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記憶は精神の顕われ~精神は記憶に宿る/ベルクソン~あなたが居た場所 Ⅳ
記憶は、精神の宿る大切な場所

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流れゆく時間
プラトンを愛したベルクソンの謂う
”デュレ”(持続)


彼の著作”物質と記憶”に
先立って書かれた”時間と自由”
実は、こちら
ベルクソンのD論(学位論文)であった訳ですが
原題を直訳すると
”意識が与えられたものへの試論”といった感じになります。

端的に云ってそれは彼が生涯に渡り
見詰め続けた
”自由”そのものへの考察のようでもありました。

へーゲル由来の”精神”に
宿る意識

そして
意識は須く時間にディペンドされますが

その”時間”はと謂えば
均質に測れる客観的現象
でありながら
こちら
意識の中に持ち込んだ空間観念とも云え
アーティファクトな概念でもある訳で・・。

一方で
私達の根源となる存在
意識を考えますに
それは、記憶(強度は異なりますが)なしには成り立たないものであり
この”記憶”こそが意識を機能させ支配し制御し
知覚や言動に影響を与えゆくものだと・・・

”Pure memory is a spiritual manifestation. ”
ということ

純粋な記憶が、精神の現れそのもの
そうした理解をも併せ持たねば
真実には近付けないものでしょうか・・・。





※現代物理学との通低も指摘されるベルクソンですが
彼が最終的に到達した物質理論と
本居宣長の世界観にこそ
通底するものがあるとしたのは小林秀雄氏でした。





リテラチャー的実感で云えば
私も
創造的エネルギーとは
やはり”愛”であろうかと
そう思えてなりません。

愛するに値する存在を
自身の内部に住まわせ
其処からのさらなる創造
そして
生み出されるもの・・・

世界の物質性
創られたものと
創るもの
それは不可分のように感じています。












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テーマ:ヨーロッパ - ジャンル:海外情報

【 2014/03/18 18:36 】

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