アンネ・フランクの言葉
DSCN7034.jpg

As long as this exists, this sunshine and this cloudless sky,
and as long as I can enjoy it, how can I be sad?


晴れ渡った空を眺めていると
アンネのメッセージを
想うんです。

行間から
聡明さが
溢れ来るようです・・・。

















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【 2015/04/30 21:45 】

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小豆島への憧憬~映画 八日目の蝉と魔女の宅急便(実写版)/グーチョキパン屋さん~
DSCN7054.jpg

小説や映画の世界に遊ぶと
その舞台となった地に
訪れたくなる
その雰囲気に包まれたくなるから。

             *

”魔女の宅急便”が実写化されましたね^^
心の原風景と響き合うような
あの世界観を描き出した
アイテムのひとつ
グーチョキパン屋さん。

オーストラリア タスマニア州はロスという街の
”Ross Village Bakery”がモデルになっているらしんですけれど・・・。

映画で遣われたグーチョキパン屋さんが
此度、小豆島オリーブ公園
花と香りのガーデンへ移設されたようなんです^^

            *

それでなくても
小豆島は
”八日目の蝉”の舞台でもあって
幼い薫が希和子と離れることになった
あのフェリー乗り場
薫の佇まいを想うだけで
胸が苦しくなるほどに
感情移入してしまった
そうした作品空間が生きる場所

なので
小豆島は憧れで
ずっと
小豆島に行きたくて
行きたくて・・・。

この五月は小豆島を
目指します
















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【 2015/04/29 06:49 】

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光の中に・・・


陽の光が
教えてくれたこと

どんな哀しみにも
意味があるって。













































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【 2015/04/28 09:23 】

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新緑の街に・・・
DSCN7011.jpg

新緑のなかを
優しい風が
通り抜けるとき

同じ馨りを連れてきた
あの季節
あの時間が
小さく揺れて
零れる

それがいい
だからいい

























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【 2015/04/27 09:02 】

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映画 Love Letter~プルースト/失われた時を求めて~図書のなかで
DSC_0243_20150423134942ccd.jpg

円環的時間を描き出した
プルーストの”失われし時を求めて”

時間軸に沿って並んでいるようにみえる出来事に対し
感情は時系列に積ってゆくような種のものではないんですね。

それは
システム内に
いつくものフィードバックループが存在している
ということもあるでしょうし
気付きや
新たな発見
そして
新たなる認識などが
複雑に交錯して共振してくるんですね。


         *


映画”Love Letter"は
細部と謂うより
音楽を含めて作品が立ち昇らせる質感が
とても印象的な作品です
詩情が
想いが
胸のここまで
毀れて
溢れるくるような・・・。



舞台は北国
そして神戸の
ニ都物語的。
 
見渡す限り
雪に覆われた地方都市
とある丘の上で、瞳を閉じ
息を止めて
仰向けに横たわる女性

そして立ち上がって
音もなく坂を下り
麓の小さなお家に入ってゆくまでを
カメラが1カットで追う
ここで
そのすべてを伝えてくれるかのような
素敵な長まわしでした・・・。

物語の核心は
かつて通った中学校の図書室に。

概して
図書館は
古書店もそうですが
失われた時間と出会える場所。

通常であれば出会えない筈のひとと出会え
届かない筈の想いが届く
その象徴的空間かな
なんて思ってもみます。

大きな状況の変化がなくとも
哀しみを乗り越え
再生を促す
そんなカタルシスを与える構造を持たせた作品
所謂、名作とされるなかには多いように思います。

愛する人を失った者は
その理不尽さに
苦しみ続ける訳ですから・・。

私は彼を忘れない。
だから、あなたも彼のことを忘れないで
って
もらった手紙のすべてを
”樹”に送るんですね・・・
けれど
”樹”はもう
忘れる訳が
否、忘れられる訳が
ないんですね。

