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シェイクスピアの・・・法概念
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先に日本(=独・仏など法治主義的傾向)と英米系(=法の支配的傾向)
その法解釈の違いに触れましたけれど歴史的に

前者は、私法中心の法体系・・
それは取りも直さず個人の意思を起点とした
実体法が軸となった理論的体系であったようで

後者は、中世英国の思想”法の優位”が基本原理となり
公法を中心に育った体系であったよう

そうした成り立ちを鑑みますと
前者は成文法自体に抵抗が薄く概念的で形式的、
恒久的色彩が濃く
後者はそもそも国家的意向が強かったがゆえ、
権力をこそ法で拘束し
被治者の権利を守ろうとする
多義的原理を備えているのかと
そんなことを考え始めますと・・・
もう興味は尽きません(笑

そうした視点で文学作品を読み解いてゆくと
例えばシェイクスピア作品群が語るもの
権力者が法律家を厭うシーンが象徴するように
彼もまた
権力に対しては懐疑的であって然るべきと
察知していたことが読み取れます。
確かに、
歴史を紐解くなら
法の支配なき法治主義は、やはり
全体主義と親和性が高いようなんですね。
しかし“法の支配”はその抑制に働く
結え、
法治主義は、法の支配のもとでこそ
正しく機能すると考えるのが妥当であるかの如く
歴史は示しているようです・・・。



















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テーマ:知的快楽主義 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2016/04/13 06:36 】

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