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crescentへ愛を込めて Ⅰ
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輝面率と云ってしまえば
文学的表現に欠けるかもしれませんが
この比率こそが、月の満ち欠けとなり
その風情ほど
夜空に抒情性を齎すものがあるのだろうかと思うほど
美しき現象と感じております・・・。

輝面比を”1”とする待ち宵月の華やかさから数えるなら
その翌日には50分ほども躊躇って昇ってくる
十六夜の月が・・。
さらにその後一日ごとに
同時間ずつ遅れて
立待月、居待月、臥待月へと続くこの数日が
まさに”月待ち”な感じで
一晩中月が眺められるので
時間を問わず夜空を見上げるのが楽しみでなりません。
そして
夜更けに漸く姿を見せてくれる更待ちの月、
二十日余月を経てもう弧月なんですよね。
別名、下弦の月。
この頃は、夜でなく朝の月な印象
なので、有明の月なんて呼ばれ方をしています。

それからさらに数日間かけて
輝面比が”零”となる朔月を越えた二日月から
いよいよ”朏”へ。
若月とか織月とか異名の多さでは他を寄せ付けませんが
夕暮れに西の空に顕れるこの三日月
儚げなフォルムにあの輝き
ですがその”命”は僅か2時間余りで
夜の宴の頃には消えてしまう束の間の美であります。
それから5日目には
夜中12時までに還る”シンデレラムーン”
多くの詩歌にも謳われる上弦の月(弓張月)です。
こちら夕方から南の空に見え始めて深夜にはもう沈んでしまう
その後には月の耀きを失った漆黒が残るという
或る種のせつなさを含んだ余韻のヴェールが落とされる。
それが古くから
ひとときも離れたくない愛しいひととの別れにも少し似て(笑
心惹かれる理由(わけ)となっているのかもしれません。

ーー久方の天の川瀬に舟(=上限の月)浮けて 今夜か君が我許来まさむーー




            *


我が家は東南に向けて大きく窓を切ってありますので
待宵月(リビングより)から更待月(寝室より)までは特に
心行くまで月を眺められるんです。
空気が澄むこれからの季節は・・・
夜中に目覚めてはその傾きに溜息ともつかぬ
吐息をもらし
月の美を愛でる日々を心から愛しんでいます・・・。









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テーマ:暮らしを楽しむ♪♪ - ジャンル:日記

【 2015/10/29 00:05 】

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