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フランスカフェ文化~レマルク/凱旋門~カフェコンセール~パリ/モンパルナスエコール・ド・パリ~モディリアーニ/エピタフ/epitaph
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パリ モンパルナス
ババン交差点に在るカフェ、ドームです。
この日は打ち合わせの関係上
残念ながらオープン前。

17世紀にマルセイユに登場したのを皮切りに
19世紀末にはフランス全土で40万件を超えるカフェがあったという統計が残っているほど急速に広まったフランスカフェ文化
ナチ秘密警察に追われパリの裏通りでひっそりと生きる外科医ラヴィックと孤独な女優ジョアン
二人のアルマ橋での出会いから、報われることのない恋を描いたレマルクの小説”凱旋門”では
主人公はやたらとカフェに入ってはカルヴァドスを注文していましたっけ(笑
カルヴァドスとはノルマンディー地方で作られるアップルブランデー。
”戦争が終わったらフーケで逢おう・・・”って
カフェでのお酒や煙草がそのままファッションであった時代ですね。

第2帝政期に入りカフェコンセールが一世を風靡していた20世紀初頭
この場所でカフェの客の似顔絵を描いていたのは
エコール・ド・パリのモディリアーニ
イタリア人画家です。

彼が35歳で他界したあと
妻のジャンヌは1歳の我が子を残して
自室の窓から身を投げています。

450px-AmedeoModigliani.jpg

こちらはモディりアーニのepitaph
墓碑銘です。私訳ですが

ーーリヴォルノに生まれ生涯を終えし
真に栄光を掴まんとしたそのときであった

妻ジャンヌ・エビュテルヌ
パリに生まれパリに死す
モディリアーニに寄り添い
究極の犠牲すら厭わざる愛を貫くーー

カフェ・ロトンドで出逢い育んだ愛
モディリアニの最期の言葉は
”懐かしきイタリア・・・” 
  
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テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2012/10/21 22:41 】

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コメント
--- アハウさま ---

ご訪問&コメントありがとうございます。
暖かいコメント感激です。
どうかこれからもよろしくお願い致します♪
saki * URL [編集] 【 2012/10/22 23:48 】
--- いつも ---

何時もご訪問有難うございます!
ヨーロッパの記事毎回楽しみにしています。

とても読みやすい文章で最後まで一気に読んでしまします。

益々のご健筆お祈り申し上げます。
アハウ * URL [編集] 【 2012/10/22 08:14 】
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