round the world trip~世界の海を泳ぐ金魚~世界地図の金魚鉢
世界の海を泳ぐ金魚たち・・
素敵です。

2a0c2b6b09078aea98cbc620e09bf48f4ad8fb19_14_2_9_2.jpg

各国を駆け巡る国際的金魚をイメージした??
遊び心に溢れたこちらの水槽
このデザインセンスに
ココロ奪われました

個人的には
ケープタウンを50㎞南下した
あの喜望峰沖を孤独に泳ぐ彼
気になっています(笑
ヘロドトスの”歴史”にも登場する喜望峰ですが
英名は”Cape of Good Hope”でしたから
どちらかと云えば
”希望峰”の方が正確なのかと^^

シンプルさも引き立つこの金魚鉢は
プロダクト・デザイン "World Trip"
国際デザインコンペティションの
TIFF AWARD 2012の入選作品なんです。

他にも
クジラのお腹の中
キューブ内
グリーンの下を
涼やかに泳ぐイメージがコンセプトになった
可愛らしいデザインも
いっぱいあるようで・・

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キュッキュッと音がするまで磨くに
お手入れは少し大変そうですが
これから夏に向けての商品化が
待ち遠しい今日この頃です・・・。









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テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

【 2013/06/29 08:06 】

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ヘーゲル Ⅱ~精神現象学~シラー/友情
 ーー最終的に得る精神の王国の盃から
        精神の無限の力が沸き立つーー

DSC_0137.jpg

冒頭の句は
ヘーゲル37歳の時に執筆したという
”精神現象学”
その最終ページを飾るフレーズ

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
シラーの詩”友情”からの一節です。

接するたびに
元気が貰えるような
パワーある言葉は心に残ります・・・。

諦めないひと シラーのこのメッセージは
ヘーゲルのその著作の論旨と見事に調和していて
挫けそうになった時に開きたくなる扉(書物)の
ひとつでもあります。

扉の先の世界観
名フレーズの散りばめられる
”精神現象学”は哲学書というよりは(教養)小説的構成で
感性から悟性へ
そして得られる自己の自覚(自己意識)
さらに自我を超え
普遍的他者との共感から理性が立ち顕れ
客観的精神
絶対精神を獲得する、といった
謂ってみれば
観念論的立場で(ありながら現実を見据え
当時ドイツ資本主義が発展していたなら
社会的存在から社会的意識への流れを定式化したものでしょう)
弁証法によって絶対精神に行きつく
そのプロセスを描いた著作なんですね。
(カントの二元論からドイツ観念論・・
ショーペンハウアーに対するマルクスへの系譜)
他者不在の哲学に対し
徹底的に他者を取り込み
一般”精神”にアウフヘーベンしてゆく・・

そう
”否定”って
一見ネガティブなようで
実は価値あるもの
と申しますのは、これこそが
”発展の契機”になりえるものだから。
けれど
単なる妥協や対立に陥っては発展は望めない・・
此処は
あくまで”止揚”なんですね・・・。

こうして、弁証法的唯物論以降もこの
”矛盾の止揚”による発展の法則だけでなく
否定の否定の法則や
螺旋的プロセスによる発展の法則
など弁証法の法則は
社会の中でしっかり働いていることがわかります・・
敬遠されがちな書物ではありますが
現実的学びの宝庫にこの
エンディングの爽やかさ・・

それはシラーの謂う精神の王国
科学的思考に純粋な洞察を加え
道徳的自己意識に至るさらに
その先に在る世界を
示唆するものと理解しているのですが・・

精神の自己知
絶対知に
自由な精神史
そこで体系化され現象する知の融合
これこそが絶対精神の記憶・・・

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人生の遍歴、思索の彷徨から
生命なき孤独とも云うべき
真理に・・・
そして確信に至る

如何なる時も見失わない幸せとは
あらゆる哀しみをもってしても
マイナスとは受け止めない
熟成された確かな精神の中に
見出す感覚なのかもしれません・・。













テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/06/27 08:53 】

| 哲学 | トラックバック(0) |
白い花~紫陽花~月の光に・・・
胸の中に・・・

DSC_0076.jpg

降りしきる雨
柔らかにしなり
可憐なしぐさをみせる
静けき花
紫陽花

清楚さに優美を備え
慎ましく咲く
白き花

抑えても
抑えても
溢れくる
秘めた想いに
寄り添うように
宿るは光輝の滴

耳を澄ませば
遙かなる地より
微かに聴こゆ
鈴の音にも似た
優しみの囁き

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哀しみを解くは
世界に
ただひとつ
夜空に耀く
聖なる月の放つ光彩










