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美しき希少性~theory of value
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商品に価値を与えるとされる
希少性と有用性を踏まえて

価値を規定するもの(価値の本質)を論じる
価値論を眺めてみますと
古く、生産消費説(古典派経済学系)
労働価値説(マルクス経済学系)などに
代表される客観的側面が強い価値説と
限界効用逓減の法則による
限界効用価値説(近代経済学系)のように
主観的側面が強い価値説とが
対比的に扱われています。

前者、取り分け労働価値説は
周知の様に、その商品を生産するために必要とされた労働
によって決定される(実際、すべての価値の源泉が労働
と謂うのはそもそも無理筋で,論理立てて考えれば
さまざまな矛盾が生じることは、資本論1巻で既にマルクス本人も認めていましたけれど)
という立場ですが、商品を生産するための労働時間を考えるときに
任意の職に就くまでの機会費用面にも生産効率面にも
能力差など”不確定性”が介在しているという実態があるんですよね。

一方後者は、主観的有用性によったスタンスですゆえ
当然ながら 客観性に欠けるものですが
翻って限界効用に与える影響が有用性でなく
その希少性
詰まり”獲得の不確定性”が価値を規定する
と考えるなら汎用性がありましょう。

何れにしても不確定性の役割を正しく認識することが
求められているにもかかわらず
従来の必然性の学説では (経済的)不確実性
その現象説明が為されていなかったんですね。

此処で、”エントロピー”
(こちら実体もなく直接には知覚できない
まして数値で表現できる本来のエントロピーとは隔たりがある
極めて観念的な概念を援用して説明されていることに
私的には当初かなりな違和を覚えましたけれど)

この推論によって認められる状態に擬えた
”エントロピーの経済学”は、
(広く経済的選択までも含め)
価値の本質は
低エントロピー性であるとする考え方であり
価値が不確定性(エントロピー)に
よって決定されるといった説明は、現時点では
優れて合理的であろうかという印象は受けています。

※エントロピー経済学に関する文献は数多あります故
いつもながら冗長性を避けるため記事内文字数は極力減らしています。














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【 2019/02/14 17:45 】

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