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ゴッホの森と呼ばれて・・・~クレーラー・ミューラー美術館~デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園
オランダ最大の公園
デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園
時の重みを告げる原生林や古代植林に
野鳥たちが憩う
深い緑の狭間から
木洩れ陽がきらきら揺れて差し込む
全長42kmにも及ぶサイクリング道路を
ホワイトサイクルで逍遥するなら
思いもかけない野生動物に
ヒースの花咲く野辺に
濃密な樹木と空高くに浮かぶ雲を
水面に燻らす湖に・・・
かと思えば
荒涼とした砂漠にも遭遇する。

そんな公園の一角を占めるのは
世界屈指のゴッホコレクションで名を馳せる美術館
クレーラー・ミュラー美術館
結え
ゴッホの森と呼ばれて...

DSC_0795.jpg

”アルルのはね橋”アルルの女”ムーラン・ド・ラ・ギャレット”自画像”・・・
そして
ゴッホが描いたひまわりのなかでも
取り分け印象的な
”四輪の枯れたひまわり”もしっかりこちらに。
眩しいほどの陽光溢れる南仏アルルで
敢えて月光のもとの街並みを描いた
哀しいまでに美しい”夜のカフェテラス”に
”糸杉と星の見える道”
ゴッホの描く夜
聖なる青と星たちの放つ光が
観るものを照らします。
さらには彼の終着駅となった
サン・レミ転院直前のアルルの病院
その窓枠で切り取られた風景まで・・・
ゴッホの壮絶な願いが胸に衝き刺さるような作品群に
かのゼザンヌにルノワール
ルドンにスーラにレジェ、ピカソ、ブラック・・・。

収蔵作品も然ることながら
印象的なのは
そこに展示されるゴッホの絵画の多くが同一規格の
シンプルな木枠に縁取られていたこと。
重厚装飾が施されたありがちな額ではないそのわけ・・
気になりますが
館内の総ての壁が無地の白であることも含めて
それが絵画鑑賞の純粋性を目指されたものか
素晴らしき絵画に額の装飾は不要とでも言いたげな或る強い主張に
包まれている美術空間でありました。

美術館前に広がる彫刻庭園には
ロダンやヘンリー・ムーアら100点以上もの渾身の作が
眩しいほどに艶やかな緑のなかに展示されているなど
自然との融合を図るコンセプトが導き出すそれは
都会の喧騒から隔絶した
大自然の中の美しき美術館

作品そのものの放つオーラを
製作者の心の襞を
極限まで引出し
尊ぼうとする姿勢に貫かれたもとれる環境
此処には
鑑賞する者を魅了してやまない
時空を超え出るような
充実の時間が流れていました。

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ジャコメッティの歩く男もあります・・・。






















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テーマ:オランダ - ジャンル:海外情報

【 2013/07/10 14:54 】

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