あなたへ
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高みに向けて
耐え間のない
精神の運動と
進達を重ねる
あなたへ

その運動自体が
”美”
であり
”愛”を
内包しているように
私は感じています・・・。




















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テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

【 2014/05/30 17:11 】

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愛しの”Foly” ~狭間の美学 Ⅲ 
DSC_0130.jpg

遥かなる栄華
そして
確かにここにあるその証(残骸)
想像にあまりある盛者必衰の理
消えゆく現(うつつ)
無常の実感
心を揺さぶるのは
時に
このコントラスト
であり
硲であります

摂理の具象と化す廃墟に
硲の美学が寂寥的に投げかける
縹渺たる光

哀しみに
劇しさに
捉え難さに
支えられる美の棲家。

生と死の不可分性
抗いようのないその狭間を
あるがまま
認めざるを得ない場所
それはどんなカタチであれ
圧倒的な存在感で
私たちの前に立ちはだかります。

一瞬たりとも留まることをしない
不可抗力なる時の流れ
到達不可能
決して届かない地点
それでも弛まず続ける精神の無限運動
そして齎される生の証

消えゆくものが最後に放つ光ほど
鬼気迫る美が他にありましょうか

儚さには
希少性に近しい
本質的歎美性が備わっており
私たちはその背後に
美を見出すんですね。

郷愁、懐古、追憶といった
nostalgia
喪失のテンプテーションとも
同調するものであります

絶対不動性が薄まれば
薄まるほどに・・・。


例えるなら

川端の
三島の
ラシーヌの
ボードレールの
ソルジェニーツィンの
彼らの作品群も
これらがファクタとなって築き上げられた
厳かなる牙城といって差し支えないのかと。

悠久の洗礼を受けた人為の果て
無との狭間
移ろいそのものが
目的と化す状態
それは
朝と夜の硲に
夢と現実の硲に
真実と虚構の硲にも横たわっているもの

移ろいに
属性なく
在るのは
混沌
不確実性の先の
掴み取れなさこそが
勾引する何ものか

そして
この硲は
真理を映し出す秘められたvalleyかとも思われるんですね

そう謂えば
かのバルテュスが
最期の瞬間まで求め続けた
少女から大人になる
あの僅かな隙間に
垂直に立ち昇る美
にも同種のそれがみてとれるように感じます。

もっと言えば
感情の形而的昇華をはかる耽美性というようなもの

タルコフスキーの
テオ・アンゲロプロスの
さらには
ヴィスコンティらの
美的範疇とも
重なりあう何か

彼らが切り取る映像美に聴こゆ
深き精神性が鳴らす静寂の鐘
静けさに佇み
耳を澄まさねば聴こえないほどに
小さく響く美しくも哀愁を帯びた鐘の音(ね)
そんな時の余韻のなかで
この章を終えることにします。































テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/05/25 09:57 】

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愛しの“Folly”~廃墟論その美学的見地 Ⅱ
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18世紀英国の“廃墟ロマンティシズム”

それは
日常と無縁でなく
私たちが暮らすこの都市のなかにも
存在する

活き活きとした現在(いま)のなかに
突如顕れる虚無性の片鱗
人の気配が遮断され
無を暗示する
摂理の予感

痛みこそが
生きてる実感を鮮烈に齎すが如く
消えゆくことを思知らされ
掻き立てられるemotion

さらには

数十年、数百年、時に数千年という
編年(時間軸上の変遷)を抱える旧跡、遺構

またヨーロッパには
随処に古城が残されていますが
それでも
観光地化され
手入れの行き届いた有名な遺跡より
訪れる人もなく
朽ちるにまかせたたそれに
草木が生い茂り
ただただ自然に帰すのみとなった

