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チェコ/プラハの春/カレル橋~モルダウ/ボヘミア~スメタナ/ドヴォルザーク/モーツァルト~博物館/プラハ城/スラヴィーン墓地/ヴィシェフラド
モルダウ 110204


チェコの首都プラハは
音楽にゆかりの深い都市でもあります。

音楽の都ウィーンに繁栄したハプスブルク家の支配下にあったことがその理由かと思われますが、その実18世紀、モーツァルトの歌劇”ドン・ジョヴァンニ”も此処プラハが初演の地でありました。
”フィガロの結婚”が上演された際にも、モーツァルトの作品はプラハっ子たちに大人気。
続く、19世紀にはスメタナ、ドヴォルザークらが、
チェコ民族音楽を縦糸に美しい楽曲を紡いで行きます。

プラハの哀しみの歴史を包み込むように流れるモルダウ河の畔、小高い丘の上の古城址に
スメタナとドヴォルザークの墓標が2つ並んでいます。

モルダウは、チェコ語でブルダヴァ。
プラハの日本大使館の外交官であられた春江一也氏の小説”プラハの春”には、その歴史が嫌というほど出てくるんですけれど(笑

このブルダヴァは、ボヘミアの森が分水嶺となり
ひとつはドナウ川から黒海に
そしてもうひとつはプラハの街を潤し
エルツ山脈とズデーテン山脈の水を集めながらその谷合を通り
エルベ川に合流、さらにドレスデン、ハンブルグなどの都市を抜けて北海に注ぎます。

チェコの作曲家スメタナは、水鳥も美しいこのヴルタヴァをテーマにした”モルダウ”を
連作交響詩組曲”わが祖国”に組み込んでいましたが
彼の国民主義音楽は、ドヴォルザークの楽曲の中にしっかりと息衝いているのがよく伝わってきます。
そして実際、ドヴォルザークの交響曲9番”新世界より”第2楽章と、スメタナの”モルダウ”は
同時リリース、カップリングも多く為されていますよね。

※二人が並ぶこのヴィシェフラド(スラヴィーン霊廟)墓地にはあのアールヌーボーロマンの寵児ミュッシャも眠っているんですね。
高い城を意味するヴィシェフラド、10世紀の古城跡ですが
スメタナの”我が祖国”第1番”ヴィシェフラド”でテーマにされているこのエリアには
モーツァルトが奏でたというオルガンを備えるバロック様式のミクラーシュ教会も在ります。

プラハの街の散策に壮麗なプラハ城はもちろんですが
クラッシック愛好家に外せないのが3つの博物館。
一つ目にモルダウにかかるカレル橋麓のスメタナ博物館、
二つ目は、8世紀初頭に建てられたというバロック様式のドヴォルザーク博物館
三つ目がモーツァルトがプラハで活動した期間に滞在していたクラシチズム・スタイルの別荘、モーツァルト博物館
ドン・ジョバンニは、ここベルトラムカで書き上げられ、歌劇”皇帝ティートの慈悲”なども上演されていたようで、コンサートプログラムや直筆のスコアが数多く陳列されていました。

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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

【 2012/10/01 18:35 】

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コメント
--- 株の売買 さま ---

ご訪問&コメントありがとうございます♪
こちらこそよろしくお願い致します。
saki * URL [編集] 【 2012/10/21 09:17 】
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
株の売買 * URL [編集] 【 2012/10/21 04:40 】
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