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労働疎外より人間疎外
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よりよく生きるに必ずや
(フォイエルバッハではありませんが)
思惟(理性)、意思、感情(愛)それぞれのチカラは
必要でありましょう。

なぜならば
人間性を形成し
存在の本質となるものだからーー

フォイエルバッハのヘーゲル(人間疎外)批判は
ヘーゲルの精神哲学
その観念論と呼ばれる枠が
歴史的社会的にも遥かなる豊饒さを
備えていることが
理解できていなかった的外れなものでありましたけれど…。

一方で
資本主義社会下の人間疎外。

商品・貨幣・資本など
生産手段の私有化による労働の疎外は
その一部に過ぎないんですよね。

視野を広げれば
社会的構造の矛盾
もっと言えば
社会制度・組織、権力・科学技術などの物象化しかり
イデオロギーetc.抽象性のあるものしかり
数多の状況、現象
そう、人間自体が社会的関係性のなかで生み出したものたちが
人間を支配する構図になっていることに
思いを致さねば何も見えてはこない現実がひとつあります。

労働の疎外を
遥かに凌ぐ大規模な人間疎外
それは、近代の個人主義
そして美しき人道主義
その調和の思想を以てしても
手に負えないほどに肥大化し
尚、矛盾を際立たせています。

併し乍ら
人間の思考とは(そうした問題対応に際して)
其処を拡張してあまりある
豊な資源とは言えませんでしょうか。

あらゆるものの物象化の時代
人間の個々の価値意識こそに
その解決の糸口が
潜んでいるものありましょうし

人生とは
自己意識の発展プロセスそのもの
ここに尽きるように感じています。




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【 2018/03/28 08:49 】

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