テーマ:季節の風景 - ジャンル:写真

【 2013/06/25 08:57 】

| 私的恋愛論 | トラックバック(0) |
スーパームーン/NASA~ニューヨーク・シティ・セレナーデ/Arthur’s Theme~映画ミスター・アーサー~ハイゼ~大草原の小さな家~荒野の狼さまに感謝を込めて・・・
今宵はスーパームーン

DSC_0345.jpg
米航空宇宙局によると
本日PM8:23(米東部時間同日AM7:32)
月が近地点にあるとき満月になると顕れる現象
スーパームーンが見られるのだとか

大きさも明るさも増すと云う新月は
どんなにか印象的で美しいものでしょう・・・
月の好きな私にしたら
とびきりのその輝きに魅せられて
抜けられなくなりそう^^

そんな中・・・

ーー月明かりと恋愛というのは、何か不思議なケミストリーが・・・ーー

ニューヨーク・シティ・セレナーデの記事に纏わり
”荒野の狼”さまから
それは素敵なMAILを頂戴致しまして
こちら”Arthur’s Theme”のオリジナル映画”ミスター・アーサー”まで
鑑賞して下さった上でのケミカルなご感想に
言葉にはならない
”優しい感性”を感じています。

ドイツ文学やアメリカの自伝的小説に広げて
展開される心に響くメッセージ

”自分自身の感情から一歩も譲歩してはいけない感情”が
確かに存在するということ
“胸の奥深いところ”にある“本来の自分(what I want to be)”
を大切に生きること
そう
自分らしく生きることが
或る側面に於いて
如何に大切であるかということ

ノーベル賞作家ハイゼの“忘られぬ言葉”からの引用を以て
恋において相手に気持ちを伝えるタイミングの持つ意味
着眼点のシャープさに感服です。
日本古来の美意識にも別の意味で似た
愛すべき概念がございまして
こちらも強く共感する処です。

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優しき理性に裏打ちされた
精神の自由さに
月の女神は微笑みを
下さると信じています。


荒野の狼さまに
感謝を込めまして・・・
saki






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【 2013/06/23 13:59 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
ヘーゲル Ⅰ~ゲーテから・・・
暮れなずむ
横浜山手の初夏の夕景に
遙か19世紀の空を重ねます。

DSC_0055_20130525215725.jpg

1821年の輝く6月の陽光の下
ゲーテが
教訓的意味をも込めて
ヘーゲルに贈った酒杯

ドイツ古典主義シラーの生まれ故郷
バーデンの街マールバッハSchillerhoeheに位置する
シラー博物館に飾られるそのcupは
重厚な輝きを放って・・・
そして
そこに添えられていた直筆メッセージ

 絶対精神に
 受け入れられた原現象
 心から御礼申し上げます。


此処でヘーゲルの言葉を借りるなら
”アルコールは哲学の同盟者”
らしいです^^
お酒って
自然に息衝く精神性の証
だというのが
その根拠のようですが・・
確かにドイツ語の精神(ガイスト)にも
英語のそれ(スピリット)にも
アルコールといった意味合い含まれてますものね
古代から豊穣と酒の神ディオニュソス(ローマ神話ではバッコス)へ
杯を捧げ続けてきた伝統・・・
さらに思想領域では
かのニーチェも”悲劇の誕生”で
このディオニュソス(陶酔的芸術の象徴)とアポロンを
対概念として扱っていたこととも無縁ではないように感じています。

ローマ時代(B.C.6C)の
ギリシアはアクロポリスの南斜面
数万人規模のディオニュソス劇場で
ディオニュソスに捧げる
ギリシア悲劇が上演されたという”春の大ディオニューシア祭”
それが西洋の文化に与えた影響・・・

