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自然との一体感~エマソン~スタインベック~ホイットマン



スタインベックがその思想を軸に紡いだ文学世界
それはエマソン的”The Over Soul”の流れを汲むものであり
もっと言えば
ホイットマン(”Song of Myself”)と
死生観を共有してもいるようなんですね。

人間はすべて
宇宙の根源的存在に包括されるという
(ソローにも通じる)自然との一体感

ただ、ホイットマンの円環的死生観と異にするところは
スタインベックのそれが非目的論的で
ソーシャルダーウィニズムに傾いていったことでありましょうか。

全体論と申しますか
無限なる全体なんですよね・・・。

       *

特に
“怒りの葡萄”での
ケイシーの”breaking-through”

思索(瞑想)の先に
或いは
死を前にさせ
見事な筆致で人間に覚醒を迫らせる
スタインベックのペン。

そして
死生観とは
そのまま
人生観であることを再認識させられもします。

自然への
畏敬
畏怖
その神聖視・・・。

”general soul”
”one big soul”
”the infinite whole”(無限の全体)
迫りくる文豪たちの
文学的世界観に圧倒されるばかりです。



       *



自然に抱かれるが如くの
その一体感
それは
時に愛するひととの一体感にも
似て・・・。
























































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テーマ:知的快楽主義 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2016/05/08 17:52 】

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