図書室の貸し出しカードという名を借りた
(想いを伝えるツール)”Love Letter”に
気付かされる
美しくも秀逸なラストシーン

言葉に出来ないから
しないからこそ
伝わるものって
確かに
あるんですね。

ピュアにも繊細な精神性が
見事に映像化され
日本の古くからの美意識を貫いた本作
岩井俊二監督作品で
いちばん好きな映画です。





どこかで読んだ本の科白が
聴こえる

ーいくつの海を越えたら、白い鳩は砂地で安らげるのか
                その答えは風に吹かれているー













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【 2015/04/26 08:34 】

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世紀末藝術 断章 Ⅷ~impressionをexpressionへ
19世紀末の
ブリュッセルで開催された展覧会
”自由美学”

絵画、彫刻、版画から
工芸、装飾芸術
商業美術、写真、デザイン、ポスターに至るまで
大よそ美に纏わるものは、普く展示されるという
文字通り美の饗宴
そして
会場に流れる音楽は
ドビュッシーだったと伝えられてもいます。

なんだかもう
美し過ぎませんか?

そこにある空気は
モダン・スタイルであり
アール・ヌーヴォーであり
ユーゲント・シュティールであり
スティーレ・リバティであり
アルテ・ホベンだった訳で(笑

藝術の本質が為すがゆえの
客観性、リアリズムの排除があり
装飾性の復活があり
自然から抽出する抽象があり
メタモルフォーゼがある

impressionをexpressionへ

インスピレーションを刺激するのは
オスカー・ワイルドの描く
ファム・ファタール”サロメ”を初めとして
オルフェウス、ニンフ、スフィンクス、牧神で・・・
そこから創作する
セガンティーニにモローにビアズレー
また
ベックリンの”死の島”など
彼らの
心理的喚起能力って
ほんとうに
凄いなって思う訳です。

”瞬間”の印象派にはない
”切り取られた時間”に
揺らめきさえ揺蕩って・・・。

ルドンの幻想性
ミュンヘン、ウィーン、ベルリン分離派
取分けシーレ、クリムトの華やかにも優美な官能性
ガウディの有機性

そして
トルストイの芸術論に傾倒したモリスの
アーツ・アンド・クラフト運動
が齎した
インダストリアル・デザイン

ロートレックの刹那的ポスターも
ミュシャの世界観も
エミール・ガレやドーム兄弟のガラス工芸も
現代にそのまま通じる
美を放っているんですよね。

終生、詩の可能性を求め続け
その生が破滅的であったからこそ
褪せることのない耀きを今に伝える
マラルメ詩集からの
メッセージを最後に置かせて下さいね。

月は哀しみに沈んで
夢に殉教しても

ーー妖精の両手からは
    薫り高い星屑が
      雪のように降っていたーー

DSCN7068.jpg























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【 2015/04/25 17:14 】

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世紀末芸術  断章 Ⅶ~耽美主義、懐疑性その純粋
また、見つかった
何が
永遠が
海と融け合う太陽が

~アルチュール・ランボー

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世紀末芸術を
現象面で語るなら
印象派から幕開けし
フォービズムで終焉といったところでしょうか。

バタフライ・エフェクト
なんていうカオス理論があるようですが

初期条件の僅かな違いが
最終結果に大きな差を齎すっていうことは
特段、不思議なことでもないように感じます。

繁栄と衰退 
栄華と零落

俯瞰で眺めるなら
栄華、繁栄の硲には
耽美や享楽へと誘う媚薬が潜んでもいるようで
一見して対極にある様に映る
憂鬱、堕落などとは
以外に親和性が高かったりも
するのかもしれません。

耽美主義に
ダンディズム
あの懐疑性も

退廃的と云うよりは
むしろ精神の繊細さ
純粋性のこだま
のようにも感じてなりません。










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【 2015/04/24 17:42 】

| 絵画/彫刻 | トラックバック(0) |
世紀末芸術  断章 Ⅵ~ダンディズム
DSCN6885.jpg

大量工業生産が齎す豊かさ
その背後から押し寄せる
物質、精神両面に渡る
平準化の波

個性の喪失による
美的精神性の欠如を
憂う者たち。

物質至上主義に
歯止めをかけるべく
”精神的貴族主義”を掲げ
藝術の優位性を説く

それは
近代的意識からの脱却であり
西欧文明への反旗でもありました。

華麗、繊細、優美を絡めとり
時に倒錯に陥りながらも
美の殉教者たろうとする
彼らの思想的葛藤には
絶えず憂愁のヴェールが舞い降ります。

高度の教養が要求されるがゆえ
星屑も似た輝きを魅せるそれを
美しく死ぬ技法とした
ヴェルレーヌの想い
そこには
人として最も大切な高貴さ
観念の本質を守ろうとする
滅びの美学にも近しい
深い精神性が湛えられていたようです。

