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フランドル絵画とその精神性 Ⅱ~プロテスタント内発的動機~バロック絵画/ルネサンス
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優秀な人材として大きなファクターとなる内発的動機を
兼ね備えたプロテスタントの多くは、こうして
こちらのネーデルランドへ移り住むことになったんですね。

そして毛織物業発展の立役者となってゆく・・
そもそもネーデルランドは
中世、ハンザ貿易、欧州南北貿易など様々な観点に鑑みても
大変有利なポジションに在りましたし・・・

此処で着眼すべきは
カトリックからの迫害を期に
フランドル地方から追われた移民(プロテスタント系)を
ネーデルランドの人々は暖かく迎え入れたこと
それは時の社会通念に照らしても
その受容性、素晴らしいと思うんですね
権威に寄らない本質を見抜く眼差し
それは此処にもしっかりと生きていて
フランスのユグノーしかり
ドイツのプロテスタント受け入れしかりで
アウトサイダーへの扱い
この寛容性こそ繁栄の礎となった
そう思われてなりません・・。

多角的考察を加えますと
脈々と続いてきた国民性
そして
この地域にフランドルの血脈が流れくる
その原点も見えてくるんですね・・。

さらには
バロックという括り
こちら対抗宗教改革(反宗教改革)的
カトリック改革とは深い関連性があるとされている処であり
一体化したものとも見なされてもきました
ですが
合理的で抑制されたルネサンス芸術にはない魅力
あの豊かさ
あの親しみやすさ
あの躍動感
時に情熱的に
時に力強く・・・
このネーデルランドでは宗教とは切り離された独特のそれが発展しており
その美術市場躍進の諸力は
こんな処にもあったものでしょう。

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ブラームスの芸術的転換期のご質問の件
記述の相関性を鑑みて
また次回に改めますね^^










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テーマ:オランダ - ジャンル:海外情報

【 2013/08/06 09:24 】

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