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世界でいちばん素敵なお見舞い Ⅲ~パリに戯れる~フランス映画/ゴダール
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11月と謂えば
ゴンクール賞の月

こちらパリ2区にあるミシュラン一つ星のレストラン”ドルアン”で
その選考から発表までが為される
フランス文学の登龍門的存在ですが
マチエールでないエスプリを大切にするフランスならではの
文学賞であります。

エスプリ・・・
仏的精神となれば
ひとつ
フランス映画・・・
そこで先ず想い出すのが此処

モンマルトルの丘へ繋ぐ
坂の途中の映画館
”STUDIO 28”

100年近い歴史を刻む
文字通りのレトロな館内
赤い階段にまあるいアーチの入り口が目印

ホールシートやドア
窓枠さえ赤なら
カフェカウンター
そして
シャンデリアにまで
赤を粋に配した
ワンスクリーンの洒落た空間が息衝いています。

そのデザインを手掛けたと言う
コクトー直筆のイラストとサインが
ゆるい感じで
さりげなく描かれていましたっけ。

封切館に弐番館、名画座など
たくさんの映画館を擁するこの街ならではの魅力

如何に
ハリウッド映画が持て囃されようと
映画と謂えば
やはりパリな感じでしょうか

先ずもって
映画をも
文學や芸術の如く
ヌーヴェル・クリティックに考えるお国柄でもありますし。

個人的には
フランス映画とくれば
文学的、絵画的美学を
感じさせてくれるといったイメージは未だ拭えません。

例えば
”諸観念の連合に捉われない”シークエンス
ポエムのひと、ゴダール

彼の語法
見えないヌーヴェルヴァーグ精神

それも
フランスの代表的作家
バルザック
モーパッサン
或いは
サルトルの実存主義抜きには
語りえないのかと
思ってみたりもしているところです。

ここで
実存主義とくれば
フッサールの現象学が想起されるのですが・・・
前者は意識の関係性として
後者はその志向性として。

軈て
サルトルの関係性は
方法論に移って行く
そして次なる
実存主義群

それに
心理小説家の全能性批判も
詩的リアリズム批判も・・・

こう考えますと
矢張り以て
あなたのアプローチする
(パリ解放区ならぬ)
解放のヴェールは
此処でも纏われているんですね・・・。

当にアンチ・ロマン的
なので
映画界のヌーヴォー・ロマン

ちょっと構造主義っぽく。

”作家主義”必然の世界観
総括としてそうあらねばの芸術

フレンチエスプリとアンニュイの風を感じながら
STUDIO 28やEpée de Bois で
ゴダールに耽る
これ
パリ遊びのベースと謂って良いしょうか(笑



























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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2014/11/26 09:30 】

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