そしてそのまま
旧態然としたパリ文壇
ブルジョワ階級への低俗性批判でもあったんですね。



齎される覚醒は
詩という美酒に酔う
ダンディズムから・・・。





























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【 2015/04/23 17:51 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
世紀末芸術 断章 Ⅴ~デカダン主義者
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創造とは神の堕落なり
~退廃の美学/ボードレール

憂愁の世界に魅せられ
堕ちゆく美
その追求
隔世の感漂うデカダン主義者、
頽廃の美を奏でること
藝術至上の歩みこそが
唯一彼らの到達地点であったものでしょうか。

ブルジョワジーへの抵抗
物質文明社会における
拝金的実利・功利主義
時にモラルや常識への
アンチ・テーゼを通じて
偽善を暴き
無為、刹那を漂流する

そのレーゾン・デートルは
負なる情熱
美の酩酊
至高の世界。

彼らを
”新しき戦慄の創造者”として称えたのは
なんと
かのヴィクトール・ユゴーであった訳ですが・・・。














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【 2015/04/22 12:51 】

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世紀末が架けた彩~ひまわりに捧ぐ友愛
DSCN7049.jpg

世紀末芸術と謂えば
どうしたって
19世紀末が強くイメージされます
そしてなぜか
同時代に活躍しながらも
印象派はそのカテゴリからは外れるんですよね。

ですがその精神性には
所謂、サロンで評価を受けてきた
一連の作品群とは明らかに異なる姿勢、
既成規範に捉われず
客観的モチーフを主観的思想性や感性に照らし
自由表現を目指す
といった共通項、あるんですよね。

政治体制は帝政から共和制への気運が高まり
それに圧されるかのような
産業、文明的変革も顕著なる社会への
抵抗、批判的スタンスも似ているようです。

そんな時代であったからこそ

後期印象派とされる
偉大なるふたりの芸術家
ゴッホとゴーギャンへと
想いを馳せると
切なくもなります。

絵画を通じた友愛
それを愛するがあまりの
確執
苦悩

それでも
ふたりがすごした
プロヴァンス光の季節は
今に生きているんですね

描き出されたあのフォルムに
あの色彩に
あの
ひまわりのなかに
しっかりと刻まれてるようです。






























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【 2015/04/21 18:18 】

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世紀末芸術 断章 Ⅳ~象徴主義
DSCN6968.jpg

象徴主義の萌芽は
ボードレールの”悪の華”から・・・
それも
あの象徴主義宣言に遡ること
29年前のことなんですね。

一見して、反社会的
刹那的、儚さ或いは退廃を見詰める

けれどのその先に
現代性の中にこそ潜む
古典的美しさを見出す

モードは、モードであって
通過点に過ぎない
そう、だからこそ
そこから
永遠性を汲みあげるという志向性

また
彼の唱えるコレスポンダンスは
自身の内なる世界と
果てなき宇宙空間との協奏であり
マクロコスモスとミクロコスモス
その感性の呼応に
耳を澄ませた詩論にも重なります。
それは
詩と音楽が織りなす絢となり
音楽家ドビュッシーさえ
動かしていったんですね・・・。







※ボードレールのモデルニテ賛美は
マラルメ、ヴェルレーヌ
さらにランボーへと続いて・・・




















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【 2015/04/20 20:23 】

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世紀末芸術 断章 Ⅲ~印象派との乖離
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日常の風景には
人生の深みが詰まっている
~ボードレール

陽光が導く彩と風が
一瞬垣間見せる美的心象を
見事に切り取って描く印象主義に比して
象徴主義的作品は概して月の如くの光と翳が支配する世界観
それは・・・
クロワニズムと呼ばれ
クロワゾンで単純化されその平面的神秘が
却って音楽的感動を齎した反印象主義とも一線を画す
極めて思想的な絵画であります。

