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無記/仏教哲学~ウィトゲンシュタイン~語り得ぬものⅡ


優れた芸術もまた
例外なく
言葉にならないemotionを湛えているように思います。

どんなWORDも当て嵌まらない
テクニカルタームも
為す術がない

そして
其処から受ける情動は
言葉にした瞬間に
何故か別物に変ってしまうんですね




それは
分っているんです
であるにも
関わらず
感動を
受け取るだけでは終われない
なんとか
その作品が放つ
見えないけれど確かな
美しき波動
その本体に近づきたい
正体を掴みたい
友と分ち合いたい
そうした抑えがたい衝動に襲われる

それによって得られた何か
正解など存在しないもの
けれど
解が定まらないから
だからいい

互いに
語り得ないことを踏まえた上で・・・

その上で
今まで言葉にできなかった世界が
言説化されると
物凄い共感が生まれるんですね
明らかな共通項を見出したときの
あの歓び

いえ、もし仮にその多くが
言葉遊びに終わっても
トートロジーであっても
それでいいという
そうした者同士の関わり
それ自体が絆を深めてゆく・・・

こうした
言葉のコミュニケーションって
思い掛けない鐶を生んだりもするんですよね

そして
より深く心寄せることで
またより強く感じられるようになる不思議

考察を進め奥深くに沈潜させてゆく
感性を研ぎ澄ませながら生きるということは
最終的に
人間の本質に殉ずる生になろうかとも思うのです

ささやかだけれど
繊細なこころの機微
精神の融合を願う友人たちとは
どこまで語っても
話は尽きないんです
厭きるということがないから

語り尽くせないからこそ
尽きない魅力がある・・・
そこから紡ぎ出される人間の関係性は
ひとを結び付ける
この先
ずっと
途切れることなく
続いてゆく
密接な関係構築の根幹部分になるのではないか
なんて
そんなことを思ってみたりもしています・・・。





















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テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/08/21 12:54 】

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