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英国映画”Fahrenheit 451” (華氏451)~書を愛したトリュフォー~HTTPコー451承認


思想管理のために
時の政府が、
書物を禁じる社会を描いた
トリュフォー監督の英国映画”Fahrenheit 451”
こちら
本が燃え始める温度 華氏451度(≒摂氏233度)が
そのまま映画のタイトルになったもの。

主人公が
文豪ディケンズの描き出した”デイヴィッド・コパフィールド”に接し
小説が放つチカラに目覚めるところや
扱われている
”高慢と偏見/オースティン著”
”君主論/マキャベリ著”
”国家/プラトン著”
さらには
”アンリ・ブリュラールの生涯/スタンダール著”
”ユダヤ人/サルトル著”など
書を愛したトリュフォーでなければ撮れないショット多数であることなど含め
書物への愛溢るる作品になってました。

映画となれば
ない筈のないタイトルバックやクレジットが一切なく
そこは、延々と朗読されるのみ。

文字を禁止する世界を描くという作品コンセプトに照らした
あの異空間が
なんとも印象的な作品でもありました。

        *

ここで
この”Fahrenheit 451”を取り上げたのは
他でもなく
新しいHTTPコード”451”承認の報に接したからであります。

この”451”は、
検閲によるウェブサイト閲覧禁止を示す
ステータスコードを示すもので
検閲されていることを警告するエラーコードとも
謂えましょう。

そもそも
インターネットでは、
100~500番台までのステータスコードが採用されてきたようで
従来のコード表示では
技術的理由(サーバーダウン)でアクセスできないのか
法的な理由(政府介入)でアクセスできないのか
判別ができなかったんですね。
そこでIESG(Internet Engineering Steering Group)なる
インターネット技術標準化組織がこの明確な提示を承認したもののようです。

(欧州でも
インターネットは検閲対象となっていて
海賊版コンテンツにリンクするウェブサイトへのアクセスを禁止するよう
インターネットサービスプロバイダに強制執行してきました。
また中国の”万里のファイアウォール”に象徴される閲覧制限初め
ロシア、韓国などのウェブの厳しい規制は知られたところです。)

ですので
従来の様に
403ステータスコードが表示されても
それがなぜ「Forbidden」(閲覧禁止)なのか区別が付かない
という状況は、とりあえずなくなることに。

ウェブ世界で、目に見えて広がりゆく規制を憂い
上記 ”華氏451が扱った問題”
少なくとも”理不尽な検閲”が起きないようにと
そんな祈りを込めて
このステータスコード”451”を採用したのなら
粋ですね。

       *

今後は、
検閲を好む政府が
その行為を隠すために451使用禁止を打ち出す可能性も
なくはありませんが
それは極めて困難なようですので
意図的に情報公開を阻止され
正確な情報を得られないでいる共産圏で、
何らかのステップアップに
繋がりゆくことになるのでしょうか・・・。















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【 2015/12/23 00:17 】

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