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或る詩学 Ⅶ〜日本文化の神髄~源氏物語
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源氏物語

本作品ほど
物語らしい物語も
ないと思えるほど
見事な物語でありますが
その所以は・・・

源氏物語の基礎にある
アルカイック性
そしてその
エントロピーの提供の仕方。

catastropheに直面させることなく
緊張を切らさない運び

輝かしい地位に絡める
複雑な内面

そしてその文章美学。

潜在的構造を
表層構造(此処では神話論的伝統)に
綺麗に包み込ませ

物語の否定的要素を
プロットを展開させる為の
チカラへと
返還させている・・・。

見事
としか言いようがありません。

こちら同じ
中世をもつ西欧と比するに
その秀逸さがよくわかります。
例えば
バタイユのデュメジル論がごとく
その多くが
対立軸が鮮明で
破壊的様相を呈して来るんですね。

源氏物語の
(今昔物語のような開かれた世界観ではありませんが)
その美的に織り成された調和に
日本文化が備える
優美なる美意識を思わずにはいられません。

























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【 2016/08/09 19:30 】

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