芥川から川端~暮らしを彩る美〜自然と藝術~陽光と幽光~末期の目



太古よりの大自然
命の儚さ
悠久へ募る想い。

日本古来の静謐な美を湛える
生を、
自然を、
こころを、
繊細にして優美な文章で
紡ぎ出していった川端。
その暮しは
文字通り国宝級の美(術品)に囲まれた
美しき空間にあったという。

掛軸や、彫刻
其処に息衝く陽光、幽光。
そして例えば、魯山人の湯呑を日常遣いにすると
いったような。

美とは、日々の生活に根付いてこその
美なのかもしれません。
少なくとも私は、そう信じて疑わない…


       *


寂しさ
哀しさ
静かさ
優しさ
嫋やかさ…
いずれにも
美は似ています。

想いを致すのは此処
美は、
味わい尽くさねばなりません結え・・・。

       *

そして

美を見つめる眼差し。

”自然が美しいのは
末期の目に映るから”
そんな芥川の遺書を引用した
川端のノーベル賞受賞講演。

病弱であった青年期に
天涯孤独の身となり
両親の記憶さえ持たない
孤独の作家、川端であったから、

そのこころを慰めたのが
“美”であったから、

断言できた
藝術の極意、”末期の目”

美は緊張のなかにこそ
拡張され
鮮烈に受容されるということ。


       

















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