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挽歌~シュティフター
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ゲーテの”ヴィルヘルム・マイスターの修業時代”を動的なBildungsromanと捉えるなら
シュティフターの”挽歌”は、極めて静的なそれであり

延々と田園風景の広がるだけの大地の旅を
愉しむことができる方なら

必ずや
この小説の最期に詳らかにされる結末
その意味深さに
心を動かして戴けるものかと・・・。

そこには
限りのないような自然への愛と
深なる知の歓び
そして
瞳に映るものなど到底及ばない
美しい精神世界が広がっています。

ニーチェが激賞し
トーマス・マンが認め
リルケが愛した物語

        *

空の高さと
地平線を見渡すが如くの解放感
艶やかな緑に
小鳥のさえずり
お気に入りの画集と
愛読書さえあれば
もう充分
そんなふーに思わせてくれる作品でもあります。



























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テーマ:生きる力の創造 - ジャンル:学校・教育

【 2015/05/27 09:00 】

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