自由の在処

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"ドイツイデオロギー"となれば
想起せるは、マルクス、エンゲルス。

この書の大半は
一時期、彼らが師事したフォイエルバハ
その哲学への反論に終始していた。
というより
フォイエルバハ哲学、そのままに
形而上学的唯物論が
史的唯物論構築の契機になった
という方が近いかもしれない。

ヘーゲル派にして
フォイエルバハを超えようとした
かのシュティルナーの

ーすべての理想は、幻影に過ぎない。
頼れるは、自己のみ。
あらゆる制約を排除できる
唯一者、自己こそ自由たれるー

こんな言葉が何故か胸に残る。

確かに
指導者的立場にあるなら
許し難い暴言やもしれない、
利己主義と云えば利己主義で
アナーキズムと云えばそうかもしれない。

故、反動的学説と決め付けられ
この書で徹底的に糾弾された訳だが、

しかし
一介の無力な市民からすれば
不可抗力な社会の下に
これほど救いを齎す言葉も
ないやもしれぬ。

立場によって理論は変わる
それが
イデオロギーの一側面だ。































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