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ブラームス/交響曲1番~アルプス~クララ・シューマン~ベートーヴェン第10交響曲
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今朝は、ブラームスの交響曲1番で目覚めました。
テラスの花々への水遣りの頃に4楽章が流れてきましたが
爽やかにもファーティリティな旋律が
清澄な空気を胸に運び込みます。
こちら
大自然への憧憬であり
そしてそのまま
ブラームスから
クララ・シューマンへの想い
その発露でもあったようです。
と申しますのは
クララに宛てたバースデーカードに
ブラームスが認めた詞
ーHoch auf'm Berg, tief im Tal, grüß ich dich viel tausendmalー
が、残されていたから。

届かない愛を、芸術に昇華させるというそのことは
なんとvaluableな
なんと美しい作業でありましょう

結果、その結晶としてこの世界に生み出された作品は
文学であれ絵画であれ彫刻であれ音楽であれ
時代を下った後世の人々が
対峙した時に
遙かなる時空を超えて齎される何ものかが在る
そんなふうに
信じられる瞬間
この感覚が私は
堪らなく愛おしいんです。

あの
奥ゆき
あの
エモーション

生涯報われることがなくても
直向きに誰かを想うこころ
精神のこの豊穣性

真の美しさは
瞳に映らないものにこそ宿る
そのことを
思い知らされるのは
こうした想い
無償の愛
誰かを思い遣るこころ
そんな
ひとのこころの美しさと
ぴったりと重なってくるようにも感じています。














※此処に綴った交響曲はハ短調
ベートーヴェンのシンフォニー5番と同じなんですよね
こちらのブラームス1番の4楽章、その第1主題は
ベートーヴェン第9の4楽章にそこはかとなく似ているんですよね。
往時、著作権(著者の死後50年)とかあったらどうだったんだろうというくらいに(笑

ロマン派全盛下でのこのブラームス作品
その構成力からも、”ベートーヴェン第10交響曲”なんて呼ばれ方をして久しいのですが
オーケストラや和声、曲構成を鑑みれば
個人的には
巷で謂われるような(古典回帰を試みた)新古典主義的と謂うよりは
ベートヴェンの後期こそが
既にロマン派的であったように受け止めているんです。




















































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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

【 2014/10/09 08:17 】

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