文学作品のほとんどが
韻文で書かれていた時代です。

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【 2013/06/21 09:50 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
ゲーテに寄せて Ⅱ~ヘッセ/荒野の狼~トーマス・マン/ロマン・ロラン~脱原発
文豪ゲーテが
彼の先の文学
或いは思想に
与えた影響は測り知れませんが

その偉大なるひとり
ヘルマン・ヘッセ

DSC_0046.jpg
ーーHE WAS A BRAVE SON LOVED BY ALL EVER REMEMBEREDーー

ゲーテが
厳然としてゲーテが生きている
ヘッセの小説
”荒野の狼”
こちら
同じくゲーテの影響を受けた芥川のそれにも重なります。

戦争の足音高鳴るドイツ社会から離れ
孤独の淵で
偉大なる思想とクラシック音楽
(ヘッセの場合ベートーヴェンよりモーツァルトでブラームスはNGなのですが)
を愛して暮らす
ハリー・ハラーが主人公のこの小説は
かつてのローマ法王の愛読書であったといいます。
また
ベトナム戦争下のアメリカの若者たちに
愛され読み継がれていたということも
胸に残ります・・・。

トーマス・マン(ヘーゲル的?)の云う”勤勉の市民”
その精神を超えて
時代の先を歩み
ロマン・ロランの平和主義にも通じる
孤独のひと
ヘッセの視点。
それは
消費社会の齎す快適な生活に流されるうちに
見失いがちなもの
けれど私たちが失ってはならない視点
なんですよね・・・。

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カミュから
カフカから
聴こえ来るは
荒野の狼の遠吠え
それは実存主義の響にも
似たその木魂でしょうか・・・。

















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【 2013/06/19 09:16 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
ゲーテに寄せて Ⅰ~紫陽花の青
梅雨の晴れ間
匂い立つように鮮やかな紫陽花の””に魅せられ

今ここにある現実と
そして
眼には映らない精神性を思いました。

DSC_0201.jpg

心の奥深くで
抑えがたいほどに求めるもの
それは
単なる理想論でしょうか
倫理的過ぎますか
美しすぎますか
それは夢でしょうか


ゲーテを想います
社会の常識に惑わされず
真理を見抜く眼差しに
寛容の精神
さらに
その文芸作品の根底に深く息衝いている
あの”救い”を・・・

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こちらの紫陽花のphotoに
たった今
大切なblogのお仲間で
現代版源氏物語のような雅の世界観を構築されている
それは雰囲気のある花の四阿のさくらぱん様
”優しい雨ー世界の変わる音”
なる詩文を送って下さいました☆

”Sakiさんに捧げます・・・”と
胸が熱くなるようなメッセージを添えて下っていたのですが
私一人では勿体なくて・・.
ここにご紹介させて戴きます。

『優しい雨ー世界の変わる音ー』

葉に跳ね落ちる
優しい雨音を聞きながら
世界が、ひと雨ごとに色づいていく様を見る

匂いたつ青の紫陽花

雨の香りと濡れそぼる花の色
つい最近まで色の無かった紫陽花は
私が目を離した隙に色を変えた

鮮やかなロイヤル・ブルー

えもいわれぬ一言で言い表すことなど出来ない。
その色彩。その複雑な色相。

花に心があるのならば、その移り気な花の色を
もっと私に魅せて

まだ知らない未知の色彩を
私の目に焼きつけさせて

君が活けたその花の鮮やかな青に
君を重ね君を想う

優しい雨音に耳を傾け
匂いたつような花を見る

私を想い、美しく咲く君が見たい。
君が知らぬ未知の色を私が引き出したい。

どうか移り気な私の花よ。
私の色に染まれ。

私の愛を受け
美しく咲誇れ。

目端に花の青を捕らえ、優しい雨音を聞きながら
君の手首を引き寄せ手繰る。

薫り高い君の香りと共に
私の腕の中に捕らえた君の唇に触れた。

鮮やかに、匂いたつように
美しく染まる薄紅色の私の花。

柔らかな雨のような口付けを贈る。

一雨ごとに美しくなる紫陽花のごとく・・・
君も口付けるたびに美しく匂いたつ大輪の花。

君の色を一つ一つ愛でながら、

私は、優しい雨が世界を美しく変える音を聞いていた。
君と過ごす私の世界が美しく色づいていく様を見ていた。













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【 2013/06/17 09:01 】

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目黒川緑道~シェイクスピアと髪物語
ウィークデイはアスファルトと
コンクリートに囲まれた
オフィスに籠りっきりだったりしますので
休日は自ずと
自然の揺らぎのなかへ・・・