そう
人為が自然に同化し
得も言われぬ一体感が醸し出される場所は
その深意を増すように思います

果てしのないような虚無感が呼び覚まされ
支配するのは時間だけという世界

大自然の獰猛
エントロピーは必ず増大し
そして
不可逆的方向への現象は否定される
息衝く
メタモルフォーゼ

人為に対する時間の優越性がこれでもかというように
説かれ
無力だけが浮遊するという世界観への
戦慄を伴う畏敬

恐らくそうした感性から生まれた廃墟論

それは
空間上の建築というよりも
時間軸上の建築といった色彩を帯びるもの

怖れに交錯する荘厳な緊張感が
死の意味さえ奪う

そこで唯一勝利するもの

それは・・・
諦観から達観の境地に引き揚げられた安寧

視線を逸らさずに
真っ直ぐに向き合うものだけが見出すそれは
想像力で補完しようとする
閉じられた
内なる美観と呼ぶにも相応しいものです。

失われゆく人為の場に
美が起立するというそのことは
日本古来の美意識である
さびにも似た
一回性ゆえの
尊さにも通じるものでありましょう

朽ちて尚美しい
無残に崩壊して
尚美しいのは

理性的秩序が自然に飲み込まれるといった
その悲劇性からなる美的コードであり
不可知ゆえの蠱惑かもしれません。

荒涼とした大地に
音のない孤独が蹲り
高邁な精神だけが
消極的に高揚する空間・・・。

ーーかくなる恐怖にかくなる美がいかに結合するかーー
~Thomas Gray







********************************

廃墟への考察
こうして日々
私に刺激を与えて下さるあなたへ

速攻のご感想記事
ありがとうございます。
こんなにも
共感して下さる・・・
あぁ、解かり合えるって
素敵なことですね☆
saki

*********************************



































テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/05/21 08:43 】

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愛しの“Folly”~廃墟論その美学的見地 Ⅰ


豊かな樹々に覆われた英国式庭園の片隅に
静寂のヴェールを纏わせたが如くの
崩壊状“Folly”を配し
尚、調和を齎し思索を誘う
合理性を否定する
あの美意識

Folly
それはときに
古代ギリシア・ローマの神殿であり
ときに
ゴシック様修道院の廃墟にも似て
また
ドイツ・ロマン派のフリードリッヒや
ルーブル美術館の館長であった
ユベール・ロベール
そう
”廃墟のロベール”の作品から抜け出てきたかのような
古典主義的フォリーであります

北フランスのErmenonvilleにある
ジャン・ジャック・ルソー公園散策のなかでの
Folly”哲学の神殿”との出会い

其処には
古代の
失われた時代の美質
旧き良き時代の有徳
或いは深遠なる場から
畏怖の念を引き出すような
そんな要素をも備えるといった
かのピラネージが好んで版画に映し出したメッセージ性も
ひとつあるでしょう

さらには
その根底にある審美理念に
ロマン主義的感性
ピクチャレスク試論を思ってみたり

崩壊状のなかに潜む美の
在りように
想いを巡らせてみます。
















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【 2014/05/19 18:33 】

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窓割れ理論~憂いのゼロ・トレランス方式
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日本でも
zero-tolerance policing
ゼロ・トレランス方式導入が
検討され始めているようですが

教育現場にあっても
毅然と対応することは
必要なことにちがいないものでしょう

ただ
気になるのは
それが
Broken Windows Theory
所謂
割れ窓理論から導き出された
教育方針であるということ

Broken Windows Theoryそのものは
有意な考え方と存じますが
それと
何より
限りのないような愛情で裏打ちされねばならない
学校という現場で
それを応用することに
無理がないかと
そういった懸念であります。
















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【 2014/05/18 17:45 】

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シェイクスピア/ハムレット~政治と文学の融合
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政治と文学の融合を教えて下さったあなたへ

シェイクスピアはハムレットの独白
ーTo be, or not to be, that is a question.ーを
選挙ポスターに採用された経緯を教えて下さった記事
興味深く拝見致しました。

