに段階的に数年で500ユーロ紙幣まで
7種全ての紙幣デザインを変更する模様です。
デザインそのものの詳細は未だ発表になっていませんでした。
ユーロ紙幣って子供銀行券みたいで偽造対策かなと思いつつ
(実際チップに100倍払っちゃったみたいで、あまりに喜ばれたので気付いたのですが、まさかおつりとも言えず凹んだ過去ありですaha)
透かしにエウロペの肖像が浮かぶという情報はちょっと聞き捨てなりません(笑
実際に印刷されるエウロペは
フランスルーブル美術館収蔵の壺に描かれたものを採用するそうです。

※古ギリシア語エウロペは
ギリシア神話に登場するお姫様の名前であり
ローマ神話(ラテン語)ではエウロパと発音。
欧州を指すヨーロッパや木星の衛星エウロパ
その名は下記のようなお話が由来となってます。

海辺で波と戯れる
テュロスのフェニキア王の美しき娘エウロペ。
この王女に一目見て夢中になってしまったのがゼウス。
ヘルメスにこの海辺での牛の群れの散歩を命じ
自ら白い牡牛に変身します。
エウロペは侍女と花を摘んでいましたが、
通りかかった白い牡牛が
大人しいので、エウロペはなぜたり、角に花飾りをかけたりして戯れているうち
ついその背に乗ってしまいました。
すると突然その牡牛は、エーゲ海を泳ぎはじめ
エウロペをクレタ島へとさらって行ってしまったのです。
連れ去る際に、
エウロペを乗せて駆け回ったエリアが現在のヨーロッパ
というお話らしいんですね。
そして、クレタ島のゴルテュンの泉の傍らでゼウスは本来の姿に戻り、
彼女を最初の妃とします。
ふたりの間には、ミーノースやラダマンテュス、サルペードーンが生まれます。
ですが彼はエウロペに三つの贈り物を、子供たちに新しい父を与え
再び白い牛に姿を変えて星空へ上ってゆきました。
それが現在のおうし座
らしいです^^
エウロペを探しに旅に出た兄のカドモスは後のクレタ王となり
テーバイを創建した人物とされています。

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※ティツィアーノの作品”エウロパの誘拐”です。
ティツィアーノはルネサンス期に
ダンテの神曲にあった星々を従える太陽
とまで評されたヴェネツィア派の画家です。
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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2012/11/09 18:10 】

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