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永遠なるこころを求めて~晩秋~季節外れの蝶
季節外れの蝶の舞
音もなく
白く
可憐に
華やかに

静けき舞は
慰めるかの如く
この涙を拭うように
緩やかで

小さく触れて
薄紫に羽を休める

懐かしき
さりげない優しさ
あなたは
きっと
あのひと
あのひとの心ね・・・

DSC_0236.jpg

古代ギリシアでは蝶は魂
”永遠なるこころ”の象徴でした・・・。

魂は蝶となって
愛するひとのそばを舞い続けます。

かのプシュケも
愛の神エロスと結婚して
蝶に化身したと伝えられているほど。
一方
キリスト教でも”復活”を意味するこの蝶は
多くの文明圏で
こうした不死的イメージを確立させています。

ですが以外
日本においては
古代、蝶は愛されていなかったよう。
ですので
和歌のなかに蝶の姿は殆ど見つけられません。

そう謂えば
”平将門の乱の蝶伝説”
そこには
蝶の大群が都人を震撼させたという言い伝えが・・。

その後中世になってから
麗しい女人の比喩に
蝶が登場するようになってきました。
この頃からですね
文学作品の随所に
蝶が好意的に扱われるようになったのは。

小説”青幻記”には
『自分は死んでも、蝶となってあなたを守る
あなたのもとに蝶が舞っていたら
それは私・・・』
そう言い残して旅立つといった
哀しくも美しいシーンがありました・・・。

永遠なるこころを宿した
蝶の舞
いつまでたっても
私たちを魅了して止まないその理由は
こんなところにあるのかもしれません・・。












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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/11/01 16:12 】

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