”生きるべきか、死すべきか”と訳した従来の逍遥訳から
一歩踏みだした
”このままでいいのか、いけないのか。それが問題だ”とした小田嶋訳は
個人レヴェルの苦悩を社会的なそれに押し上げた
その上での
この両者の融合であったものなんですね・・・

政治の一角を担う有権者ひとりひとりに
問いかけるスタイルの
この科白の引用は
とても意義深いものであったかとも思うんです。

と申しますのは
憂われる投票率の低さと政治離れのファクタを考えるに
私たち個々各々の在り方こそが
地域社会、或いは国家といった
大きなスキームを支えているのだという
所謂、政治のリアリティが上手く獲得されていない
といったようなことが
ひとつあるのではないかと感じてきたからです。

政治家の方にとっての”言葉”は、
それはもう
剣より強しといった
時に
最高にして最大の武器であろうかと察せられますが
その核となるスローガンに
政治意識を高めるというメッセージ性が含まれていることにも
深い共感を覚えました。

シェイクスピアのハムレットには
不条理に翻弄されながら
事実が覆い隠す真実へ向かう過程で
弁別能力とは別次元のところで逡巡する
青年の姿が描かれているんですね

そして
ハムレット四大独白のひとつであるこの科白は
第三幕第一場に位置づけられますが
文脈的に理解すれば
ここは
このまま耐え忍ぶべきか
それとも
果敢に立ち上がって行動すべきかといった二択が
To be or not to beという
悩ましいフレーズにある含意であろうかと感じています

この後には
例によって長い語りが延々続いてゆくのですが
この科白の結びでは

不安が決断を鈍らせ
杞憂が人を臆病にするとし
壮大な志は
正しい道からそらされて
実現されるということがないのだ

と結論付けているそのことに
改めて考えさせられているところです。

























【 2014/05/16 12:56 】

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プラトンからのメッセージ~西欧哲学理性体系の歴史的限界を見詰めて・・・
彼方からの光

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西欧哲学
その理性体系
ここには
歴史的限界があった

そして

それを乗り越えるべく戦い
それは
支配の論理と
満足を求める意志
両者の闘争とも呼べるものです

行動主義心理学に精神分析学といった
精神科学からの思弁
(これが時に初期のプラトン哲学にも近しいものでありまして)

根源的心の力動システムを想います

現実原則の合理性と
形而上学的思惟
ここでも
キーワードはバランスです・・。





























テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

【 2014/05/15 09:58 】

| 哲学 | トラックバック(0) |
ナイスカップオブティ~控え目な美を求めて
風が薫り
新緑が旋律を奏でる
そんな
うららかな休日の午後には
テラスで読書が日課です・・。

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安らぎも
歓びも
NICE CUP OF TEAとともにあり

困難も
哀しみも
NICE CUP OF COFFEEで乗り越える

アーリーモーニングティ

アフタヌーンティ

珈琲ブレイク

ティタイム・・・

お気に入りの茶器に
音楽と灯りの演出
テーブルセッテイングによっては
日常の藝術的空間ともなる
掛け替えのない時

英国紅茶に
茶道・・・
どれも素敵です

自然と調和した
控え目な美を

控え目な時をこそ
私は
愛します・・。

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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

【 2014/05/11 16:37 】

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The Perennial Philosophy~永遠の哲学~ステウコからライプニッツへ
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16世紀のアゴスティーノ・ステウコの後
17世紀のライプニッツによって引き出された言葉
”The Perennial Philosophy”

文字通り
絶え間なく続き行く哲学

叡智が
究極のリアリティに通じているからこその
”The Perennial Philosophy”

取りも直さずこちら
人間には
この究極的リアリティへの認識能力が
備わっている
ということに他ならない訳ですが

この能力がしっかり機能し
いかされなければ
深刻な環境汚染(原発)をはじめとした
様々な諸問題をも誘発することになる

混迷する現代社会が包蔵する
政治の過誤を目の当たりにするなかで
個々各々が併せ持つこうした能力の
その真価をこそ
問われているようにも感じています・・。



























テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

【 2014/05/10 10:54 】

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ネガティブ・ケイパビリティ理論の先に・・・
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昨日の記事に
かつての記事(ネガティブ・ケイパビリティ理論)をリンクさせて
MAILを下さったあなたへ

