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音楽の世紀~12平均律/12音技法~クロマティック・スケールそして古典調律
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20世紀の音楽
保守的な音楽世界に訪れた
12平均律の調べ
この新しき語法を
調性崩壊と捉えるか
音組織の先鋭化と受け止めるか

いずれにしても
セリーによる12音技法と調性崩壊は同義であります。
あるとすればメジャー、マイナー

パイオニアのひとりは、マーラーを信奉したと謂うシェーンベルク
そしてそのマーラーは近代対位法音楽の祖であった
そこでのラディカルな和声を考えると
シェーンベルクの復調への道程
僅かながら垣間見えても参ります。

バロックからの音楽史
その枠組みの中で
古典調律に身を委ね
情調を受容することで酔わされる
私のような者ににとって
体系から踏み出した
クロマティック・スケールへのアプローチに
抵抗がなかったかと言えば少し違うかもしれません。

以前、友人たちとピアノのアンサンブルを試みた時に
その調律の違いに違和感を覚えたんです
モダンピアノを含めた電子楽器では
メーカーによって
その結果が微妙に異なるという現実に接し
音程を規律できないものを
音律と呼んでいいのかと・・・
そんな戸惑いを感じたこともありました。

私の拙いピアノレッスンの記憶の中で
バルトークのミクロコスモスを課題に与えられた
そのこと
また、調的に複数の旋律が現れるフーガの調べなど
複調感覚を養うような経験抜きに
多調とあの不協和音を
音の揺らぎ、音の彩度への貢献というように
ポジティブに捉えるのは
個人的には難しかったのかと思ってみたりもするんですね

それでも 私的にはまだまだ追いつかなくて・・・
機械的に調整された音律システムの
純正音程はオクターブのみ
後は、均斉的音空間が広がるだけなんですね
音程バリエーションへの喪失感・・・。

音楽史を見渡せば
ロマン派以降の
音楽の多様性を顕著にしてきたのは
オペラ
それらのもつ性質こそが
そこに大きく寄与してきたという事情は
理解できるようなところがありまして・・・
オペラは、ひとつ文藝作品であり
そのストーリー性により
登場人物の心理を音で描写する必要に迫られ
そこで伝統的な機能和声法から離れる他
手立てがなく
その流れとも無縁ではないようには思うんですね。

ただ
こころのままに謂えば
感性に基いて
音に固有の機能を与えられた音律システム
(時にミーントーン調律もありです)
それは美しき大自然に抱かれたときのあの
いいようのない安らぎを齎してくれる

たぶん私は
人工美が苦手な
救いようのない
自然児なのかもしれません・・・。















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テーマ:クラシック音楽 - ジャンル:音楽

【 2014/08/23 13:01 】

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