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異文化理解の原理〜ディスクール I
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イデア、純粋形相、神、そして理性、精神。
こちら
かつての西洋哲学が見出した
自然原理
その変遷であります。

これらが象徴するが如く
西欧では
自然を超えた原理を軸としたその思考様式は
哲学と名付けられ
西洋文化形成の中核を成して来たんですね。

然し乍ら
19世紀末以降(ニーチェあたりから)の哲学は
そうした思考法に叛旗を翻し
明らかな方向転換をみせてきました。
そうした動きは
言ってみれば
西洋哲学者らによる
西洋哲学批判(解体)に他ならなかった訳で。

そして
“万物が自然”と考えた
ソクラテス以前の考え方
所謂ギリシア早期の自然観は
東洋の取り分け
古事記にみられる古代日本人のそれとも
通底する
極めて自然な思考態度でありました。

ですのでその中間に存在した
ソクラテス、プラトンあたりから
ヘーゲル辺りまでの
思想的営みとは
対極の視座にあったと
云って良いでしょう。

ただ

物質的自然観にのみ
焦点を当てて否定してしまうことで
取り零してしまうものがある

誤ちを
数えるだけでは
やはり
真実は見えては来ないんですね…。

埋もれ行くかつての叡智をも
見極めながら丁寧に
真理を掬い取ってゆこうとする姿勢

思い込みや
偏見に囚われない
柔軟な眼差しと
広く受容し
その上で本質を見詰めようとする姿勢

そうしたスタンスだけは
失わずに在りたいと
思っています。



















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【 2016/07/09 22:43 】

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