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3/4大バイオリン協奏曲~ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス~チャイコフスキー五嶋 みどり動画視聴ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35~トルストイ/クロイツェル・ソナタ~プーシキン/オネーギン
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Tchaikovsky Violin Concerto in D major, Op. 35 (←五嶋 みどり演奏動画抜粋)

”ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35”
チャイコフスキーが作曲した唯一のヴァイオリン協奏曲。
19世紀後半ジュネーヴで発表された、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲です。
ヴァイオリンのヴィブラートの美しさが際立つ作品です。

文豪トルストイがチャイコフスキーの”アンダンテ・カンタービレ”を聴いて涙したというエピソードは、あまりに有名ですが、冒頭ご紹介(”ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35” )の協奏曲が初演された年にトルストイは50歳を迎えています。べートーヴェンのクロイツェル・ソナタ(このヴァイオリンソナタ9番はソナタというより協奏曲的?)からインスピレーションを得て、同名タイトルのアノ小説を書き上げたトルストイですからあとは推して知るべしといった処でしょうか。
その後チャイコフスキーは、不幸な結婚も遠因してモスクワ川で自殺を図るほど追い詰められてゆきます。
けれど
そこからの再生は、
オペラ”エフゲニー・オネーギン”を観れば明かでした。
プーシキンの韻文小説を原作にチャイコフスキー自らがリブレットも手掛けたこの楽曲が
今では彼のオぺラ10作品のうち最も人気のあるオペラになっていることからもそれは伺えます。
そしてこの時も”アンナ・カレーニナ”執筆中のトルストイは、制作に苦悩するチャイコフスキーを訪問し
「芸術は、周囲の評価を気にし過ぎてはいけない、自分の内なるものをしっかり見つめて創作にあたるように」とアドバイスを与えています。
この言葉は、重いですね・・。
時代や対象を問わず、芸術家が抱えがちな問題に対する
端的で、普遍性のあるメッセージといえるでしょう。
(あのモリー先生の肩の鳥と一緒かナ^^
また、映画”アンナ・カレーニナ”ではこちらのチャイコフスキーバイオリンコンチェルトが効果的に遣われてもいましたっけ)

※一般にヴァイオリン協奏曲では
ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスをして
3大ヴァイオリン協奏曲
それにこのチャイコフスキーによるものを加えて4大ヴァイオリン協奏曲とされていますが
ヴァイオリン協奏曲がこの作品35と同様にニ調(メジャー、マイナー含め)で作曲されるケースは音楽史には散見されるんですね。
というのも
シベリウスやストラヴィンスキーにラロ、コルンゴルト、ハチャトゥリアンら錚々たるメンバーの作品が数多く残されていまして・・
ニ調が一番綺麗に音を出すという構造から成るヴァイオリンという楽器の特性
に依るところが大きいのかとも思われますが、希有な名曲が多いのもまた同じ理由からでしょう。

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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【 2012/10/08 00:03 】

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