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真理の棲家~神奈川近代文学館 Ⅵ
時代の遙か向こう側で
彼らが歩みきた道
その途上に在りて
深濠なる想いが共有できたとき
陶酔にも近い
特別な感覚に包まれる・・・

DSC_0081.jpg

そのセンシビリティが堪らなくて
遠いあの日から
読書に嵌っていったのですが・・



有島は続けます
ーーニーチェが
”私は自分が主張を固執するために処刑される場合があつたら、
それを避けよう。主張の固執は私の生命に値ひするほど重大なものではない。
然し主張を変じたが故に処刑されねばならぬといふのなら、
私は甘んじて受けよう。それは死に値ひする”
といふ意味のことをいつたさうだ。
この逆説は正しいと私は思ふ。
生命の向上は思想の変化を結果する。
思想の変化は主張の変化を予想する。
生きんとするものは、既成の主張を以て自己を縛ってはなるまいーー

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一見するとパラドックス
ですが
実はこちらも
そうではなさそう
無矛盾性というか
疑似パラドックス的なそれ。

大切なことは
その先に真理を見出せるか否か
弛まず先人の叡智に学びながらも
あらゆる体験に重ね
尽きることのない柔軟な思考性で
生の深淵を真っ直ぐに見詰め続ける・・

その美しき棲家はいずこに
ということでありましょうか。























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テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/05/04 09:03 】

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