DSC_0308_20130602190947.jpg

艶やかな緑、水のせせらぎ
木洩れ陽に戯れる光たちに誘われて出掛けてゆきます

そんな
癒しのエリアは都心にも随所にありますよね^^

そのひとつ
目黒川緑道。

豊かな葉を擁する桜の樹に縁取られ
澄んだ水を送る目黒川に面して
ぽつん
ぽつんと
カフェにレストラン
素朴なshopなどが並んでいます。

ソフィスティケートされ過ぎていない
のんびりした
のどかな雰囲気が好きです。

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【 2013/06/15 09:53 】

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作品の記憶~カノーバ/」フラーリ聖堂/ベネツィア~ヴィーナスの誕生/ウフィツ美術館/フィレンツエ
遠い記憶
DSC_0451.jpg

あの日出逢った
忘れられない作品・・・
胸に刻印されたimpression
ですが
記憶を辿り寄せるなら
その多くは
ひとつの独立したそれとして蘇ってくるものではないようです・・。
例を挙げれば枚挙に暇なく、
ほんの一例として
カノーヴァの記念碑
一目で魅了された大理石のピラミッド
こちら
アドリア海に浮かぶベネツィアの教会で邂逅したものです
迷路のような水路を縫うように進むゴンドラに揺られ
歴史を刻む石畳の細い通りを左右に潜り抜けて
漸く辿り着いた
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
あの清らかに厳かな緊張感に相俟って
想起されてくるものなんですね・・・

そして
例えばボッティチェッリのヴィーナスの誕生
ここでヴィーナスがとる立ち姿は
古典時代のローマ大理石の彫像にも似て・・・
こちらローマからのTreno Alta Velocità SpA
ユーロスターから降り立ち
ひとたび市街地へ入るや
イタリア中世の雰囲気をそのまま残す
brickカラー(Terracotta)に統一されたフィレンツェの街並み
花の聖母教会の屋根を眺めながら
アルノ川沿いの散策・・・
ヴェッキオ橋を渡ってすぐのウフィツィ美術館
その道程の空間イメージまでも伴って
胸に湧き上がってきます・・・。

ルーブルしかりオルセーしかり
メトロポリタン、テートギャラリー
プラド、バーゼルに故宮、ソフィア芸術センター・・・
小さな美術館ならば尚更です
インスタレーション的と申しますか
私が意識の奥深くで
つい、トータル的包括的に
受け止め感覚的感性的にココロに
沈静させているがゆえのことでしょうか

都市の無機的スペースに在るそれ
アルプスの豊かな緑に佇むそれ
国内外を問わずその作品が
どんなフレームに
どのように展示されていたかだけでなく
周囲にどんな広がりを持ち
どんな雰囲気に包まれていたかなど
インスタレーション性のなかで
脳裏に収められているといっても
過言ではないかもしれません・・・。

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これは美術に限らず
音楽でも文学でも・・・
また
レストランでもカフェでも
お料理やお茶を
器で戴くその先
情感、詩情さえ含めて味わうといった
こうした
細やかなfeelingを大切にしたいと思っています・・。
















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【 2013/06/13 10:31 】

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詩的散文 Ⅸ~プルースト/失われた時を求めて~ボードレール/オーラ
ボードレールを感じるに相応しい
もう一人の文豪
プルースト・・・
DSC_0366.jpg

彼もまた
”オーラ”に拘り続けた
偉人でありました。

経験の奥深に潜むある大切なもの
無意識の記憶の底に
沈静している精神のdiamond
それが
香りを切欠に
或る時、鮮明に浮かび上がってくる

sceneの残光。

言葉には名状しがたいこの概念をして
ベンヤミンは
ベルグソンの持続理論を借り
人間の原体験そのものとパラレルである
と説明していました。

それは知的操作によって対象化される以前の
生の動きそのものであり
生きることの有様・・・
連続する時間のなかで
人間の原経験が放つ光であります。

プルーストの大著”失われたときを求めて”
そこに登場する”香り”
それは
心の奥底まで浸透してゆき
深き扉の先に蔵置される
そして或る”香り”を契機に深層心理から呼び覚ます
記憶の糸口となる。
そこから
かつての命の営みそのものが
得も言われぬ現実として眼前に立ち上り再現される。

