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映画 炎の画家ゴッホ
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昨夜メッセージを下さったあなたが観たという
20世紀半ばの映画
”炎の画家ゴッホ”

音楽こそ時代を感じさせますけれど
よく創り込まれていたと私も同感です。

取り分けゴッホ作品をそのまま
再現したかのような演出が随所に差し込まれて。
ゴッホの死から60年あまり後の映画製作のようです故
絵画のなかの風景が追いやすかった
というのもありましょうけれど
いかにもあるがままの風景が
彼の筆(=感性)によってデフォルメされゆくさまが
手に取るように伝わって参りまして感動的でした。

ゴッホの絵を、愛するひとならば
誰しもが
あんなゴッホだったろうな
と共感できる構成になっていたのではないかとも。

           *

ありのままの自然に向き合い続け
古典的優雅さと気品を備えた女性を愛するという
そんな恋愛観にも心惹かれました。

ですので
論理と秩序を好みながら
同時に暴力も辞さないというゴーギャン
ましてマラルメをも彷彿とさせる象徴主義的傾向の彼
その私生活は、享楽的にも映り
ゴッホとの確執は、必然だったよう・・・。

悲しいかな
互いにその才能を高く評価し認め合いながらも
避けようのない決別を迎えるという
なさそうでありがちな現実は、やはり厳然と存在する
それが此処でも
例外ではなかったということなんですね。

”鴉の群れ飛ぶ麦畑が絶筆になった”という
伝説を創った映画でもあるようですが
半ば納得です。

創作の勝利
という感、ありますから。

そして
ゴッホ美術館や
クレラー・ミューラーで邂逅した
この作品と同じ季節に描かれた作品群も
実は、
哀しいほどに
孤独に支配されていたこと
今も脳裏から離れないでいます。

寂寥の情景。

そもそもが孤独でなければ
ゴッホのような絵は描けないでしょうし

上手に生きられるひとにも
届かぬ世界観かと。

真面目で
愛に溢れながらも
不器用で、

ゆえに孤独から抜け出せない
そんな彼でなければ成し得なかった偉業。

絵画が放つ
あの圧倒的な存在感。

時を超えて
今日も
向き合うひとの深層に語り掛けてくる
そのメッセージ性への敬意と

絵画のチカラを
まざまざと見せつけてくれる
偉大な画家のひとり
フィンセント・ファン・ゴッホそのひとと
絶え間なく彼を支え続けたゴッホの弟さんテオが
なんだか愛しくてならない

そんな気持ちにさせてくれる作品でもありました。








































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【 2017/06/28 12:58 】

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