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ゲーテに寄せて Ⅱ~ヘッセ/荒野の狼~トーマス・マン/ロマン・ロラン~脱原発
文豪ゲーテが
彼の先の文学
或いは思想に
与えた影響は測り知れませんが

その偉大なるひとり
ヘルマン・ヘッセ

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ーーHE WAS A BRAVE SON LOVED BY ALL EVER REMEMBEREDーー

ゲーテが
厳然としてゲーテが生きている
ヘッセの小説
”荒野の狼”
こちら
同じくゲーテの影響を受けた芥川のそれにも重なります。

戦争の足音高鳴るドイツ社会から離れ
孤独の淵で
偉大なる思想とクラシック音楽
(ヘッセの場合ベートーヴェンよりモーツァルトでブラームスはNGなのですが)
を愛して暮らす
ハリー・ハラーが主人公のこの小説は
かつてのローマ法王の愛読書であったといいます。
また
ベトナム戦争下のアメリカの若者たちに
愛され読み継がれていたということも
胸に残ります・・・。

トーマス・マン(ヘーゲル的?)の云う”勤勉の市民”
その精神を超えて
時代の先を歩み
ロマン・ロランの平和主義にも通じる
孤独のひと
ヘッセの視点。
それは
消費社会の齎す快適な生活に流されるうちに
見失いがちなもの
けれど私たちが失ってはならない視点
なんですよね・・・。

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カミュから
カフカから
聴こえ来るは
荒野の狼の遠吠え
それは実存主義の響にも
似たその木魂でしょうか・・・。

















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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/06/19 09:16 】

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