強い物語性を発揮する古典から
己なりの
インスピレーションを見い出そうとする
象徴派の試みは
それが不可視の世界であるがゆえ
強烈な個性を発揮する。

そう
感じるものだけを信じるという
モローの言葉は、ここにきて
大きな意味を擡げてくるんですね。



















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【 2015/04/19 08:28 】

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世紀末芸術 断章 Ⅱ~反科学主義
DSCN6967.jpg

例えば
ビザンツ
例えば
オスマン
いつの時代も
時が来れば
繁栄には斜陽が射し込む
落日の予感

ボードレール風に謂えば
”夢の中にしか存在し得ない現実”であり
プルースト流なら
”眠りは青春と恋に似て
  失えば二度と見つからない”
シェイクスピアに語らせるなら
”人生は夢。眠りで始まり眠りで終わる”
といったところでしょうか。

そして
ダーウィンの進化論に象徴される科学、技術の進歩
近代化の波に押しつぶされてゆく大切なもの
崩壊するキリスト教的世界観
その反動による
中世へのノスタルジア
ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動
象徴主義

工業化社会を反映する無機(鉄、ガラス)にこそ
敢えて有機的モチーフを被せ
優美な曲線フォルムを交錯させる。
結果、構造は装飾との融合を果たし
純粋芸術の枠を超えた応用芸術
アール・ヌーヴォーが誕生したんですよね・・・。

人が持つ精神の奥行
そこは時に計り知れないほどの
深淵性を垣間見せ
汲めども尽きぬ世界が広がります。
時に神話
時に幻想
時に宇宙への神秘感
瞳には映り得ない観念的世界であるからこその
その表現性に拘り続けた彼らの飽くなき挑戦。

それはそのまま
理念に感覚的形態を纏わせることであり
観念と感性の融合とも云うべき
月光の美しさを併せ持つ
芸術思潮でありました。












































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【 2015/04/18 05:40 】

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あなたとのつながり
DSC_0255.jpg

自宅にいても
シャッターやブラインドを下ろすのが苦手です。

外と繋がっていたいんですね
きっと
つややかな樹々の緑のシャワーを
優しい弧を描いて広がる地平線を
いつも感じていたいから


眠りに落ちるときも
できれば星空
月明かりのもとに在りたい
そしてアラームでなく
朝の陽の光で
目覚めたいから・・

セキュリー的には
1Fなのに
かなり無茶をしています(笑









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【 2015/04/17 09:15 】

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"ENTER"に快感を☆


ENTERキーを約1700倍にしたガジェットが
販売開始されたようですね^^
その名もまま”BIG ENTER”

ストレスの溜まった方に最適?と
ネットショップ”BASE”で販売中です。

この
大きなエンターキーは
PC本体にUSB接続するだけで
通常のエンターキーに代わるものらしく
つい
思い切りエンター叩きそうなあのひとが
脳裏に過って、笑っちゃいました。

            *

確かに
大切なMAILや
企画書、論文など情熱を込めた文書の
最終エンターで利用すれば
達成感も大きく得られるかな?
なんて(笑

使用効果としては
これでメール送信すれば、
”前向きな返事が期待できるかも”
ですとか
”これで改行した企画書なら、厳しい上司もにっこり”だとか
かなり適当な感じです(笑

素材はウレタンスポンジとポリエステルで
強めにたたいても手に優しい?
極めつけは
枕代わりに寝ることも可能だそう

着想だけでもう
充分楽しませて戴きました^^





















【 2015/04/16 09:36 】

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世紀末芸術 断章 Ⅰ~ベル・エポック
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世紀末芸術と謂えば
文明に必ずや付き纏う
光と影を想います。

時代は概ね
普仏戦争後から大戦前までの
平和な時代
華やかなりしパリ
あのベル・エポックとも重なるんですね。

(19世紀末に華開きましたが
突き詰めてゆけば
その背後には
バイロンやハイネ、ミュッセらのロマン的思潮や
綺麗ごとに陥らないゾラやモーパッサン
フローベールらの鋭い人間洞察
そして
精神性を重んじた高踏派の息吹さえ感じる・・・)