そんなプルーストが
ボードレールをして
ーーボードレールの時間は、妙に崩壊している。
      ほんの僅かな時間が
          生に於いて重大な意味を持つ時間となるーー


ここでの”崩壊している時間”とは、
生きた持続から切り取られた
独立して存在し得る時間を
謂うものでしょう・・・。

知的認識の対象となるような時間と申しますか
近代的な科学の枠組みとしての時間に
ボードレールは敬意を払いません。
彼は、あらゆる時間を超越した”精神の真髄”を重んじたんですね。
それはそれだけで、完結した事象であり
他のそれとの因果や運動の関係で結ばれておらず
時間から屹立した存在。

彼のいうコレスポンダンス
それはこの”独立不羈のこと”が
奏でるシンフォニーとも謂える類のもので
そこに含まれている総ては
知識ですとか、知性ですとかに
把握されるようなレヴェルにはない
より高次の
成熟した感性が醸造してきた時間
その狭間から僅かに垣間見えるそれ・・・

但しボードレールの事物の時間は
痛々しいほどの疼きを伴うもので
ともすれば
享楽的のようでありながら実はそれとも違う。

”痛み”って”快感”なんかよりも
すっと生きている実感を
齎すもの・・・
それは、
”passion”的な
極めてパッション的な・・・。

ベートーベンのピアノソナタ第23番 Appassionata
アパッショナータは通称”熱情”と訳されてます。
英語のpassionは、
ラテン語passioから来ており
passioは、動詞patiorの名詞形なんですね。
この単語のニュアンスが凄すぎて。
良くも悪くも影響を受ける、受容するという意味で
激情的意味合いさえも含まれています
ですからイエスの磔刑
その十字架上の死、その受難をしてパッションと。

人の心を揺さぶる
生きていることを痛いほど感じさせるそれが
時に”追憶”という枠組みの中から
ダイレクトに訴えかけ
魂の震えを呼び起こすんですね。

あらゆる過去は、洩れなく歴史的データに組み込まれますが
それとは別次元の現象です。
プーシキンにゴーゴリ、ホフマン・・・
要は
意識のフレームを超えた世界
無意識のまま心の深淵に沈殿している世界を
描出した作品
文学でも音楽でも美術でも
そうした芸術は
私の心を捕えて離しません。

非歴史的な時間
祝祭の時間
ボードレールにおけるオーラは、
ここから齎される
(苦悩にも似た)躍動の耀き・・・。

かつてのパリに溢れ
今や
失われ行くオーラ
掛替えのないそれを
永遠なるものにするため
命を賭した作品へのエネルギー
それが
ボードレールの詩業といって差し支えないのかとも思っています・・・。

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ーー詩人が言葉をあやつるのでなくて、言葉が詩人を動かすのだーー
                             ~シフ・グロッキー

























テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/06/11 08:37 】

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追憶~記憶の先に・・・/プルースト/ボードレール~オーラ
ーー鎌倉高校前
江ノ電を降り立つと
ひとり海辺に取り残されたかのような
寄る辺ない
けれどロマンチックな心持にさせられるところでしたーー

DSC_0203.jpg

先達ての”古都鎌倉”の記事に
こんなメッセージを下さった
GOMAさまの詩情

此処には
或る特別な情趣が息衝いていました。

この尊詠から
呼覚まされる
私の意識の奥深くの記憶
それは
心地のよい胸の疼きにも似た
たいせつな心象風景

そう・・・
プルーストの云う
あの”香り”のような作用を齎す *** 
(***は、次回のテクストで触れてみますね^^)

絵画、音楽、読書が趣味という彼のblog” New Order”には
こうした心揺らす共感と
そして
私には
手を延ばしても届かない世界観が
煌めいていて
日々学びを戴いています・・・。

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テーマ:神奈川 - ジャンル:地域情報

【 2013/06/09 11:12 】

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ニューヨークシティ・セレナーデ/Christopher Cross~”ARTHUR’S THEMEーBest That You Can Doー”
ーー人生に一度だけ、理想の彼女に出逢うもの
      そう、君の心をときめかせる誰かにーー

