歌劇セルセ~ヘンデルのラルゴ~オンブラ・マイ・フ~懐かしき木陰 Ⅱ

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ー私には分からない
この命を繋ぎとめているのが
希望なのか、耐え難いほどの痛みなのかー

恋とは苦しいもの
苦悩するのが恋であり
傷つけ合い疲弊してゆく心、

それはお酒に溺れ
バッカスの国に向かおうと癒える筈もなく・・・。

そうした恋心を焙り出すようなこのオペラ。

確かに
恋とは苦しいものではありましょう。

行動はコントロール出来ても
想いの手に負えなさは
経験したひとでなければ理解し辛い範疇かもしれません。

それが恋、
だから恋なんですよね。

けれど
そのココロを支配するもの
それが”誠実”であるならば

どんな状況であっても
救いはあるようで。

そう、苦悩のファクタがすべて
自身の心のうちにある
そんな、気付きを与えてくれるのが
(史実をもとに)創作されたこの作品なんですね。

学びは大きいです。

充ち足りたこころには
世界のすべてに勝る価値が
あります結え・・・。


*


教会音楽のなかを駆け抜けたバッハに比して
楽劇に注力したヘンデルが
英国に渡って
オペラからオラトリオへ傾いていったそのことは
痛いほどにわかるような気がして
改めて尊敬の念を深めています。


※旧約聖書はエステル記に記述のある
ペルシア王アハシュエロスって
実はこのクセルクセスⅠ世といった説もあるよう
やはり壮絶なお話でしたけれど
実は此れペルシア伝説にも似ているんです。





























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