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世紀末芸術 断章 Ⅲ~印象派との乖離
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日常の風景には
人生の深みが詰まっている
~ボードレール

陽光が導く彩と風が
一瞬垣間見せる美的心象を
見事に切り取って描く印象主義に比して
象徴主義的作品は概して月の如くの光と翳が支配する世界観
それは・・・
クロワニズムと呼ばれ
クロワゾンで単純化されその平面的神秘が
却って音楽的感動を齎した反印象主義とも一線を画す
極めて思想的な絵画であります。

強い物語性を発揮する古典から
己なりの
インスピレーションを見い出そうとする
象徴派の試みは
それが不可視の世界であるがゆえ
強烈な個性を発揮する。

そう
感じるものだけを信じるという
モローの言葉は、ここにきて
大きな意味を擡げてくるんですね。



















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テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2015/04/19 08:28 】

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