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旧くて新しい問題 Ⅱ


晦渋と悪評高い(哲学)解説書
例をあげれば枚挙に暇ないほどですが
原著の方が余程解り易いというケースも
決して少なくありません(涙

数千年の哲学の歴史を振り返ると
なかでも大きな成果を齎したのは
古代ギリシアと近代ヨーロッパであります。
東洋の哲学的思考も同様の
意義深さを保ちながら
それが自由闊達に発展すべく条件が
整っていなかったために
広く深く滲透されずに来てしまったんですよね。

何れに致しましても
ヨーロッパの
所謂”進歩主義史観”にフォーカスすれば
理性による思考の進歩、発展の後に
究極の完成形となる社会があるかと謂えば
否であります。
そして、それはそのまま
学問的知の限界を示してもいるんですね。

論理学に論理の限界が示されている以上
そこでは
相対的な評価しか与えられないのは
至極当然のことでもあります。

レヴィ・ストロースではありませんが
原始的社会が文明社会に比べて
発展していない状態なのかといえば
これもまた疑問符が付きます。
ここは、単に現代とは異なる思考方法によって
成立していた社会だという
あのスタンスを論破するのは容易ではありません。

フーコー風に謂えば
”時代のエピステーメー(枠組)が変わっただけ”
といったところでしょうか。




























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テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2015/12/09 00:21 】

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