と申しますのは ニュートンの絶対時間の考え方に 私たちは自ずと傾き そこから殆ど進歩していないようにも見受けられ…。 彼の著作”自然哲学の数学的原理” その注釈にあった、時間を観念的にしか考えられない そのことへの問題提起がありましたけれど 確かにそうしたスタンスも 持ち合わせておかねばならないものでしょう。 かつてのアリストテレス ”自然学”その4巻にもあるように ”時間は変化(運動)なしにはありえない”の例にもれず ニュートンも時間を物体の運動を測る尺度としたんですよね。 これ等は 時間を感覚でしか捉えられなかった その”感覚世界”からの解放 とした見方もできましょう。 当に、絶対的な 数学的時間であります。 相対時間から区別された この時の流れ どんな変化をも受け付けない としたニュートンのメッセージが 胸に残っています。 さらには、自然な一日の長さを測定しても 正確なそれは得られない が故に修正を加えるといったような 時間の流れその均一性への科学的拘り。
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