ネガティブ・ケイパビリティ理論
それは
論理性とは別物の
”知識理論の拒絶”を受け入れるお話でした。

そして
不確かさや不可解さを受容することにより
”その事象を在るがままの状態において置くことを可能にする精神の自由さ”
を内在させるとした”ゲラッセンハイト概念”にも触れました
こちらヘルダーリンやトラークルの詩の研究者としても知られる
哲学者ハイデッガーの考察ですが
要は
解決できない事象を敢えて
受容する能力をもつ者こそ
真正に近付く・・・

そんなニュアンスで結んだ私の
拙い記事を覚えていて下さって
それと
昨日の”総体の中の一冊”とを絡めて
お贈り下さった
その共感性に
不覚にも涙してしまうような
メッセージが綴られていました。

生きることは
”学び”と同義だと
個人的には思っているのですが
学びによって到達可能な領域であるはずのものを
現在の理解が及ばないという理由だけで
思考ストップに陥り
ネガティブ・ケイパビリティ的対象と
看做してしまうことの危険性
それは
大切なものを
見失ってしまう
或いは
目を背けて生きることになる
そんなリスクを孕んでいる・・・

生き方の真髄
とも思えるような高みは
思索を重ね
磨き抜かれた繊細な感性と理性が
バランス良く作用する場所なのかもしれません。























テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

【 2014/05/08 08:12 】

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書をめぐって~総体のなかの一冊


先人たちの叡智の結集
眩暈がするような夥しい数の書の海原に
小さな小さな一歩を踏み出してから
未だ波打ち際で戯れているにすぎない
”エストリルのクリスマスローズ”

だからこそ
一冊一冊に
丁寧に
真っ直ぐに向き合い
謳歌し
時に迷って反駁もする

そうして
胸に届けられる深い意味性
その重さに
激しい鼓動
戦慄さえ覚えることも
少なくありません・・。

そうしたなかでの
”或る一冊”

その真価には
個別に
どれだけ時間を割こうとも
どれほど切り込もうとも
それだけでは
辿り着けない
解読しえない何ものかがあると
そう気付いたのは
いつの日からだったでしょう

総体のなかの一冊とする見詰め方
異次元の体験といった処からの思惟
そのずっと先で
漸く真意に向き合えるかのような

それは時に立場を同じくする別視点からの考察であり
またあるときは対立する概念からの視線であり
さらには
時代を超えた
体系的アプローチより挑む
立体的受容のようでもあります

根源的な裾野の広さを内包した
スタンスからこそ
見い出せるものー真理といっても良いかと思うのですーが
必ずや
在るように思うんですね・・・。

そこに僅かでも
近付くべく私の拘りを
暖かくも
掬い取るようにご紹介下さった
古本屋通信さま
ありがとうございます
想いを分かち合えるひとが居て下さることが
どれほど幸せなことかと感じています。

此処に
エストリルのクリスマスローズからも
心よりの
エールを贈らせて戴きます。
























































テーマ:ガーデニング - ジャンル:趣味・実用

【 2014/05/07 18:17 】

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永遠のメソッド
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心あるひとが
紡ぎ出す一瞬
そしてまた次の一瞬
それを
持続させるその能力って
凄いと思うんです

永遠って
そうした処に
息衝く
ひとつの付加価値のようにも
感じ始めている
今日この頃です・・。




ーー微力な”エストリルのクリスマスローズ”からNewOrder”に感謝を込めてーー
































テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

【 2014/05/06 15:41 】

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季節の情景 Ⅲ~昇る朝陽に・・・


あなたにめぐり会えて
ほんとうに
良かった・・・




























テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

【 2014/05/02 08:54 】

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