FC2ブログ
旅の記憶 Ⅸ~ステンドグラスに魅せられて~シャガールブルー/ストラスブール/ランス/ルーアン/サグラダ
DSC_0766 (2)

見知らぬ街
少し疲れた身体を休めるため
珈琲の香りに誘われて
立ち寄ったカフェ

琥珀色の心地よい味わいに身をまかせながら
カップ中の揺らめきに
ふと視線をあげれば
ステンドグラスから射し込む光・・・

そんな状況
そうなれば
暫くはもう
視線ロックな状態で、
それだけで今日は最高☆
なくらいに
私はステンドグラスが好きなんですね。

恋するステンドグラス
その始まりは
ニースの海色を映す高台
シャガール美術館で覚えた
ラピス・ラズリ(エジプト,シュメール,バビロニアといった古代から伝わる宝石)のような
深い青色ーゴッホやピカソが残した哀しみを湛える青とは趣を異にしたー
そう
ランスの大聖堂でこのシャガール・ブルーのステンドグラスに邂逅した瞬間
あの時に恋心が芽生えたかと(笑

そして

バルセロナのサグラダファミリア
多くの繊細な小塔をもつフォルムばかりが
評価されているようにも感じるのですが
実は、なんといってもこちら堂内なんですね
個人的には。

一歩足を踏み入れた時の
あの圧倒させられる
一面のステンドグラス
陽の光を集めて
自らの体内を通過させ
届けてくれる光の豊かさ
色彩の柔らかさ
静けさ
優しさ・・・

こうした
ステンドグラス本来の魅力をベースに
歴史を縦糸に
聖母マリアの清らかさを横糸に紡ぎ出し
尚、時を超えて
現代の美観に
そのまま通じるデザイン性を有するのが
ロゼットで飾られた薔薇窓でありましょうか

古フランス語のroue起源のこの言葉ですが
十字軍遠征の際にヨルダンの建築にヒントを得て
ヨーロッパに持ち込まれたものだとも伝えられています。
(ガラスに色が付けられたという観点では、起源前3000年まで遡るんですね
ですが現存する最古のステンドグラスは、ライン地方修道院のそれ9世紀の作品だとか)

ロマネスク様式のバシリカに
後期ロマネスク・ゴシック様式に
そして後の
ネオ・ゴシック(ゴシック・リヴァイヴァル建築)様式へと
受け継がれていったんですよね。

パリ近郊のサン・ドニや
ランス、ルーアン当りが最高峰で・・

フランスからドイツ国境に近い
あの可愛らしい学生街
大好きなストラスブールの大聖堂や
イタリアは恋人たちの街ヴェローナ
古くて新しいシエナにも
そして
英国はやはりセント・ポール大聖堂
さらにチェコ
モルダウ河の畔、高台から美しいプラハの街を見下ろすヴィート大聖堂に
アメリカでは
マティスがデザインしたという
ロックフェラー礼拝堂の薔薇窓が心に残っています。

DSCN3854.jpg
























スポンサーサイト



テーマ:ヨーロッパ - ジャンル:海外情報

【 2014/02/22 15:09 】

| ヨーロッパ散歩(海外旅行) | トラックバック(0) |
| ホーム |