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文学の核心


所謂“英雄”
その業績って
民衆が評価してきたんですよね
そして
それが伝説となり
ある原理のもとに
文学作品となる。

ですので
フランスに伝わる
“ローランの歌”も
ドイツに輝く“ニーベルンゲンの歌”も
作者は不詳。



あの“イリアス”や“オデュッセイア”だって
ホメロス以前に物語は
あったはずで
まして
ホメロスの存在自体を訝る研究者もいるほど。

そうした伝承に
命を与え見事に甦らせた作品が
“パンタグリュエル(ラブレー)”であり
“ファウスト”であり“ドン・ファン”etc...

文学(詩)の原理は此処にあるんですね。
そう
情緒が吹き込まれる…。
それは
極めて個人的で内密なもので
それなくば
単なる文章でしかなくて。

そして
そのエモーショナルを感じ取るのは
受け手の感応力次第なんですね。

そこに客観的尺度はないのだけれど
その個性的表現から受ける
意識的な喜びを
芸術とよんで良いのかと。

それは
予備知識や
鑑賞の繰り返しを通じて明瞭になり
経験のなかで啓発され
確信に変わってゆくもの。

万巻の書が精神を生成する訳ではないけれど
ひとつの精神は
数多の書から豊かなる
糧を得るんですね。

文学の識別は
自己表現そのもので
文学の核心も
自己表現を起点とし
普遍的な真理へと
歩みを進めるものでありましょう。

























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テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

【 2016/07/06 00:00 】

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