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”みやび”を愛して


ノーベル文学賞にも叶うかの様な小説家であろうと
現代の私達が、三島の評論に接するに
凡そその理解は難しい。
けれど
三島文学の主張低音を知る者なら
彼の危うい文化防衛論の背後に
雅を中心とした美的原理
幽玄、侘び、寂び、花を見いだすのは容易なことで
こうした”みやび”に包括される美意識を
ひとつの古典主義と片付けて仕舞えばそれまでの話だけれど
私は、この古き美しき文化を愛して止まない。

三島のように
剣を持ってしてまで遂行したが如くの
方法論に惑わされることなく
その先、
そうまでして死守せんとしたもの
そう、
古式ゆかしき日本の文化への
優しくも繊細な眼差しに
思いを致すならば
大切なものがみえてくる。

こうしたたぐいのものが、彼が指摘するように
共産主義によって阻害されゆくものだとは
直ちには考えないけれど

しかし、歴史に学ぶなら
共産主義の瑕疵とは
こうしたところにも潜んでいるという実態は
否定しようがないのだ。



















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テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2018/04/24 17:27 】

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