さまざまなイズムが交錯する
藝術至上的濃密な空間が
美のための美を追及していたかのような時代

ボードレールに
ヴェルレーヌ、ランボーからニーチェまで
そして
クリムトに、ココシュカ、シーレ
ベックリンにセガンティーニ
ルドンにモロー
ミュッシャにガレ
ガウディ・・・

もしひとが
生きる時代を選べるのなら
私はこの時代にこそ
生きたかった
そんなふうに願いたくなる

それほどまでに
絵画を
音楽を
文学を
愛する者を惹きつけて止まない
魅惑の時代のひとつでもあります。
























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【 2015/04/14 18:46 】

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映画 インターステラー/ノーラン監督~apollo nonsenseな時代だからこそ・・・
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昨晩秋に公開された
ノーラン監督の映画”インターステラー”
こちら本筋に於いては
科学的基盤に裏打ちされており
SFが不得手な私でも
感情移入し易すかったです。

緻密な科学的精査に耐えるべく
著名な理論物理学者に監修され
科学面からの解説も為された
”The Science of Interstellar”
このガイドブックは
別の意味でワクワクが止まりません(笑

本作プレリュードで
”apollo nonsense”な時代志向性を認め
その上で作中に英国詩からのフレーズ
”Rage. Rage against the dying light”
を挟み込む
そんな
監督の冷静で
透徹した志の高さに惹き込まれる

そんな作品でもありました・・・。





















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【 2015/04/12 20:21 】

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音楽のチカラ~ヘーゲル/美学講義
DSC_0018_201504021300425ac.jpg

ヘーゲルは美学講義で
抽象的、形式的に音が構成される音楽が
主観的内面性を表現することを受け
ロマン的芸術の第一段階に置いた
直観的可視性を備える具象的美術と
第三段階としたテクストに媒介される詩
その両者の中間的存在に音楽を位置付けていました。

彼は、音楽が
主観的内面性を
瞳に映らない抽象表現で実現する藝術であるために
精神性は
表象によって形作られ
歌詞によって把握され
音楽の運動の中へと入り込んでゆくものと捉ました。
拠って
音楽を詩のテキストに随伴する
”begleitende Musik”と呼び
(現代の音楽用語Begleitungとは意味が異なります)
詩と音楽との密接な関係を追及したんですね。

(似たような論理では
同時代に生きたシューベルトがいますが
ヘーゲルにすれば
ゲーテの詩は既に完成形で
音楽を必要としないとして
相容れないという立場を見せていましたが
此処は、その解釈の自由性の問題であり
旋律に詩がのることでより
聴き手に訴えるという部分では
両者共通項さえ感じます。)

しかし
音楽が備える奥行き
魅力、美しさ、精神性が
聴き手の想像力を刺激し
時にこころ慰め
時にこころ満たし
時にこころ暖めてくれる
この本来的なエモーション

それは
絵画的具象性も言語的具体性も持たない
自立的音楽(純粋器楽曲)であっても
”聴く”ことでしか感受できない
音楽固有の具体性として
確かに内包されているんですよね。。

音楽という
抽象的藝術の理解は
歌詞という文学的テキストがなくとも
充分過ぎるほど成立するというそのことを想えば
ヘーゲルの音楽体験は
自身の美学体系を
遥かに凌いでいたようなんです・・・。
                                                                                                                       











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【 2015/04/11 05:48 】

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魅惑の水面
DSC_0171_20150402130824201.jpg

水面(みなも)は
いつの時も神秘的
その先の世界の深淵性
私たちが生きられない環境への入り口
そして
水面のもつ物理的特性
光が空気から水へ進入するその波長の違いに応じた
光の屈折から齎される
刻々と変わりゆく美しき彩の流れと
風に揺らされる
波状紋様の揺らぎが
心の琴線も震わせるものでしょうか。

























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【 2015/04/08 09:02 】

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パリ テキサス~ベルリン天使の詩/ヴェンダーズ~リルケ詩集
ー時が癒す?時が病気だったらどうするのー

