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砂時計の奥行~トーマス・マン”ヴェニスに死す”~永遠性
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かつて旅先で読んだ文庫本
それから
砂時計に魅かれている

例えば、紅茶を煎れるときも
砂時計を見詰めながら想起するのはそれ
”ヴェニスに死す”上でトーマス・マンが提起した
砂時計に纏わるメッセージ

ーー砂はとてもゆっくり落ちるので
残された量は、殆ど変わらないように見える時間がある
けれどすべての砂が流れ落ちてゆく瞬間には
最早そのような猶予はなく
砂時計は空になっているーー

(イタリアはローマ
カピトリーニ美術館収蔵のブロンズ像に古代人が託したとされるが如くの)
”永遠(普遍)なる美”を扱ったこの作品は
三島にも通じるマンの神話的美意識と相俟って
私をその世界に誘います。

芥川ではありませんが
末期の瞳に自然が美しく映ることも
良く理解ができますし
円環性を示唆する循環しゆく自然の営みに託す
”救い”
のようなものもありましょう。

自然の摂理(不可抗力なもの)は受け入れ
ひとときひとときを慈しみながら
今を生きる
その意味を思います。











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【 2019/03/24 04:20 】

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