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孫子 Ⅲ~敗因は自身にあり勝因は相手にあり~ビジネスと謂う名の戦場で
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最期に印象的なsequenceを。

ー負けない態勢づくりは可能だが 
    勝てる態勢づくりは不可能ー

何故なら
敗因は自分のなかにあり
勝因は相手のなかにあると考えるから

拠って名将は、
負けない戦はできても、
必ず勝つ戦いはできなのだと。

この
負けない態勢は自分に依存し
勝てる態勢は寧ろ相手(の隙)にこそ依存するとして
出来ることと出来ないことをしっかり区別し
出来ることには最善を期そうとする
緻密で隙のない名将の在り方。

決戦前に既に
負けない万全の態勢を固めた上で
敵が敗れるべく機会を見極め
その好機を確実に捉え逃すことを許さず
しかける
それが勝利の条件だと謂うんですね。

換言すれば
最早破れる定めの相手としか戦わない
則ち、既に其処で不敗の地位を確保している
ということ。
なんとも卑怯(笑)なまでに完璧な備えであります。

勝つべくして勝つ訳ですから
華やかなる戦術は無用
悪情況下にさえ自軍を置かない
という徹底ぶり。
事前にあらゆる事態を想定し備え
すべてをスムーズに運ぶ周到さ、
華麗です。

成り行き不透明なままに見切り発車することが
如何に危険かということ。
その機を逃さない慎重さ含め
戦略的勝算を得てしか、戦いに挑める態勢と見做さない
徹底した合理主義を説く孫子からの學びは少なくありません。












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テーマ:知的快楽主義 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2016/03/06 08:19 】

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