DSC_0199_20150402130828ff2.jpg

ベルリンの空の上に

こちらは
ヴェンダーズの映画”ベルリン 天使の詩”の原題
(Der Himmel uber Berlin)です。

タイトルが暗示しているように
この映画の舞台
いえ、主役も
もしかしたら
世界が資本主義、共産主義に分断された象徴
”ベルリンの壁”を擁した
重い街であり
或いはあの緊張感だったのかもしれません。

       *

充実感を
歓びを
しあわせを
真に感じる事が出来るのは
人間らしい
哀しみや 痛みを知っているからこそ
のものなんですよね・・・。

想起するのはリルケの詩

”大切なことは生きていること
それこそが
何より大切なこと・・・”

”或る事が困難だと云うことは
尚一層、それを為す理由でなければなりません”

そう
リルケが生の深淵を見詰め
見詰め尽くした
あの眼差しさえ感じさせる
ちょっと哲学的で
詩的美しさを備えた作品でありました。

私たちにとって
ほんとうに大切なのは
日常と平行に流れゆく永遠の時なんかではない
限られた僅かな隙間に
垂直に立ちあがる
心揺さぶる瞬間なのだと
そんなことを教えてもくれています。
そして
”パリ テキサス”で抉り出した
胸の奥その淵に潜むegoismな恋を
この作品にして
見事に
愛へ昇華させたんですよね・・・。

(何れも
映画は紛れもなく芸術だと
強く確信させてくれた名作には違いありませんけれど・・)






※図書館や古書店などが
上手に切り取られたshotは
なぜか永くそして深く
記憶に残ります・・・。


















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【 2015/04/04 22:38 】

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夢の中へ・・・画中画~ネルヴァル
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画中画のある作品を描かれたあなたへ

作品自体も然ることながら
絵のなかの絵画が素晴らしければ
より一層
この胸に響きます。

聡明さを含んだ美と気品
それに可愛らしさをも備えた女性は
真に魅力的で
感情移入してしまいます。
そして
ネルヴァルの言葉もふと
想起されました。

ーー物語とは、
    その物語を生きる人々のためにあるーー

パラダイムシフト的発想と申しますか
恰も理論的物語論
その終わりの始まりのような
スタンスですけれど

私はこの言葉
好きなんです。

と申しますのは
それが文學であっても
絵画であっても
彫刻であっても
製作者の手によって
愛をもってして想像され
この世に誕生した主人公たちの
そのために
この世に存在する作品
それほどに存在感がある絵画、彫刻、文学・・・を
私は愛するからなのかもしれませんね
きっと。

※夢を”もうひとつの人生”と捉えた
ネルヴァルらしいと謂えば
まったくその通りの感性かと思います。

偉大なるストーリーテラーのデュマやかのユーゴーが
そんな彼と
親交が深かったのも分かるような気が致します。


































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【 2015/04/03 19:43 】

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Waves sweep the sand from my island.~ISLANDS/KING CRIMSON
愛は、紡がれゆくもの・・・。

DSC_0068_20150402130048c68.jpg

昨夜
Islandsをご紹介下さったあなたへ

ありがとうございます。

朝の通勤途上
この桜並木の下で聴きました。

憂いを含んだ美しさと
優しさに充ちた精神性が
さくら舞う
すみれ色の空によく似合っていました・・・。

孤独の島の砂を波がさらってゆく
けれど
いいんですよね
それで・・・。

決して無理はしない
あるがまま
なすがまま
でありながらも
柔らかにこころ解放してゆくようなこの世界観と
抑制の効いたヴォーカルが
アコースティックな音色たちと相俟って
なんだか
私の胸の片隅に
住み着いてしまったようです(笑



































テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2015/04/02 17:08 】

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昼下がりの・・・
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恋にはシャンパン
なんて
古い映画の科白にありましたっけ。

やはり
シャンパンはお洒落かなって
思います。

かのポンパドゥール夫人も
女性が飲んで
美しさを損なわないのは
シャンパンだけだと
おっしゃっていたようですから^^













【 2015/04/01 04:13 】

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