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トニオ・クレーゲル/トーマス・マン~ドン・カルロス/シラー
--さびしくも一人眠らん--
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トーマス・マンの”トニオ・クレーゲル”
此処にあるのは
トニオの孤独
トニオの苦悩
芸術論・・・
認識すべく対立。

”あるがまま派”か”思惟派”か
それは
相容れない世界でありましょうか。

ですがそれを繋ぐものがひとつだけあるようで・・・。
是、愛
なんですけれど

地上にあるすべてのことがら
その上位に
愛はある
ということなんですよね。

愛されることの内には不純物が入り込む隙がある一方で
愛することそのものは極めて濃密であるがゆえ
純粋。
よって
真なる幸福が齎される
”そんな正義”がひとつの解になっています。






※因みに私がシラーに接した切っ掛けは
本作の1シーン
”ドン・カルロス”を読んで感激した主人公トニオが
友人のハンス・ハンゼンに熱く語る場面からなんです。
そうです、同名のヴェルディのあの歌劇、その原作になった作品です。
シラーも素晴らしいですが、ヴェルディの繊細さを秘めた技巧に改めて敬服な感じです。


















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テーマ:本の紹介 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2015/10/01 00:02 】

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