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日本古来からの美意識 Ⅱ~日本文化の淵源/孔孟の国中国
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日本文化の淵源
仏教に儒教そして水墨画(山水画)、陶磁器に茶道
干支、端午の節句にお米・お箸から囲碁に至るまでの諸々の日本文化
そのルーツは
古代文明発祥の地であり孔孟の国 中国。
日本は歎称にも似た思いから
悉く影響を受けてきたという経緯があります
一衣帯水、同文同種とも近しい見方があるように
同じ漢字を頂いた民族でありまた
歴史的にも地政学的にも深い所縁があるようです。

そうした時間の大海原のなかから
日本人は日本人のための日本人らしい
固有の文化を築き上げてきたんですよね

同じ大乗仏教系でありながら
中国の装飾的重厚美の寺院建築とは趣を異にした
日本独自,風韻の木造建築には
空間(無)そのものに美を見出す慎みの美学
洗練された優美さに静寂が息衝いています。
こちら建築美学の問題だけでなく
国民性と申しますか
その価値観や行動様式の違いも
大きく影響しているものとも思われるんですね・・。
本来的に
実利主義的傾向の強い中国文化と
精神性を重んじる日本文化との差異もあろうかと。

確かに日本は思想表現のツールとして
漢字を取り入れました。
ですがそれは
大和言葉(漢語と外来語を除いた日本語の固有語)という
揺るがぬ基礎の上に構築されたものであって
日本語の上書きではないんですね。

ーーこのごろ明暮れ御覧ずる長恨歌の御絵
亭子院のかゝせ給て、伊勢、貫之に詠ませたまへる
大和言の葉をも唐土の歌をも
たゞその筋をぞ枕言にせさせ給ふーー
~源氏物語”桐壺”

西洋の文化の取り込みも巧みな日本
ドイツ、フランス、英国など各国の言葉を
ローマ字やカタカナ(カタカナにした時点で良くも悪くも日本独自の言語にとって代わるこの凄さ^^)で
さらりと受け止め同化する
明治期よりのこのフレッキシブルな技術(欧米人泣かせ?)をして
日本語を疎かにしているとのお叱りの向きもあるようですが
一方で日本語による思想や感情の表現が
遙かに豊かになってきていることもまた事実でありましょう・・・。

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美しい日本語が
静謐なる伝統的精神が
愛しくて堪りません・・・。











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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/05/22 17:26 】

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