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丘の上で…博士を教えて下さった博士へ
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昏れなずむ夕陽の丘で
風に吹かれていた。

深々と冷えて
身体の芯まで凍りそうな師走の一日。

オバマ大統領は広島に
そして安倍首相はパールハーバーへ

けれど
あの日の
それぞれの哀しみが癒えることはない。

長崎の鐘のもとに
自らの人生を
研究に捧げられた
永井隆 博士の生。

いつのときも変わらず
真実を見極める眼差しを備えた
人格者でもあられた。

ひとは
いつかは
ひとりになるという
けれどそれは
何と気楽な最後だろう

何故なら
(伴侶を亡くし)
年端の行かない我が子を遺して
旅立たなければならない
その辛さを察するにあまりあるからだ。

それでも
最後の一瞬まで
今、出来ることを生ある限り
なさる博士の生き様が
胸から離れない。

学問芸術を愛し
より高い真善美に憧れ
“永遠に滅びぬ価値”を追求し続けた
努力のひと。

病に伏してのちも
どれだけの痛みに耐えて
世界平和を訴え続けたことか…。

執筆に勤しんだという
終の住処は
小さな小さな如己堂。

己の如く

己れ以上に人を愛せた
博士に相応しい呼称の
気高き居城。


叶うならば
会って

会って
お話ししたいことが
山ほどある。


だから
私は丘の上で
風に吹かれる

博士が愛した
浦上天主堂の
永遠に滅びぬ価値を含んだ
アンジェラスの鐘の音を思って…。































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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【 2016/12/28 18:11 】

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