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遠い記憶~美は世界を救うもの・・・シラーからドストエフスキーへ
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昨夜綴ったバッハの無伴奏ソナタに纏わる
ドストエフスキーからのアフォリズム
ー美は世界を救う(Красота спасёт мир )ーに
皆さまから相継いでご質問のmailを頂戴致しましたので
此処に少し補足させて下さいね。

こちら
ドストエフスキーの”白痴”Ⅲ章
主人公のムイシュキン公爵に
語らせた科白だったかと記憶しています。



ー公爵、あなたは、世界を救うものは”美”と
おっしゃったと言うのは、本当ですかー



個人的には
一連のドストエフスキー作品が
読み手の精神に齎すメッセージ性は
小説家というよりは
思想家的な印象が濃く
このマキシムは
ドストエフスキーという大河の
その源流となる
概念ではなかったかと
そんなふうに感じてしまうほど
私にとって
彼を読み解くに
大切なフレーズなんです・・・。

思想的には
ドイツ的と申しますか
シラーの書に通奏低音のように流れている立場であります。
しかし
ドストエフスキーのそれは
少し違っていて・・・
と申しますのは
その真髄が痛いほどに
胸に刺さって
強く刺さりすぎて参りました。

学生時代の
まだまだ純粋無垢だった私を
甚く困惑させたあの冬の日

けれど
今はなんだか
とても愛おしい
貴重な記憶・・・
糧ともなっているように思う
いえ
思いたいのかもしれません(笑

















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テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/08/25 21:14 】

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