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中世の悲恋~滝口入道~高野の聖へ


横浜本牧エリアには
かつて訪れた奈良 法華寺境内にひっそりと佇む小さなお堂
この伽藍最古の建築物
平家物語ゆかりの横笛堂を
思わせる場所があります。

いやでも想起するは
建礼門院の女官横笛の歌

平家物語十巻横笛に紡がれる悲恋であります。

平重盛の宮中警護武士時頼が
行き場のない想いを
嵯峨の往生院に埋めた結えの歌で
場は嵯峨野往生院の子院
滝口寺

-----山深み 思い入りぬる柴の戸の まことの道に 我れを導け-----

その後、彼女の出家を知った時頼
高野山からの返歌

-----そるまでは 恨みしかとも梓弓 まことの道に入るぞ嬉しき-----

その
女返し

-----そるとても 何か恨みむ梓弓 引きとどむべき心ならねば-----


平家物語では
”小督””祇王”に押されて
知るひとも少ない横笛悲話ですけれど

草庵の佇まいをもつ茶亭
横笛庵を眺むれば
時頼千束の恋文で編んだという
自身の像
その哀しみに想いをもってゆかれてしまいます。

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テーマ:ひとりごと - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2019/06/03 00:50 】

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