DSC_0237.jpg

そんなフレーズで始まるナンバー
邦題も素敵な
”ニューヨークシティ・セレナーデ”

”人生に一度だけ”
って謂う此処
ココが響くんですよね・・・

大切なひとの人生で
たったひとりのひと
って
これがそのまま
彼の誠実さとなって伝わってくる・・
ゆえ、女の子の心にストレートに届くんですね・・・

Once in your life you will find her
Someone that turns your heart around

からの冒頭のフレーズ名訳です・・。

基本、歌詞って
文法通りではないですものね
いかに雰囲気を捉えるかっていう処ですよね^^
意訳の大切さを考えさせられます。


また、クリストファー・クロスの歌詞そのもの
When you get caught between the Moon and New York City
このメタファが
美し過ぎて・・・

そして
Laughing about the way they want him to be 
これは
きます
ほんとうに・・。

そうですね
たった一度限りの生ですから
周囲の求めるままに生きる人生は
虚しいもの・・・


さらにこちらの比喩
closing down the town

もう
芸術的・・・☆
(各々の訳し方で
随分と印象は違うのかもしれませんが・・)

映画”ミスター・アーサー”の主題歌にもなったこの
Christopher Crossの”ARTHUR’S THEMEーBest That You Can Doー”
こうした楽曲に相俟う
暖かな作品をご紹介下さっている
オムライスのある風景”はこちらです^^
傷ついた心を優しく包んで戴けるような癒しのblogです・・・。

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テーマ:素晴らしい歌詞 - ジャンル:音楽

【 2013/06/07 09:51 】

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古都鎌倉~成就院~インテリア洋書/英国ソファー/アンティーク雑貨/アロマテラピー
休日に出掛けたくなる街のひとつ
鎌倉・・・

燦々と降り注ぐ初夏の陽の光を
存分に受け取る湘南の海にRUTE134
七里ヶ浜から稲村ヶ崎、由比ヶ浜、材木座までの
7kmの美しい海岸風景と
歴史を慈しむ古都の温もりの風情とが
共存する街。
 
そんな鎌倉に位置する
薄水色の紫陽花も綺麗な成就院近くの路地に
そっと佇む古民家
そこは完全予約制の
インテリア洋書と英国ソファーのお店

DSC_0100_20130604171724.jpg

国内の書店では見かけないような珍しい洋書に
ファブリックも豊富な
落ち着いた雰囲気の英国furniture

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可愛らしい木の椅子やアンティーク雑貨たちに囲まれた
鎌倉ならではの
優しい時間を戴きました・・・。
















テーマ:神奈川 - ジャンル:地域情報

【 2013/06/05 09:19 】

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相即不離
価値観が多様化している現代
組織のなかで
友好な人間関係を築くに
先ずは他者のそれを理解しようとするスタンス
寛容な精神は必須のアイテムになりつつあります。

DSC_0126.jpg

共通の環境
共通の趣味
共通の・・・
共通項がどんなに重なっても
温度差を感じる・・・
と申しますか
理念や拘りある人間ならば
寧ろそれが自然なことでありましょうし
そこがまた良いのかもしれません^^

ですが一方で
理屈抜きに
心通じ合える関係性って存在するものだと
感じています。

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胸の奥深いところで
わかりあえるひとの存在は
こんなにも
安らぎを齎すものなんですね・・・





















テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/06/03 08:39 】

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大きな樹の上のカフェ/横浜~シェアハウスの恋人
DSC_0059.jpg

横浜は三ツ沢の高台にあるこのツリーハウス
実は
樹上のカフェ なんです。
木漏れ陽も愛しい緑に包まれたなら
小鳥になった気分^^

店内は
小学校の頃
幼馴染の男の子たちに連れられてやってきた
秘密基地みたいで・・・

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ドラマ”シェアハウスの恋人”の
舞台にもなったこの”なんじゃもんじゃカフェ”は
高台の大きなタブの樹に
オーナーさん手造りのツリーハウス
遊び心いっぱいの
珈琲とベーグルのテラスカフェでした。

















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テーマ:地域情報 - ジャンル:地域情報

【 2013/06/01 11:04 】

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